女だけじゃない! 男が爪をお手入れする「メンズネイル」って何?
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女性だけでなく、男性も爪を磨き、きれいにする人が増えているようです。トレンドとその目的をご紹介します。
この記事をまとめると
- 男性専門のネイルサロンが話題になっている
- リラックス目的や清潔感アップのために通う人が多い
- ネイリスト志願者の男性も増加中
男性に人気急上昇のメンズネイル、専門店も登場
みなさんは高校を卒業して、真っ先にやりたいことは何ですか? 旅行へ行くこと、それとも車の免許をとることでしょうか。女性なら、ネイルサロンに行きたい! と思う人が多いかもしれません。最近は、100円均一やドラッグストアでもネイルグッズが手に入りますし、毎年、ネイルが似合う有名人を発表する「ネイルクイーン」という賞があるほど、ネイルは女性の興味と関心を集める存在です。
そんなネイルが、今は男性にも話題だと知っていましたか? 実はサラリーマンで「メンズネイル」専門店を利用している人がいるのだとか。一体、どんな目的でネイルをしているのか、裏側を探ってみました。
男性でも通いやすいシンプルなメニュー
いくら流行っているとはいえ、「やっぱりネイルサロンなんて女子が行くところでしょ?」と思う男性も多いと思います。でも、「女性は男性の手元や指先をよく見る」という話を聞いたことはありませんか? 接客業や営業職など、たくさんの初対面の人と会う仕事をしている人は、特に手元を見られやすく、ネイルに興味を持つことが多いそうです。
女性が利用するネイルサロンとの大きな違いは、アート的要素がないこと。メンズネイルの人気コースは、爪を切って、透明なコーティング(マニキュア)をし、それからお店によっては手のひらや手首のマッサージをしてもらう、という流れ。爪に光沢を出すコーティングが目立って恥ずかしいという人は、爪を磨くだけにすることや、マッサージだけをしてもらうために通う男性も多いのだとか。
それでもやはり、まずお店に入るのが恥ずかしい、という声があるため、「ネイルサロン」という看板を出していないところもあるようです。手元の清潔感をアップさせ、ハンドマッサージでリフレッシュするために来ている方が大多数。ちょっと変わった理由の中には、弱い爪を補強したい、ギターを弾くために爪を長くしたい、などというお客さんもいるそうです。
「ネイリストになりたい」男性の志願者も増えている
これを読む男性の方も、少しだけネイルが身近に感じられてきたでしょうか。実際にお客さんへネイルを施術する「ネイリスト」にも男性が増えているんです。
プロになるためには、何よりもまず技術を身に付けることが大切なので、スクールや養成講座などで勉強するのが最もポピュラーなルートでしょう。ネイリストとして就職するのに、必ずしも資格が必要というわけではありませんが、日本で働くネイリストのほとんどが「ネイルスペシャリスト技能検定試験」もしくは「JNAジェルネイル技能検定試験」を受験しているようです。
最近はネイルサロンだけでなく、花嫁さんに施術するウェディング専門に働く人や、エステサロン、ヘアサロンに勤める人、独立して自宅でサロンを開く人まで、働き方もさまざまです。ネイル専門雑誌も発行されていますので、試しに読んでみるのはいかがでしょうか。
この記事のテーマ
「エステ・ネイル・リラクゼーション」を解説
ネイルアーティストやエステティシャンなど、美容のスペシャリストを育成したり、アロマセラピストやマッサージ師のように身体のもみほぐしや香りでの癒しに関わる知識と技術を身につけます。あわせて学校では、職業に応じた専門技術と接客能力を磨きますが、新しい技術やトレンドに対応するため、自ら学び続ける好奇心やセンスが求められます。
この記事で取り上げた
「ネイリスト」
はこんな仕事です
来店客の爪を美しく整える仕事。「ネイルアーティスト」と呼ばれることもある。マニキュアを塗ったり模様を描いて美しく飾る他、傷みなどのトラブルに対応したり、人工爪による整形など、サービス内容は爪に関すること全般にわたる。活躍の場はネイルサロンをはじめ、美容院、エステティックサロン、結婚式場など。「爪のおしゃれ」が日常生活の中で一般的になるのにつれてネイルサービス市場は年々拡大傾向にあり、近年では女性向けだけでなく男性向けのサービスも登場。確かな技術とセンスを身に付ければ、活躍できる場は幅広い。
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