マグロ、アジ、タラバガニ……値上がりしそうな魚介類って?

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マグロ、アジ、タラバガニ……値上がりしそうな魚介類って?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

マグロ、アジ、タラバガニ……値上がりしそうな魚介類って?

みなさんのお家の食卓には、焼き魚や煮魚など、いろいろな魚料理が出てくることかと思います。日本は魚の消費量がとても多い国ですが、しかし、これまでよく家庭で食べられていたような魚の漁獲量が激減して、値段が高騰してしまっていることをご存じですか? もしかしたらいつも家庭で食べていた魚が、高級魚となってめったに食べられなくなってしまう……なんてことが、今後あるかもしれないのです。

今回は、近々食べられなくなるかも……と言われている魚を紹介します。

この記事をまとめると

  • 漁獲量が激減すると魚の値段が高騰することがある
  • 家庭の食卓にのぼっていた魚が「高級魚」になることも
  • 魚の生態を水産学や環境学の観点から考えることが大切

<1>マグロ

おすし屋さんやスーパーで必ず見かけるマグロは、日本では当たり前の存在ですが、実は世界中で獲られるマグロのうち、1/4は日本で消費されているそう。さらに外国でも日本食ブームでおすしがよく食べられているため、マグロの消費量は年々増加しています。そのせいもあって、世界的にもマグロは獲りすぎだといわれています。特にクロマグロは、個体数の減少が著しく、漁獲量を制限したり、輸出入の禁止を呼びかけるなどの対策が練られています。

<2>マアジ

アジは、比較的安価で家庭でもよく食べられている魚です。アジフライやアジの開きなどいろいろなメニューがありますよね。しかし、マアジの漁獲量は10年前と比べると1/4ほどまで減っています。特に太平洋側でのマアジの漁獲量の減少は深刻です。このままではマアジがタイやフグなどのように、高級魚となってしまうかもしれません。

<3>タラバガニ

タラバガニは日本でも獲られていますが、ロシアやアメリカなど外国からの輸入も多いです。マグロのように個体数が極端に減っているわけではありませんが、ロシアでカニの密漁の取り締まりが強化されたことなどが原因で輸入量が減っています。このため、もともと高級なタラバガニがさらに高価になっているのです。

<4>マイワシ

煮つけやつみれ、オイルサーディンなどの料理に使われるマイワシも減少の一途をたどっています。日本全体で魚の漁獲量が減っているのは、マイワシの漁獲量が減っているからだと言われているほどです。1980年代には400万トン獲れていたものの、近年は5万トンほどまで減少しており、その原因は、海水の温度の上昇と考えられています。

このように魚の漁獲量減少の背景には、地球温暖化による水温上昇なども原因として考えられます。地球環境の変化が、私たちが大好きな魚を食べられなくなってしまうことにもつながるのです。

私たちにとって身近な魚が、値上がりして手が届かなくなってしまわないよう、魚の生態について水産学や環境学の観点から考えることは、とても大切なことだといえそうです。「何よりも魚を食べるのが好き!」という人は、水産学や環境学を通して、未来の魚のある食卓について研究してみるのもよさそうですね。

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「生物学」
はこんな学問です

マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、さまざまなレベルで起きている生命現象を実験・観察することによって研究する学問である。人間を含めた動物・植物・微生物など、あらゆる生命体が研究対象となる。主な研究分野としては、タンパク質を中心にした生体内の高分子の機能をその構造から研究する「構造生物学」、生態系の構成要素である生物と環境の関わりを研究する「環境生態学」などがある。

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