ヌートリア、カミツキガメ……日本に侵入してきたアブナイ生物5選!

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ヌートリア、カミツキガメ……日本に侵入してきたアブナイ生物5選!

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

ヌートリア、カミツキガメ……日本に侵入してきたアブナイ生物5選!

昨年、あるお笑い芸人の方が「カミツキガメ」を無許可で飼っていたとして、書類送検されたというニュースがありました。カミツキガメは“特定外来生物”に指定されており、飼育が禁止されているからです。特定外来生物は、日本の生物の生態系を脅かす恐れがあるとされており、厳重に取り扱われています。今回は、そんなちょっとアブナイ生物を紹介します。

この記事をまとめると

  • 日本には飼育が禁止されているアブナい動物がたくさんいる
  • その多くは日本の生態系を脅かす“特定外来生物"と呼ばれる種である
  • 日本の生物が暮らす環境のことを考えるのも「生物学」の役目

“カミツキガメ”は日本でも繁殖している

カミツキガメは、カナダ南部から南米にかけて広く生息しているカメで、日本には1960年代以降、ペット用に輸入されました。しかし野外に放たれたものが野生化。現在では千葉県内の印旛沼水系で大量に繁殖して問題になっています。かまれると大けがをする可能性もある非常に危険な生物です。2005年に特定外来生物に指定され、現在は飼育が禁止されています。

一見キュート、でも恐ろしい“ヌートリア”

一見、ネズミやカピバラのようなキュートな見た目のヌートリア。南アメリカに生息するネズミ目の生物ですが、毛皮用に日本に輸入されたものが野生化してしまったようです。西日本での農作物に対する被害が報告されており、害獣として駆逐されています。2005年に特定外来生物に指定され、50を超える地方自治体が防除計画を策定しているといいます。

魚の生態系を壊す悪いヤツ、“ブルーギル”

魚の世界にも特定外来生物は存在します。北アメリカ中南部から日本にやってきたブルーギルという魚は、雑食で水の中の昆虫やエビ、プランクトン、小魚など何でも食べてしまいます。卵や稚魚も好んで食べるためにすでに日本にいる魚に対する影響が大きく、生態系を壊してしまいます。バス釣りブームの影響を受ける形で、2005年に特定外来生物に指定され、現在は各地で駆除が進められています。

毛皮用に入ってきたものが野生化“アメリカミンク”

毛皮用として日本に入ってきたイタチ科の生物、アメリカミンク。水辺のカエルや魚を捕食してしまうため、すでに日本にいる生物への悪影響があるとして、2006年に特定外来生物に指定されました。しかし、一方でアメリカザリガニなどの外来種も食べてくれるので、駆除すべきかどうか、生息地域でも頭を悩ませているようです。

自然が多い地域で目撃談多し!“ウシガエル”

みなさんは自然いっぱいの野川などで、とてつもなく大きなカエル、ウシガエルを見たことはありませんか? ウシガエルは非常に大型な上に、すでに日本にいる生物をどんどん食べてしまうために、小さなかわいらしいカエルの姿が消えてしまった地域もあります。もともと食用に養殖されていたようですが、2006年に特定外来生物に指定されました。

このように、日本の生物の生態系を脅かす恐れがある生物については、生物学という学問により日々研究が行われています。もちろん、特定外来生物の他にも、海外からやってきた生物は日本にたくさんいますから、日本の生物たちがバランスよく暮らして行くためにも、私たち人間が生物学について考えることは大切なことです。

海外からやってきた生物について考えてみることは、未来に向けた、人間とその他の生物の共存につながるのではないでしょうか。

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「生物学」
はこんな学問です

マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、さまざまなレベルで起きている生命現象を実験・観察することによって研究する学問である。人間を含めた動物・植物・微生物など、あらゆる生命体が研究対象となる。主な研究分野としては、タンパク質を中心にした生体内の高分子の機能をその構造から研究する「構造生物学」、生態系の構成要素である生物と環境の関わりを研究する「環境生態学」などがある。

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