今問題のプラスチックごみ、救世主となる「生分解性プラスチック」とは!?

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今問題のプラスチックごみ、救世主となる「生分解性プラスチック」とは!?

2020.03.01

提供:東京農業大学

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今問題のプラスチックごみ、救世主となる「生分解性プラスチック」とは!?

「海洋ごみ」とか「マイクロプラスチック」、これらのワードを耳にしたことはありますか?今、世界中で問題となっているプラスチックの「ごみ」。この問題点を解決するための「生分解性プラスチック」が研究されています。その取り組みについてご紹介します。

この記事をまとめると

  • プラスチックは丈夫!しかし丈夫ゆえにごみになったときが問題
  • 自然界で分解できる、「生分解性プラスチック」が実用化にむけて研究されています。
  • 東京農業大学生命科学部分子生命化学科で研究中。地球環境研究にも強い大学です。

プラスチックがなぜ、問題になっているのでしょう?

プラスチックは石油を原料に作られる物質です。さまざまに形状が加工しやすく、軽く、丈夫である、という特徴があります。このようなメリットがある為、食品や生活用品のパッケージの素材として世界中で多用されています。その一方、丈夫であることで、自然界でほとんど分解ができない事がデメリットにもなっており、「海洋ごみ」等として問題化しています。海洋ごみとは、焼却処理をされずに川や海に廃棄されたごみのことで、とりわけプラスチックが分解されにくい特性の為、そのまま海にたまり続け、海洋生物に誤飲され悪影響を及ぼしています。このような明らかな影響のみならず、細かく砕けたプラスチック(マイクロプラスチック)による海洋生物への悪影響も懸念されています。現在、年間で百万トンを超える廃棄量になっており、対策の必要性がある課題として、国連で2015年に採択されたSDGsでの目標において、目標 12「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」、目標 14「海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する」に含まれる課題とされています。たとえば、世界的に展開する飲食チェーン店によるプラスチックストローの廃止など、世界中で対策の取り組みが開始されています。

<SDGsとは?>
2015年の国連サミットで採択された、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標で、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。未来における地球の事を考えて、長く人類が繁栄していくための社会共通の目標といえます。

代替品として期待される「生分解性プラスチック」

ごみとなるプラスチックそのものの作成・利用シーンを少なくしていく事も重要な対策ですが、石油系プラスチックの特性を損なわずに「自然界で分解される」プラスチックの実用化も同時に行われています。これは「生分解性プラスチック」と呼ばれており、使用後は土壌中や水中にいる微生物の働きで完全に分解されるという性質を持ちます。代表的な生分解性プラスチックとして、微生物がエネルギー貯蔵物質(えさを食べてできた、言わば脂肪です。)として合成するポリエステル、「ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)」が挙げられます。PHAは、使用後に微生物の持つ酵素の働きで水と二酸化炭素へと分解され、これらを植物が取入れて再び光合成を行い・・・という、自然界の炭素循環サイクルに組込まれています。これまでの石油系プラスチックの代わりにPHAを使用することで、有限な資源である石油の使用を抑えつつ、ごみ処理で焼却された場合の温室効果ガスである二酸化炭素の排出が抑えられ、環境汚染も軽減することができます。PHAの生産量がもっと増え、安定的に供給される様になることで、これからのプラスチックが安心して使えるようになると良いですね!

地球環境を大切にする研究に強い、東京農業大学。

東京農業大学の生命科学部分子生命化学科では、このPHAの生成の仕組みを研究中。微生物の脂肪といえるPHAを多く蓄積できる様に遺伝子を強化したり、微生物への“エサ”の種類や与える量を工夫することで、微生物体内でのPHA蓄積量を増加させたり、新たな性質を持ったPHAの合成を目指しています。分子生命化学科は、人工および天然の化学物質の働きを原子・分子の視点で解明していくことで、これからの生命科学の可能性をより広めていくことを目指しています。精密有機合成、天然物化学を中心に、高分子化学、分析化学を基盤とした教育・研究を通じて医薬・農薬・動物薬およびバイオプラスチックなどへの開発への道を拓きます。
SDGsが採択されている通り、現在、世界中で、環境問題、資源・エネルギー問題、食糧問題が深刻化しています。東京農業大学では他の学部および学科でもこれらの課題を解決する研究がさまざまに行われています。地球規模で抱えるスケールの大きな課題に取り組むことができるのが東京農業大学の面白さ。これからの地球の未来を支える学びが、あなたを待っています!

参考記事:環境省 『プラスチックを取り巻く国内外の状況』

【広告企画】提供 : 東京農業大学

この記事のテーマ
環境・自然・バイオ」を解説

エネルギーの安定供給や環境問題の解決など、自然や環境を調査・研究し、人の未来や暮らしをサポートする仕事につながります。また、自然ガイドなど、海や山の素晴らしさと安全なレジャーを多くの人に伝える仕事もあります。それぞれ高い専門性が求められる職業に応じて、専門知識や技術を学び、カリキュラムによっては資格取得や検定も目指します。

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