アニメより市場規模は全然大きいんです! 海外へ広がる日本のゲーム!
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みなさんはコンテンツ産業という言葉を聞いたことがありますか? それは映像(映画、アニメ)、音楽、ゲーム、書籍などの制作・流通を担う産業の総称です。この分野に関して日本が世界に誇れるものといえば、まずアニメが思い浮かぶかもしれません。でも最近の統計データによると、ゲーム市場はアニメを大きく上回る、約1.8兆円を売り上げる一大産業になっているのです。アニメに引けを取らない注目のゲーム産業とは一体どういうものなのか見ていきましょう。
※経済産業省 経済解析室資料より(2017年7月)
この記事をまとめると
- 日本のコンテンツ産業の中でゲームの占める割合は15%
- ゲーム会社は少ない制作本数で大きく売り上げる大作主義の傾向がある
- 東京クールジャパン ゲーム総合学科では、世界に発信できるゲームを制作する
コンテンツ産業全体の約15%を占めるゲーム業界
日本のコンテンツ産業、中でもゲームやアニメは、日本の良さを世界に発信していこうという「クールジャパン」戦略の中心的な役割を果たすものです。日本発のアニメやゲームを世界の人が見たり遊んでいたりするのは、とても素敵なことですよね。
そんなゲーム産業が日本のコンテンツ市場の中で占める割合は15%で、“ゲームを販売する”という直接のビジネスだけで市場規模は約1.8兆円。アニメが、制作会社の売上ベースで計測した狭義の市場規模が約1,700億円であることを考えると、そこには大きな差があります。ただ、アニメの場合は、キャラクター・グッズの商品化、出版化、DVD化などの二次市場も含んだエンドユーザーの支払額ベースで計測した広義の市場規模は約1.24兆円となるので、ゲームとアニメはともに日本を代表するコンテンツ産業として並び称されるのです。
日本国内ばかりではなく、世界中の人にも影響を与えているゲームやアニメ。みなさんもその制作に携わりたいと考えたことがあるかもしれませんね。では次にゲームやアニメの制作会社の規模を見ていきましょう。
ゲーム会社の平均制作本数はアニメの1/2。大作志向のゲーム業界
まず最初に、1社あたりの平均従業員数は、ゲーム会社が200人超なのに対し、アニメ会社が約100人と、ゲーム会社はアニメ会社の倍程度の規模となっています。一方で、制作本数を見てみると、ゲーム会社は1社あたり年間で平均10作にも満たないのに、アニメ会社は1社あたり平均20作品と、アニメが2倍の数になっています。
以上のことからわかるのは、ゲーム会社は規模が大きいけれども制作本数は絞って1作あたりの売り上げが大きい大作志向だということ。一方でアニメ会社は規模はゲームほど大きくはないものの、その代わり制作本数を増やして売り上げをアップするという構造になっているのです。
では、1作1作をじっくり作り込んで大きな売り上げにつなげていくゲーム業界に飛び込んで、きちんとした実績を上げていくにはどうしたらいいのでしょうか?
ゲームにどっぷり浸かる2年間!!世界に発信できるゲーム制作を学ぶ
ひと口にゲームの仕事といっても、1つのゲームを作るにはゲームの企画を考える人、イラストやプログラミング、音楽を作る人などいろいろな職種の人が関わっています。ですから、ひとりひとりの技術が優れていることはもちろん、みんなで一緒に作り上げていくにはコミュニケーション力も必要になってきます。
東京クールジャパン ゲーム総合学科では、上記以外に声優や3DCGなど多彩な専攻を設置して、専攻を横断してチームを組み、完全オリジナルのゲーム制作を行います。実際のゲーム制作の現場と同程度の環境が準備されていて、2年間ゲーム漬けになりながら、より深い知識、技術や感性、コミュニケーション力を身につけて行くことができるのです。あなたもそんな素晴らしい環境のもと、未来のゲーム業界を担う仲間たちと一緒にみんなを感動させるゲームを作りませんか?
【広告企画】提供 : 東京クールジャパン
この記事のテーマ
「コンピュータ・Web・ゲーム」を解説
デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。