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ニワトリから恐竜が作れるかも!? オドロキの発想「逆進化」とは?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

ニワトリから恐竜が作れるかも!? オドロキの発想「逆進化」とは?

この記事をまとめると

  • ニワトリから恐竜を生み出す研究が行われている
  • ニワトリの祖先は恐竜である、という見方がある
  • “先祖返り”により、人工の恐竜「チキノサウルス」を生み出すことができるという

恐竜研究の第一人者、ジャック・ホーナー博士とは何者!?

みなさんは映画『ジュラシック・パーク』を観たことはありますか? スティーブン・スピルバーグ監督が1993年に映画化し、世界中で大ヒットした作品です。

この映画の主人公、アラン・グラント博士のモデルになっているのが、古生物学者ジャック・ホーナー博士です。博士は、「恐竜は子育てをしていた」という発見をした人物で、恐竜の成長に対する最先端の研究者として有名です。

博士は読み書きが困難なディスレクシア(読字障害)というハンディキャップを背負いながら、話したことを書いてもらい、論文を発表したそうです。来日もしており、「ヨコハマ恐竜展」で子どもたちを相手に講義を行ったりしています。

「ニワトリから恐竜を生み出す」!? そんなことできるの?

博士が近年取り組んでいる研究が、なんと「ニワトリから恐竜を生み出す」というもの。映画『ジュラシック・パーク』のなかでは、太古の琥珀(こはく)の中にいた蚊から恐竜の血を採取し、そのDNAから恐竜を生み出そうとしていましたが、博士の発想はまったく逆でした。

それは何と、恐竜が進化した姿という見方がある鳥類を“先祖返り”させること。それにより、現代に「チキノサウルス」という人工の恐竜を生み出すことができるというのです。

博士が考えるその方法は、ニワトリなどの鳥類の祖先が恐竜であるという説を基に、恐竜が今のニワトリの姿に進化する過程をさかのぼり、恐竜を生みだそうとするものです。ニワトリの祖先が恐竜という考え方だけでも仰天ですが、さらに“逆進化”を試みるというのだから、研究者のアイデアには驚くばかりです。

進化の過程をさかのぼれば恐竜が誕生する?

恐竜は時間がたつなかで、歯がなくなり、尻尾が消え、羽が生え、ニワトリに進化していった……と考え、その行程をさかのぼって原因や遺伝子の変化を突き止めることができれば、遺伝子操作により恐竜の特徴である歯や尻尾、手などを復元して、“先祖返り”が可能だといいます。

まだ実験段階のため、この先、本当にニワトリから人工の恐竜「チキノサウルス」が生まれるかどうかは、今のところわかりません。しかし、こうしたテクノロジーを駆使した研究が進んでいくことで、恐竜をはじめとした過去の生物の謎が明らかになれば、地球の新たな歴史を知ることができるかもしれません。

このように、過去に生きていた生物(古生物)を研究する学問を「生物学」と言います。ロマンに満ちあふれた恐竜や太古の世界に興味がある人は、生物学の観点から、過去の生物について思いを巡らしてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「生物学」
はこんな学問です

マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、さまざまなレベルで起きている生命現象を実験・観察することによって研究する学問である。人間を含めた動物・植物・微生物など、あらゆる生命体が研究対象となる。主な研究分野としては、タンパク質を中心にした生体内の高分子の機能をその構造から研究する「構造生物学」、生態系の構成要素である生物と環境の関わりを研究する「環境生態学」などがある。

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