「経験を通して夢中になれるテーマを見つけてほしい」 Change Maker AwardsにGlobal Link賞を設けた植木和司郎さんインタビュー

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「経験を通して夢中になれるテーマを見つけてほしい」
Change Maker AwardsにGlobal Link賞を設けた植木和司郎さんインタビュー

2020.04.24

提供:マイナビ進学編集部

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「経験を通して夢中になれるテーマを見つけてほしい」
Change Maker AwardsにGlobal Link賞を設けた植木和司郎さんインタビュー

中高生のための英語を使ったプレゼンコンテスト「Change Maker Awards」。毎回、金・銀・銅賞のほかに「Global Link賞」が設けられ、受賞者チームはアジア地域の中高生が集まる研究発表コンテスト「Global Link Singapore」への出場権が得られます。この「Global Link賞」について「Change Maker Awards」の審査員でもあり「Global Link」の立ち上げにも携わった、株式会社JTB 教育事業ソリューションセンターの植木和司郎さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 研究発表を通じてグローバルに中高生がつながる「Global Link」
  • 「Global Link賞」受賞者はシンガポールでのプログラムに招待
  • 経験を通して夢中になれるテーマを見つけることが大切

アジアを中心とした中高生が集まる研究発表コンテスト「Global Link Singapore」

―― 「Global Link Singapore」とは、どのようなプログラムですか?

「Global Link Singapore」は、アジア太平洋地域を中心とした各国の中高生が、英語を使って研究成果を発表する国際アイディアコンテストです。発表部門は「Global Science Link(科学部門)」と「Global Issue Link(社会課題)」の2つ。第6回となる2019年は、日本・シンガポール・ベトナム・タイ・香港・中国といった6つの国と地域から、313名の中高生が参加しました。

もともとのきっかけは、JTBとつくば国際会議場の連携によって2010年からスタートした「つくばサイエンスエッジ」という科学コンテストです。「つくばサイエンスエッジ」では英語での発表の場も設けていたのですが、「せっかく英語で発表するなら、海外で実施した方がより参加者の成長につながるのではないか」と考え、2014年より新たにシンガポールで中高生の国際科学コンテスト・Global Linkを創設しました。
その頃、国際的に活躍できる人材を育成するスーパーグローバルハイスクール(SGH)がスタートし、社会課題の研究発表の場が求められていました。そこで、従来のサイエンスに加えて社会課題の発表部門を設け、文理両部門にわたる研究発表コンテストとなったのです。


―― 「Global Link Singapore」の魅力はどんなところにあるのでしょうか?

欧米で開催される研究発表コンテストでは、ネイティブスピーカーと日本人の生徒との間に、どうしても英語力の差が生じてしまいます。一方、この「Global Link Singapore」に参加するのは、英語を母国語としないアジア圏の生徒たちが中心です。英語でのプレゼンテーションや質疑応答も伝わりやすく、コミュニケーションが取りやすいという利点があります。
そしてそれが生徒たちの自信になり、帰国後も「もっと英語を勉強したい」という意欲が高まっていきます。「覚えるため」ではなく、コミュニケーションの道具として使う英語はどんどん身につきます。高校卒業後の進学や、社会に出てからのキャリアにも確実につながっていくことでしょう。

世界的な社会課題について、海外の人たちに向けてプレゼンテーション

―― 「Global Link賞」について教えてください。

「Change Maker Awards」では、第1回より「Global Link賞」を設けています。受賞したチームは「Global Link Singapore」への出場権を得られ、参加費無料で招待されます。発表形式は、ブース内で各国からの参加生徒や先生、見学者にプレゼンテーションをする「ブースオーラル」というスタイルになります。
同じ英語でのプレゼンテーションでも、国内で日本人を相手に話すのと、海外の人に向けて話すのとでは自ずと内容が変わるはずです。なので、シンガポールでの発表を行う前に、内容を再度ブラッシュアップしてもらうことが多いですね。生徒さんたちも「さまざまな国の人に伝える」という視点から、新たな気づきを得ているようです。そうやって皆さんが成長していく様子を感じられるのがとても嬉しいです。


―― 「Change Maker Awards」に「Global Link賞」を設けた理由は?

「Change Maker Awards」は、世の中を変えていくための意見や課題研究を発表する場です。その強い思いをぜひ海外に向けて発信してほしいと考え、この賞を設けました。さらに言えば、国内の課題にとどまらず、海外の人たちに向けた問題提議や意見発信を行ってほしいという願いがあります。たとえば日本のある地域の問題についてプレゼンテーションを行っても、他の国の人たちにとってはピンとこないでしょう。世界的な社会課題を語り、さまざまな国の人たちと意見交換をしてほしい。そういった意味で、独立した賞として「Global Link賞」を設けています。

自分で見つけたテーマを深め、主体性をもって課題研究に取り組んでほしい

―― 「Global Link Singapore」で印象的だった出来事を教えてください。

もともと内向的なタイプだった生徒さんが、プログラムを通して自信をつけ、国内外の参加者とどんどんコミュニケーションを取るようになっていきました。帰国後も、大学の研修会や外部のコンテストイベントなどに積極的に参加しているそうです。
また、同一の学校からの参加者数には制限があるのですが、「どうしても研究発表をしたいので制限をなくしてほしい」と、事務局と直談判をされた生徒さんがいました。残念ながら特例を認めることはできなかったものの、その熱意に非常に感動しました。
主体性をもって課題研究に取り組んでいる人は、やはり目の輝きが違います。毎回、目をキラキラと輝かせたたくさんの生徒さんと出会うことができて、私もワクワクしています。


―― 「Change Maker Awards」への挑戦を考えている高校生へメッセージをお願いします。

大切なのは、自分が夢中になれるテーマを見つけることです。そのためにも、本を読んだりいろいろな人と接したりして、たくさんのインプットをしてください。今はインターネットで検索すればたいていの情報は得られる時代ですが、それはやはり表面的なものでしかありません。リアルなコミュニケーションや経験の中から、自分が「これだ!」というテーマを見つけ、それを深めていってほしいと思います。
いくら英語が上手でも、誰かから与えられたテーマでは他人事の発表になってしまいます。インプットから得た自分自身の意見を、ぜひ目を輝かせて発表してください。


「自分の意見を持ち、自分の言葉で話せる人に参加してもらいたい」と語ってくださった植木さん。「Global Link賞」の受賞チームが出場できる「Global Link Singapore」での経験は、その後の人生においてもきっと大きな財産になるはず。「海外の人に伝えたい」という思いを持っている人は、ぜひ「Change Maker Awards」に挑戦してみてください。

※新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、Global Link Singapore2020は開催見送りとなりました。
第二回Change Maker AwardsでのGlobal Link賞受賞者は、第三回受賞者と共に2021年大会に招待となります。

▼「Change Maker Awards」第3回応募要項
https://esibla.or.jp/change-maker-awards/entry
【取材協力】
株式会社JTB 教育事業ソリューションセンター Global Link実行委員会 事務局長 植木和司郎

(参考)
一般社団法人英語4技能・探究学習推進協会 Change Maker Awards
https://esibla.or.jp/change-maker-awards/

この記事のテーマ
語学・国際」を解説

外国語を自在に使い、コミュニケーションを図る表現力を実践的に学びます。国際情勢などの知識、情報を収集する好奇心、語学力向上の努力が常に求められます。資格取得を目指すカリキュラムもあります。将来の仕事としては、日本語と外国語を翻訳・通訳することで双方の意志疎通の手伝いをするなど、海外との橋渡しをする職業が考えられます。

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