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自ら学び続けるイノベーティブな世界市民を育成する

2020.03.13

提供:マイナビ進学編集部

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自ら学び続けるイノベーティブな世界市民を育成する

この記事をまとめると

  • Society 5.0時代への挑戦 大学教育が果たすべき役割とは何か
  • 一歩先の未来を見据えた長期ビジョン 「Kwansei Grand Challenge 2039」とAI活用教育
  • 2021年4月、神戸三田キャンパスが生まれ変わる ⽂理横断の教育で理数系⼈材育成の強化を図る

関西学院大学学長
村田 治
関西学院大学経済学部を卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得退学後、関西学院大学経済学部助教授を経て、1996年に教授就任。その後、経済学部長、高等教育推進センター長を務め、2014年より関西学院大学長に就任。専攻は理論経済学。2016年より日本私立大学連盟副会長。2017年中央教育審議会委員就任、現在に至る。

Society 5.0時代への挑戦 大学教育が果たすべき役割とは何か

これから迎える新たな時代、いわゆる「Society 5.0」への対応が求められる昨今、社会に必要とされる人材像も大きく変わってきました。戦後、工業化による高度経済成長を目指した日本では、同質の学生を採用しOJTで鍛えていく大量生産型の雇用が主流でした。際立った個性は日本社会に必要なかったのです。そのため、日本の教育機関はアントレプレナーに求められる個性や、強みを伸ばす人材育成に力を入れてきませんでした。経済のグローバル化が進むなか、求められる能力や教育の目的が世界的に変わり、いよいよ通用しなくなってきています。これからの大学教育は、学生一人ひとりの個性を伸ばす教育にシフトする必要があるでしょう。では、学生の個性を伸ばすとはどういうことでしょうか。私は「自分の価値観をしっかりと持っている人間」を育てることだと考えています。自分の軸となる価値観を持っている人間は、本質を見抜く力があります。他人と同調するのではなく、自ら社会の課題を見つけて答えを導き出していこうとする志が、イノベーションを生むのです。

本学には「Mastery for Service」というスクールモットーがあります。「奉仕のための練達」と訳され、 “隣人・社会・世界に仕えるため自らを鍛える” という関学人のあり方を示したものです。このスクールモットーをひとつの軸として、キリスト教主義教育のもとで価値観を構築していけるというのは本学の強みだといえるでしょう。青々とした芝生の向こうに立つ、関西学院のシンボルたる時計台と、背景にそびえる甲山の存在が自然への畏敬の念を育む美しく調和のとれたキャンパスが、学生の謙虚さ素直さを自然に育んできました。自分は何のために生きるのか。その生き方の根底となる価値観を、本学でしっかりと確立してほしいと願っています。そして、これまでにも世界で活躍するビジネスパーソンを多く輩出してきましたが、今後もより高度な人材育成に尽力してまいります。

一歩先の未来を見据えた長期ビジョン 「Kwansei Grand Challenge 2039」とAI活用教育

1990年代、アメリカでIT革命が起こると、同国の労働生産性が上がりました。その10年後、日本でもIT革命が起こりますが、残念ながら失敗に終わります。その原因の一つは、ITを使いこなせる人材の育成ができていなかったからです。この先10~20年後に日本の労働人口の49%の仕事がAIやロボットで代替可能になるという研究報告もあり(※1)、近い将来、雇用状況が激変することは間違いないでしょう。過去の失敗を繰り返さないためにも、AIを活用できる人材育成が急がれています。

本学が創立150年を迎える2039年、日本は超高齢化社会になり、18歳人口が減少し、AIによって社会や仕事の在り方が劇的に変化していると言われています。そのように大きく変化する未来を見据えた改革を本学では進めており、その超長期ビジョンと長期戦略を定めたものが、「Kwansei Grand Challenge 2039」です。
この取り組みの一つが、2019年4月から全学科目で導入した「AI活用人材育成プログラム」。日本アイ・ビー・エム株式会社と共同開発し、基礎から実践、応用まで、AIの活用について段階的に学べるように設計しています。文系・理系関係なく、また、AIやプログラミング等に関する特別な知識やスキルがなくても履修できるのが大きな特徴です。皆さんがスマートフォンを操るようにAIも使いこなせるようになることが大切です。このプログラムでは、AIの知識だけでなく、AIへどのようにデータを与えれば有効に活用できるのかなど、社会へ出てから使える実用的な知識を身に付けることができます。
一方で、AIの台頭によって「人間にしかできない資質・能力の獲得」が重要性を増してくるでしょう。本学では、すべての学部の学生が卒業時に共通して身に付けるべき知識・能力・資質を「多様性への理解」、「主体的に行動する力」、「困難を乗り越える粘り強さ」、「誠実さと品位」など、10の項目に整理し、「Kwanseiコンピテンシー」として定義しています。社会の課題に正解はありません。あるいは、課題がどこに潜んでいるのかさえ分からないということもしばしばあるでしょう。そういった課題を見つけ、考えて、答えを出す。この力を育てることこそが、イノベーションを起こせる人材を育てることに繋がります。

