運動音痴でも、スポーツトレーナーになれますか?

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運動音痴でも、スポーツトレーナーになれますか?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

運動音痴でも、スポーツトレーナーになれますか?

この記事をまとめると

  • スポーツが苦手でも、スポーツトレーナーという仕事につくことはできる
  • スポーツトレーナーとは、スポーツをする人の世話や体調管理を行う仕事
  • リハビリとも共通する知識で、スポーツ学やリハビリテーションという学問にあたる

サッカーが苦手でも、サッカー関連の仕事ができる?

世のなかには、スポーツが苦手でも、スポーツに関わることができる仕事があるといいます。
サッカーが大好きだけど、なかなかうまくなれない高校生のタカシくんが、サッカー部の顧問・山田先生に詳しい話を聞いてみることにしました。

選手のコンディションからケガまで管理する“職人”がいる

タカシ「高校生活最後の大会も負けて、俺のサッカー部生活も終わりか……。毎日あんなに練習したのに、最後の試合がベンチなんて……つらいよ、先生!」

先生「ごめんな、タカシ……。試合時間残り10分の段階で2−3と負けている状態。あの試合展開では、ディフェンダーのタカシを出せなかったんだ」

タカシ「気を使わなくてもいいよ、先生。俺は誰よりもサッカーを愛してるのに、全然うまくない。だから、補欠で引退するのは仕方ないんだ。あーあ、サッカー生活はこれで終わり。どうせ試合に出られないんだから、もうサッカーとは縁を切る!」

先生「タカシ……。お前の気持ちはよくわかる。でもサッカーと縁を切るのはもったいない。お前ほどのサッカー好きなら、それを仕事にできるかもしれない。ちょうど進路選択が迫っていることだし」

タカシ「何言ってんだよ、先生。サッカーを仕事にするって、選手や監督だろ? それはサッカーがうまくなきゃ出来ないじゃないか! 俺は最後の大会で一回も試合に出てないんだぞ!」

先生「違う、選手や監督じゃない。それ以外にもサッカーやスポーツに携わる仕事はある。しかも、それはうまいかどうかなんて関係ない。それよりも必要なのは、『知識』とスポーツを愛する気持ちだ」

タカシ「そんな仕事、本当にあるのかい?」

先生「ああ、『スポーツトレーナー』という仕事がそれだ。スポーツトレーナーというのは、スポーツ選手の世話をする仕事だ。選手はベストな状態で試合に出なければならないだろ? そのために、スポーツトレーナーが体調や疲労の具合を見たり、ケガがないかチェックしたりするんだ」

タカシ「そんな仕事があるのか。どんな世話をするのか、もうちょっと具体的に教えてほしいな」

先生「たとえば、選手の体調をチェックして『今日は軽めの練習にしておこう』とトレーニングのメニューを考えたり、体の栄養状態を調べて食事の内容をアドバイスしたり。もちろん、ケガをした時のために応急措置やテーピングも行う。とにかく幅広い知識で選手を助けるんだ。そのためには、当然ながらそのスポーツに対する理解も必要。スポーツを知ってないと、選手をどうケアすればいいか分からないからね」

タカシ「スポーツトレーナーの仕事は増えているのかい?」

先生「ああ、間違いなく増えてる。スポーツ選手が個人で雇っていることもあるし、各チームで専属のトレーナーが付いていることもある。選手以外でも、街にあるスポーツジムで、一般の人向けに体調管理を行うスポーツトレーナーもいるんだ」

タカシ「サッカーの試合にスポーツトレーナーは出てこないけど、裏では大切な仕事を任されてるんだね」

先生「そう、だからタカシにも勧めているんだ」

タカシ「しかし、スポーツトレーナーは相当な知識が必要だね。かなり勉強しないと」

先生「そうだね、どうすれば選手が100%の状態で試合に臨めるのか。肉体面だけでなく、精神面でもケアが必要だ。あとは練習前のストレッチを手伝ったり、練習をしすぎないよう気をつけたり。こういう知識は、スポーツ学や健康科学といった学問で身につけるんだ」

タカシ「運動音痴でもできそうだね。知識を身につけられるかがカギになりそうだ」

先生「ちなみに、ケガをした人が病院でリハビリをするときも、こういう知識は必要になる。だから、医学やリハビリテーションを学ぶ上でも、スポーツトレーナーと似た知識を身につけることになるだろうね」

タカシ「そうか、リハビリをするにも体調や疲れを見つつメニューを決めないとダメだもんね。俺も一度骨折した経験があるから、イメージが湧くんだ。先生、俺ちょっとこの分野に興味を持ったよ」

先生「それならよかった。じゃあ、最後の試合で補欠だったことは忘れろよ!」

タカシ「先生、悪いけどそれは一生忘れないよ……」

先生「うぐぐ……」

運動神経よりも、スポーツ学や健康科学の知識が大切

このようにスポーツトレーナーは、運動が苦手でも、スポーツ学や健康科学といった学問の知識を生かして、スポーツに関わることができます。スポーツ学や健康科学は、スポーツ選手を陰からサポートする学問だと言えそうですね。

この記事のテーマ
体育・健康・スポーツ」を解説

病気やケガの予防や予後のケアを通して、人々が健やかに暮らせるようにするのが、健康学の理念です。食生活や運動などのライフスタイルや心理状態、検査やリハビリテーションなど、学ぶ内容は多岐にわたります。体育やスポーツは、健康を維持するための身近な方法であるとともに、人生を豊かにする趣味であったり、人によっては職業になることもあります。競技技術の向上だけではなく、メンタルや栄養、指導者のスキルも学びます。

「体育・健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「体育学」
はこんな学問です

身体活動を通じて、健康管理や能力の育成・発展の実現を目的とする学問。社会科学、自然科学など関連する分野の視点も交えて研究する。「スポーツ科学分野」「トレーニング・コーチング分野」「スポーツ管理・経営分野」「生涯スポーツ分野」「武道分野」「保健体育教職課程」などがある。スポーツ選手や、選手育成者を養成することや、社会体育の立場からの指導者を養成するなど、健康管理への関心が高まる現代において重要な役割を果たす学問である。

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