運動が日常のあたりまえになる環境づくりが、これからの社会で働く体力を培う

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運動が日常のあたりまえになる環境づくりが、これからの社会で働く体力を培う

2020.05.01

提供:法政大学

運動が日常のあたりまえになる環境づくりが、これからの社会で働く体力を培う

私たちの生活や働き方にかかわってくる“体力”。実は、子どもの頃からの運動との関わり方に左右されると言われています。従来から課題となっているのが子どもたちの体力低下。未来を担う現代の子どもたちが活き活きと働ける体力をつけるために、社会でどのような取り組みが必要なのかを考えてみましょう。

この記事をまとめると

  • 子供の体力低下の要因として、①ゲームなどの娯楽機器の普及、②遊べる場所の減少、などがあげられます。
  • 自由参加プログラム「体育あそび・水泳あそび」の研究では、上手にできるかどうかよりも楽しいから運動に取り組む子どもたちが多いということが分かりました。
  • 文部科学省が取り組む「子どもの体力向上推進事業」などの影響で子どもの体力向上の兆しも見えてきています。運動する楽しさを伝えることが重要です。

ゲームの普及や外遊びが阻害される環境が及ぼす子どもの体力低下

子供の頃の運動量やスポーツの機会が、成人してからの体力や生活、働き方に大きく影響すると言われています。文部科学省の調査によると、1985年頃から子どもの体力や運動能力の下降が続き、現在も低い水準となっています。これには主に2つの要因があると言われており、1つ目はゲーム機などの娯楽機器の普及で、身体を動かさなくてもできる楽しいことが増えたため、日常生活における身体活動量が減少したというもの。1日あたりの子どもの歩数を比較すると、1979年から1997年までのおよそ20年間で約半分になっているという結果も出ています。2つ目に挙げられるのが、子どもの遊び場が確保できないこと。外で遊びたいと思っても場所がなかったり、防犯の観点から外で遊ばせられなかったりといった課題が挙げられています。実際に小学生の総遊び時間は、1975年頃から1995年頃にかけてほぼ半減し、特に外遊び時間は1/3程度に減少しています。

自由参加プログラム「体育あそび・水泳あそび」による研究

小学生だけではなく、就学前の幼児にも同じような傾向が見られます。多くの幼稚園では運動に関する取り組みを行っていますが、より効率的な運動指導を検証するため、法政大学スポーツ健康学部で子どもの体力づくりに関する研究を行っている高見京太教授は、次の実験を行いました。4・5歳クラスの158人を対象に、「体育あそび」と「水泳あそび」のプログラムを用意し、参加率や意欲を探るというもの。すると、自由参加でありながら、全体の86%がいずれかのプログラムに参加。また、保育者の話から、子どもたちが上手にできるかよりも、思い切り遊ぶこと自体を楽しむ様子が分かりました。つまり、楽しみながら運動することの重要性が明らかになったのです。今後は、子どもたちが楽しみながら参加できる仕掛けが重要になってくるでしょう。こうした取り組みを進めていくことで、子どもたちが将来もより健康に過ごせるようになっていくのかもしれません。

生涯を通した健康体力づくりを考える「法政大学 スポーツ健康学部」

法政大学の高見教授は、子どもたち1人ひとりの体力向上やスポーツ技術の習得も大切ですが、体を動かす遊び方を提案したり、自由に遊べる環境を整えたりすることが必要だと言います。特に、家庭や地域という場で積極的に体を動かして遊ぶことの楽しさを伝えていくことが、子どもたちが大人になってからも健康に働ける体力を養うきっかけとなるでしょう。
高見教授のゼミナールでは、主に「子どもの健康・体力づくり、身体活動時のエネルギー消費量」をテーマに、運動や身体活動などの生活習慣が健康や体力にどのように関係しているかを考え、実生活の中で健康・体力づくりを進める方法を研究しています。リアルなデータに基づく事例や学術論文などの情報を幅広く収集すること、体力・身体活動量などの測定や調査の方法、データの整理・統計処理などの知識を身に付けることで、子どもたちの健康を支える未来について考えます。

【広告企画】提供 : 法政大学

この記事のテーマ
体育・健康・スポーツ」を解説

病気やケガの予防や予後のケアを通して、人々が健やかに暮らせるようにするのが、健康学の理念です。食生活や運動などのライフスタイルや心理状態、検査やリハビリテーションなど、学ぶ内容は多岐にわたります。体育やスポーツは、健康を維持するための身近な方法であるとともに、人生を豊かにする趣味であったり、人によっては職業になることもあります。競技技術の向上だけではなく、メンタルや栄養、指導者のスキルも学びます。

「体育・健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「健康科学」
はこんな学問です

健康管理と指導法を、スポーツ、栄養、教育心理の3つの観点から学ぶ学問。具体的には、健康維持にとってのスポーツの役割を正しく把握し、健康管理のための運動法を研究する「運動健康学」、栄養が身体にもたらす働きについて学び、よりよい栄養摂取を研究する「栄養管理学」、健康を保つために必要な心のケアや、指導法を研究する「健康心理学」「健康教育学」など。スポーツに関連する専門家を養成し、教員などのスポーツ指導者へ進む道がある。

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