さらに、学生に国際社会で活躍してほしいという願いから生まれたのが、スーパーグローバル大学創成支援事業に採択された「グローバル・アカデミック・ポート」構想です。この核となるダブルチャレンジ制度は、ホーム・チャレンジ(主専攻)とは別に、アウェイ・チャレンジとして 「インターナショナルプログラム」「副専攻プログラム」「ハンズオン・ラーニング・プログラム(実践型学習)」の3つから構成されるプログラムで、グローバル人材に必要な主体性やチャレンジ精神を養います。真のグローバル人材の育成が、このプログラムの目的です。

(※1)…2015年12月2日 株式会社野村総合研究所「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に~ 601種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算 ~」

2021年4月、神戸三田キャンパスが生まれ変わる ⽂理横断の教育で理数系⼈材育成の強化を図る

AIやIoT、ロボットに囲まれるのが当たり前になる社会は、もうすぐそこまで来ています。これからは理数系人材育成の強化が必要不可欠だということは明らかです。文部科学省と経済産業省がまとめた報告書「数理資本主義の時代」(※2)にも、その重要性が示唆されています。
そこで本学では2021年の春、理系教育の充実と文理横断教育の強化を図るため、神戸三田キャンパスの現在の理工学部を再編します。理系4学部(理、工、生命環境、建築=いずれも設置構想中)を新設し、文系の総合政策学部を合わせた5学部を擁するイノベーターの育成の地として、より一層社会の期待に応えていきます。

加えて、理学部にアントレプレナーを養成する科目を設置します。2015年から本学出身でIPO(新規株式公開)を果たした起業家を講師に迎え、「ベンチャービジネス創成」という科目を上ケ原キャンパスで開講しています。さらにその上のステップとして、学生が自ら事業を立ち上げながら実践を通じて事業開発・起業に必要な経営スキルを学ぶ「スタートアップアカデミー」を開講。毎年3名ずつ起業家が誕生しています。この仕組みを神戸三田キャンパスでも取り入れ、より広い視野を持った理系人材の育成を目指します。
神⼾三⽥キャンパスのキャッチフレーズは、「Be a Borderless Innovator(境界を超える⾰新者)」。学⽣が国境、⽂理の枠組、⼤学と社会などの、さまざまな境界を超えて活躍するイメージを表しています。理系学部の再編によってこのキャッチフレーズの通り、より⼀層ボーダレスに、多様な⼈材がイノベーションを起こしていけるようになると考えています。

これからの時代を⽣き抜くために、広く深い知識と⼈間にしかない資質と能⼒、双⽅を⾝に付けてほしい。そして、本学で⾝に付けた⼒を基盤に、⾃分の価値観を持ち、生涯を通じて学び続け、“Mastery for Service” を体現する世界市⺠に成⻑していってほしい。そのために、関西学院大学はこれからも進化を続けて参ります。

(※2)…2019 年3月 26 日 理数系人材の産業界での活躍に向けた意見交換会「数理資本主義の時代~ 数学パワーが世界を変える ~」


関西学院大学 http://www.kwansei.ac.jp/
関西学院大学は、キリスト教主義に基づく「学びと探究の共同体」として、ここに集うすべての者が生涯をかけて取り組む人生の目標を見出せるよう導き、思いやりと高潔さをもって社会を変革することにより、スクールモットー “Mastery for Service(奉仕のための練達)” を体現する、創造的かつ有能な世界市民を育むことを使命としています。
キャリアセンターでは、年間を通じてさまざまなサポートプログラムを実施しています。支援の軸となる個人面談では、キャリア・アドバイザーが常駐し、進路選択や就職活動、資格取得などキャリアデザインに関するあらゆる相談に、対面形式とWeb面談形式で対応しています。また、日本アイ・ビー・エム株式会社のAI(Watson)を活用した “KGキャリアChatbot” により、進路や就職に関する学生からの質問に、24時間・365日対応できる体制を整えています。
また2019年には株式会社マイナビとの協働で「K.G.キャリアチャンネル」をWeb上に開設。自己分析や業界研究、卒業生インタビューなどの多様なコンテンツを動画で視聴できるだけでなく、学内で実施されるプログラムにもチャットを通じてリアルタイムで参加できます。多様化する就職活動に柔軟に対応できる体制を整えています。

提供:関西学院大学

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