曲がったところでも熱いところでも使えるどこでもセンサ! ゾルゲル複合体超音波センサの基礎研究から事業化まで

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • 会員登録(無料)
  • エリア設定
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    会員登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブで開きます。

曲がったところでも熱いところでも使えるどこでもセンサ!
ゾルゲル複合体超音波センサの基礎研究から事業化まで

2020.03.30

提供:熊本大学

曲がったところでも熱いところでも使えるどこでもセンサ!
ゾルゲル複合体超音波センサの基礎研究から事業化まで

熊本大学工学部には面白い研究をしている研究室がたくさんあります。今回はその中から、情報電気工学科と機械数理工学科の教員たちが5年前に結成した研究チームを紹介します。このチームはこれまでに様々な研究成果を発表してきており、昨年にはスタートアップである株式会社CASTを設立しました。いったいどのような研究をしているのでしょう?

この記事をまとめると

  • セラミックなのに曲がる?!変わった超音波センサの開発
  • 研究活動を通して熊本から海外に!研究から事業化へ!
  • 熊本大学工学部の抜群の就職実績!

1000℃の耐熱性を持つ上にフレキシブルな超音波センサ「ゾルゲル複合体圧電センサ」

熊本大学CAST(キャスト)は熊本大学工学部の情報電気工学科(小林牧子准教授・田邉将之助教)と機械数理工学科(中妻啓助教)に所属する教員3名とそれぞれの研究室に配属された学生達からなるチームで、ちょっとユニークな超音波センサの研究開発を行っています。

超音波とは人間の耳には聞こえない高い音のことで、コウモリやイルカが活用していることが有名ですね。でも実は私たち人間も、生活の様々なところで超音波を活用しているのです。超音波を人の体や機械の中に送信して、反射して返ってきた超音波を受信することで、対象物体の内部構造を調べることができるんです。

CASTのセンサがユニークなのは、固くて割れやすいと言われるセラミック素材なのにフィルムのように曲がり、さらに1000℃の環境でも長時間使用可能であるという点です。世の中にはすでにフィルム状のセンサはあるのですが100℃以下で溶けちゃったり、600℃耐熱の超音波センサは曲げることはできない上にたったの数秒間しか使えなかったりと、どれも一長一短だったのですが、CASTのセンサは高い温度耐久性と柔らかさを兼ね備えた珍しい超音波センサなんです。

そのおかげで、これまで利用することができなかったようなシチュエーションでの超音波センシングが可能になります。例えば、工場の配管など非常に温度の熱い箇所を稼働中でも測定できるようになったり、柔らかさを活かして人間の体にフィットする超音波センサを作って体にやさしい測定ができるようになったり、他にもたくさんの活用の方法が検討されています。

研究拠点は熊本だけじゃない!世界中の共同研究機関と連携して研究を行い、国際会議や論文を通して成果を世界へ発信

このセンサの注目度は非常に高く、日本だけでなくシンガポールや台湾をはじめ世界中の研究機関・病院と共同研究開発を行っています。こうした研究開発では、教員と学生が一緒になって共同研究先と打ち合わせや実験を行い、国内外の学会や論文を通して成果を公表します。

なお、教員だけでなく学生たちも、共同研究先と打ち合わせをしたり共同で実験を行ったり、研究成果を国内外の学会や論文で発表しています。海外とのコミュニケーション言語は当然英語ですので、研究活動を通して語学力も磨くことができます。

また、共同研究を担当した学生が共同研究先の企業にそのまま就職することもあります。学生にとっては就職後のイメージがしやすく、共同研究先の企業の研究者にとっても学生の実力や人柄を理解しているため人事担当者に推薦しやすいというメリットがあるようです。
もちろん、この研究チームに限らず、どの研究室でも研究活動を通して様々な能力を磨く機会があるので、熊大工学部はどの学科も非常に良い就職率を誇っています。ぜひ公開されている就職実績を調べてみて下さい。

大学の技術をもとにベンチャー設立!より豊かな社会を目指して

そしてこれまでの基礎研究・共同研究で取り組んできた実績が評価され、大学ではなく企業として活動することでこれまで以上に活動の幅を広げることができると考え、2019年10月に株式会社CASTを設立しました。「あらゆる場所にセンサーを」というミッションを掲げ、高品質かつ多様なセンサーをIoTの時代に即した計測システムとして提供することで、より便利で安全な世界の実現に貢献したいと考えています。CASTのセンサがいつか皆さんの日常生活で使われる日を夢見て、チーム一丸となって一生懸命活動を続けています。これを読んでいる学生の皆さん、ぜひ熊本大学に入学して私たちの仲間になりましょう!

【参考文献】
熊本大学|CAST
http://cast-kumamoto.org/

株式会社CAST
https://cast-sensing.com/

【広告企画】提供 : 熊本大学

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「機械工学」
はこんな学問です

生活と産業に使われる機械類の仕組みを研究し、新しい機械を創造するための学問。目的に適した原理を力学的に研究する「設計工学」のほか、機械の安全・安定性を研究する「計測・制御工学」、空気や水の中で働く力について研究する「流体力学」、材料加工をテーマに研究する「加工工学」「材料工学」など研究分野はさまざま。このほかにも「精密工学」「熱力学」など、機械工学といっても、その研究範囲は多岐にわたっている。

「機械工学」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「電気工学」
はこんな学問です

電気をエネルギーとして捉え、発生などの性質を研究して応用に結び付ける学問。電磁界や電気回路、電気システムの理論を学び、これらの応用について研究を進める。電気エネルギーの発生や変換を研究して活用方法を考える領域や、超電導応用の領域、制御・計測についての領域もある。石炭、石油に代わる新しいエネルギー資源として、地球環境に関することなども学習、研究し、これからの社会を支える学問でもある。

「電気工学」について詳しく見る

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける