楽しく踊って、動画をネットに投稿!そんなときの著作権ってどうなるの?

ネットに投稿した動画が大ヒットして、出演者が一躍有名人に!ってこと、結構耳にしますよね。先日もある高校のダンス部の動画が話題になって、使われた曲が再ヒットしました。ダンスが得意な人は、「自分もやってみたいな…」と思ったことがあるのではないですか? でも、有名アーティストを真似して動画を投稿するのには、注意が必要なんです。気をつけなければならない著作権の問題について考えてみましょう!
この記事をまとめると
- 著作権のことを知らないと、訴えられる可能性もあることに注意!
- ダンスの動画投稿では、バックに流れる音楽や振り付けにも著作権がある
- 東京ビジュアルアーツでは、在学中からプロの現場で踊ることができる!
ダンスにも著作権がある!?振り付けや踊りを見せる場所には注意が必要
誰もがネットに文章や音楽、動画などを投稿できる時代。知っておきたいのは著作権に関することです。誰かの文章を無断で引用したり、音楽やダンスの振り付けを無断で使ったり真似したりするのは、自分だけで楽しんでいる分には問題にはなりません。でも、ネットなど公の場で披露すると、本人に悪意がなくても、「著作権の侵害」と訴えられることがあるので注意が必要なのです。
たとえば、みなさんが興味のあるダンスの場合、これまでの裁判例を見てみると、著作権を侵害しているかいないかは「独創性」の有無で判断されるようです。投稿された動画のダンスにその人ならではの「独創性」があって、単なる真似ではないと認められれば、元のダンスの著作権を侵害していないと判断され、逆に「独創性」がなくて「真似」だと思われれば、著作権を侵害していると判断されてしまうようです。
すべてのダンスの振り付けが、著作物として認められるとは限りませんが、誰かの振りを一部真似したり、アレンジしたりする場合にも注意は必要ですね。
動画投稿では、ダンスのバックに流れる音楽にも著作権が!
ダンスの動画を投稿した場合、踊る人も見る人も、目はダンスに向けられているのでバックに流れる音楽のことを忘れてしまいがち。でも、たとえば市販のCDの楽曲をそのまま使えば、作詞者、作曲者、演奏者など曲の制作に関わった全ての人たちに著作権があります。その為、無断で使用すれば著作権侵害となってしまいます。
しかし、有名な動画投稿サイトなどは、著作権管理団体と契約を結んでいるので、すべてが問題となるわけではありません。でも中には、著作権者の中にはネット動画の使用を認めていない人もいますし、動画が営利目的ではないことを条件に著作権侵害ではないことを認めるケースもあるようです。
どのパターンにせよ、動画を投稿する際に「著作権」の問題は避けては通れないことを認識しておきましょう。その上で、ネットを探してみると、著作権使用料が無料の楽曲がダウンロードできるサイトもあるので、そのようなサービスを利用するのもいいかもしれませんね。
歌って踊ってなにも気にせず楽しみたい!そんな人へ、在学中からダンサーデビューができる学校がある!
ダンスの動画を投稿することの面白さは、どこにあると思いますか? ダンス好きなら、自分の踊りがみんなにどのように評価されるのかを知りたいという思いがあるのではないでしょうか。大きな反響が集まれば嬉しいし、ますます良い踊りを見せたいという気持ちに繋がりますよね。
東京ビジュアルアーツのダンス学科は、初心者には基礎のステップから学び、経験者はさらに上を目指して、プロフェッショナルダンサーとしての実力を身につけられる学校です。在学中からメジャーアーティストのMVやコンサート、ダンスショーなどに参加できる業界コラボレーションにも力を入れているので、「在学中から踊りや歌をたくさんの人に届けたい!」という人へオススメ!自分が将来ダンサーとして活躍する可能性のあるプロの現場を見ることは、スキルと現場の感覚を磨く貴重な体験となるでしょう。
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この記事のテーマ
「音楽・イベント」を解説
エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。
この記事で取り上げた
「バックダンサー」
はこんな仕事です
ダンサーとは舞踏家全般のことで、主に西洋発祥のダンスを踊る人を指す。踊る音楽のジャンルはヒップホップ、ジャズ、レゲエなど多様で、ダンススタイルも多岐にわたる。近年は日本でも、ダンサーグループの台頭などで人気が高まっている。バックダンサーの仕事は舞台公演やイベントなどで、歌手、有名ダンサーなどメインの出演者と一緒にパフォーマンスをすること。演目のテーマや構成、振り付け、フォーメーションなどを頭に入れて舞台を務める。基本的にはオーディションを通過して初めて出演できる。