日本語を母語としない人々が増えていく社会で、どう共生していくか。

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日本語を母語としない人々が増えていく社会で、どう共生していくか。

2020.05.01

提供:京都産業大学

日本語を母語としない人々が増えていく社会で、どう共生していくか。

グローバル化が進む日本の職場において、多様な価値観や文化を持った人と“かかわる力”が求められています。そこでは、外国語の力や、国際感覚、異文化理解が大きな武器になります。一方、あたりまえに使っている「日本語」を見つめ直し、研究することも、日本語を母語としない人々とのコミュニケーションに役立つものです。これからの“働き方”で重要な役割を担う、母語をコントロールする能力。「やさしい日本語」や「仕事の助けになる日本語」が、国籍や言語の壁をなくし、真の多文化共生社会を実現することに繋がります。

この記事をまとめると

  • 母語である日本語を「コントロールする」とは、どういうことか。
  • 「やさしい日本語」「仕事の助けになる日本語」が、国籍や言語の壁をなくす。
  • 多文化共生社会の課題を日本語教育の視点から解決する、京都産業大学の学び。

「語学力」とは外国語だけでなく、母語をコントロールする力でもある。

相手が何を知っているのかを考えずに、また、語彙や文の構造などへの配慮をすることなく、無意識に「わかりにくい日本語」を話していないだろうか。自分の母語をコントロールするのも「語学力」のひとつである。

相手が何を知っているのかを考えずに、また、語彙や文の構造などへの配慮をすることなく、無意識に「わかりにくい日本語」を話していないだろうか。自分の母語をコントロールするのも「語学力」のひとつである。

大企業に限らず、中小企業でも外国人労働者は年々増加していて、日本の職場におけるグローバル化が進んでいます。さらに、製造業やコンビニなどの現場でも求人需要が拡大しています。日本語を母語としない人々が増えている今の日本。多様な言語・文化を背景とする人々が、どう共生していくか(一緒に働くか)は大きな課題です。英語をはじめとする外国語でコミュニケーションが取れたり、外国人が日本語をとても上手に話せたりすることもありますが、そうでない場合は、日本語を母語とする人が「やさしい日本語」で話すことも必要になります。「語学力」とは外国語を身につけ、扱うだけのものではありません。自分の母語をコントロールできるのも、広い意味での語学力です。日本語を母語としない人と共に働き、会社(組織)や社会を構成するメンバーとして対等な関係を築くこと。また、その必要性に気づくことが、これからの働き方に求められています。

相手を感じ取り、その人にとっての「やさしい日本語」を把握する。

京都産業大学の外国語学部アジア言語学科、日本語・コミュニケーション専攻の「日本語教育実習」。外国人に対し、ことばのみに頼らずに日本語を教えることで、コミュニケーション能力を身に付ける。

京都産業大学の外国語学部アジア言語学科、日本語・コミュニケーション専攻の「日本語教育実習」。外国人に対し、ことばのみに頼らずに日本語を教えることで、コミュニケーション能力を身に付ける。

京都産業大学の外国語学部アジア言語学科、日本語・コミュニケーション専攻では、日本語を世界の言語の一つとして日本語学・言語学的な視点から専門的に学ぶとともに、日本語を母語としない人々が増加する日本社会の現状や課題を考え、日本語教育の視点からの解決策を探ります。多文化共生社会で機能することばの基本は、相手が何を知っているのかを考え、簡単な単語を選んで、シンプルな構造の文を作り、一つひとつ段階を踏んで話を展開していくこと。そんな「わかりやすい形」にするためには、母語としてなにげなく使っている日本語を客観的に見て、分析する必要があります。「外国人」といっても、職業、経歴、日本に来ている目的、ルーツなどはそれぞれ異なります。そして、なにが「わかりやすい」のかはそれぞれ違うでしょう。相手を感じ取り、その人にとっての「やさしい日本語」を把握することで、日本語でのコミュニケーションの可能性は広がります。

専門分野における「仕事の助けになる日本語」の学習ツールが足りていない。

グループワークを通して、日本語を客観的に分析していく授業。その学びは、多様な価値観や文化を持った人とかかわる力、人と人とのコミュニケーションにおけるさまざまな問題を解決する力にもつながる。

グループワークを通して、日本語を客観的に分析していく授業。その学びは、多様な価値観や文化を持った人とかかわる力、人と人とのコミュニケーションにおけるさまざまな問題を解決する力にもつながる。

日本語を母語としない人々のための日本語の教科書やテキストは充実してきていますが、特定の分野に特化したものはまだまだ充分とはいえません。たとえば製造業や農業分野では、どんな日本語がよく使われているのか。コンビニの店員がレジだけでなく、店舗経営に携わるためにはどんな日本語が必要なのか。専門分野ごとの「仕事の助けになる日本語」は、重要な研究材料です。また、日本語母語話者が、日本語を母語としない人たちに合わせて日本語をコントロールするための具体的な方法も研究テーマになるでしょう。そして、もっと大きな視点として、日本語の中にはどのようなルールがあるのか、日本語はどのような姿をしているのか、それらをわかりやすく説明するとどうなるかといったことも面白いテーマです。授業では外国人の日本語学習者と接することで、伝わるためにはどうすればいいのかを意識し、母語を客観化する機会をできるだけ設けています。

【広告企画】提供 : 京都産業大学

この記事のテーマ
語学・外国語」を解説

世界中にはさまざまな言語が存在します。言語は思考の原点ですから、それだけ多くの考え方が世界にはあり、言語の数だけさまざまな文化が存在するということです。世界中の人々が幸福に生活するためには、相互理解が欠かせません。その架け橋となるのが語学です。言語の成り立ちや文法、発音などの構造的な特徴を追究し、外国語を習得してコミュニケーション能力を高めることで、国際人としてのグローバルな視野を養います。

「語学・外国語」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「語学(日本語)」
はこんな学問です

自国の言葉である日本語を、世界の言語の一つと考えて、客観的に学ぶ学問。構造や成り立ち、変化、地域性など日本語の特質を研究する。日頃は無意識に使っている日本語や周囲を取り巻く日本文化を客観的に捉えることで、日本語を正しく教える能力なども含めて、幅広く正確な表現力を身に付ける。また、言語と文化の関わりを客観的に分析することで、日本文化を世界に発信していく役割など、異文化コミュニケーションにもつながる力を養う。

「語学(日本語)」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「語学(外国語)」
はこんな学問です

専攻する言語を選び、その言語を高いレベルで使いこなせる能力を習得する学問。文法や構造、意味など言語学的な観点からの研究のほか、各言語が使われる地域の歴史や政治、文化なども研究することで、世界への理解を深めることにもつながる。また、言語社会心理や言語教育などより深く踏み込んだ視点からの応用研究を行う学校もある。古典小説などの読解力よりも、実用的な語学力に重点を置く学校が多い。

「語学(外国語)」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「言語学」
はこんな学問です

世界の言語の特徴や特質を研究する学問。言語を成り立ちや構造、変化・変遷、分布、比較などさまざまな角度から捉えることで理解を深める。学問領域は、主に言語の本質を探るための「意味論」「語彙論(ごいろん)」「文法論」「文字論」「音韻論」などから成っているが、関連するほかの学問と融合した比較言語学や社会言語学などもある。言語障がいに関する研究や、通訳・翻訳分野、日本語教育分野など、学校によってさまざまな研究の深め方がある。

「言語学」について詳しく見る

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