スマホケースやポシェットも!? 刑務所がつくったブランドって何?

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スマホケースやポシェットも!? 刑務所がつくったブランドって何?

2015.12.24

提供元:マイナビ進学編集部

スマホケースやポシェットも!? 刑務所がつくったブランドって何?

北海道の刑務所には、入所している受刑者が製作しているブランド製品があるのだとか。その取り組みをご紹介します。

この記事をまとめると

  • 少年刑務所の受刑者による布製雑貨品「マル獄シリーズ」が人気
  • シンボルマークだけでなく、製品クオリティの高さも人気
  • こうした製品作りで人の役に立つことを実感できることが、更生への第一歩になる

刑務所の受刑者がつくった「マル獄シリーズ」が注目を集めている!?

「マル獄」シリーズのポシェット

「マル獄」シリーズのポシェット

「刑務所」と聞くとちょっと身構えてしまいそうですが、現在、北海道函館市にある函館少年刑務所に入所している受刑者が、刑務作業によりつくっている布製雑貨品が注目を集めているのはご存じですか? その名も「マル獄シリーズ」。刑務所がつくる雑貨品のシリーズとは、一体どういったものなのでしょうか?

函館少年刑務所は、明治2年から続く長い歴史を持った刑務所で、昔から作業服の製作などを行っており、高度な技術が必要な刑務作業を行うだけの技術を以前から持っていました。その確かな技術から、以前は民間企業からの委託された制服やユニフォームなどを製作していたものの、次第に注文が少なくなってきました。そのため、刑務作業を確保するために担当技官が「マル獄」ロゴを考案。オリジナルのブランド製品「マル獄シリーズ」を2006年からつくるようになりました。

(画像出典:http://www.e-capic.com/SHOP/707-03-12-16.html)

生地やレトロな裏地柄もクオリティが高く大人気に

PR効果のために最初につくられたのは前掛けで、マルの中に「獄」の字をあしらったシンボルマークのデザインが非常にウケたようで、地元・函館市内のデパートで販売されると、なぜか高齢者や女性がこぞって手に取り、注目を集めるようになりました。シンボルマークだけでなく、綿100%の生地やレトロな雰囲気の裏地の柄、手触りにまで気を遣い、とても高いクオリティが人気の秘密です。

当初は前掛けからスタートした製品も、今では柿渋染めのポシェットや文庫サイズのブックカバー、渋い布のスマホのケースまで、計50種類以上の製品が販売され、人気を集めています。そのため、現在ではネット通販もはじまり、全国に届けられています。また、2015年6月には東京で開催された「全国矯正展」では、著名人も訪れ、展示品を購入したいというコメントを残すなど、マル獄シリーズが改めて評価されています。2015年10月に行われた「第4回東京拘置所矯正展」では、マル獄シリーズの布製品をはじめ、その他の刑務所作業製品や「プリズン弁当」も販売されて人気を博しました。

生きるよろこびや人の役に立つことを実感できることが、更生への第一歩

中には、刑務所で受刑者によって作られた製品に抵抗がある、という方もいるかもしれません。しかし刑務作業を通じてこうしたクオリティの高い製品をつくることが、受刑者の更生を助けることにつながっていることも事実です。また、製品の売り上げの一部は犯罪被害者支援団体の活動のために寄付され、そこでも役立てられているのです。

こうした刑務所内の作業などを監督・指導するのは「刑務官」の仕事です。刑務官は、刑務所や少年刑務所などに勤務して、受刑者が更生して社会復帰を果たせるよう、さまざまな指導を行います。「マル獄シリーズ」の製品のように、作業することで人と関わり、誰かの役に立つことを実感できることが、更生し社会復帰するために第一歩なのかもしれません。刑務官の仕事に就きたいと考えている人は、実際に「マル獄シリーズ」の商品を手に取ってみると、彼らの思いが伝わり、より刑務官の担う役割について理解できるかもしれませんね。

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「刑務官」
はこんな仕事です

刑務所や少年刑務所・拘置所で、収容者を監督する仕事。工場での労務作業などを指導し、社会復帰のための更生を助ける。健康状態の確認や悩み相談といった日常生活のサポートも行う。また、施設を管理し、安全を守ることも任務の一つ。違反行為をする人がいたり、トラブルが起きた際は、体を張って対処しなければならないことがある。これらを未然に防ぐためには、収容者の行動や人間関係に十分注意を払わなくてはならない。ほかの職員との連携も必要である。

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