チームの一員として歓喜の瞬間に立ち会う。
そんな夢を現実に変える。

いきなりかもしれないけれど「公認スポーツ栄養士」を目指してみるというのはどうでしょうか。
何度見てもいい。何度見てもテンションが上がる。もちろん、見飽きるなんてあり得ない。拍手。興奮。笑顔。涙。スタジアムを揺るがすほどに湧き上がる歓喜の声。そんな歴史的勝利の瞬間。その只中に、チームの一員として立つことさえ叶うかもしれない。それが「公認スポーツ栄養士」です。
この記事をまとめると
- 「公認スポーツ栄養士」の資格って? 「公認スポーツ栄養士」の仕事って?
- ハードル高め。でも今、本気で目指せば、きっと夢は夢に終わらない。
- まずは管理栄養士国家試験合格率100%の大学で「管理栄養士」を目指そう!
現場のニーズに的確に応えることができるスポーツ栄養のスペシャリストを目指す。
スポーツ熱の高まりの中、メディアでも注目を集める「公認スポーツ栄養士」。「公認スポーツ栄養士」とは、「公益社団法人日本栄養士会」「公益財団法人日本スポーツ協会」の共同認定による資格で、
1.管理栄養士であること
2.公認スポーツ栄養士養成講習会を受講しようとする年度の4月1日時点で満22歳以上であること
3.スポーツ栄養指導の経験があること、またはその予定があること
4.日本栄養士会と日本スポーツ協会が認めた者
以上の申請資格を満たす者が、いずれも複数回の講習と試験をクリアしてやっと「公認スポーツ栄養士」として認定されます。
「公認スポーツ栄養士」は、監督、コーチやトレーナー、そしてアスリート本人が望むパフォーマンスを実現するために、医・科学分野の専門スタッフと連携し、栄養面からの専門的なサポートを行います。具体的には、食材の選択から、献立の作成、調理法、摂取する量やタイミングなど。効率よく筋肉をつけるための食事や、身体のキレをよくし、ベストコンディションを維持するための食事、ケガの予防や回復のための食事を考えることなども、もちろん含まれます。
食のプロフェッショナルとして、アスリートがその能力を最大限に発揮できるよう、専門的な知識と技術を駆使してその活躍をバックアップするのが「公認スポーツ栄養士」の仕事です。
一生に一度頑張るべき時があるとすれば、それは、たぶん今。
「公認スポーツ栄養士」として認定されるまでの講習と試験の流れを簡単にまとめると以下のようになります。
1.スポーツ栄養ベーシックコース講習受講
2.必要書類を日本スポーツ栄養学会へ提出
3.公認スポーツ栄養士養成講習受講
4.共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ検定試験(筆記試験)
5.専門科目集合講習受講
7.専門科目検定試験(口頭試験・インターンシッププレゼンテーション)
8.「公認スポーツ栄養士」認定
確かに「公認スポーツ栄養士」になるには、多くの講習を受ける必要があり、試験の難易度も高くなります。しかし、資格を取得することで大きく未来が拓ける可能性があるのです。
一人のアスリートを一人の「公認スポーツ栄養士」がサポートするマンツーマン体制が理想とされているにもかかわらず、2019年10月現在の「公認スポーツ栄養士」認定者数はわずか374人。ラグビー、サッカー、バスケットボール、バレーボール、野球、卓球、陸上、水泳。スポーツ種目のほんの一部であるこれらの競技のトップアスリートだけを数えても一体何人になることでしょうか。
今後一層のニーズの高まりが期待できることはもちろん、今から本気で「公認スポーツ栄養士」を目指せば、歓喜の瞬間に立ち会うチームの一員となることは、決して大袈裟でなく、確実に手の届くところにある夢となるのです。
「管理栄養士」合格率100%* の西九州大学なら、はじめの一歩を踏み出せる。
「公認スポーツ栄養士」になるために、まずは何から始めるのでしょうか?
それはもちろん、管理栄養士の資格を取ることです。
平成30年度(第33回)管理栄養士国家試験合格率100%* 。西九州大学は、全国でもトップクラスの合格率を誇ります。栄養学の基礎から学外実習まで、一人ひとりに合ったきめ細やかな教育プログラムと管理栄養士養成に特化したカリキュラム編成が、この高い合格率に繋がっています。その他の国家試験対策としては、夏期・冬季休暇を含む年間を通して、小グループ制で全教員が徹底サポートする無料講座を実施。普通科、商業科など調理系以外の高校出身の学生、座学が苦手な学生も無理なく国家資格の取得を目指せます。
トップアスリートを支え、チームに頼りにされる。そんな「公認スポーツ栄養士」を目指すなら、西九州大学、健康栄養学部で学びませんか。
* 第33回管理栄養士国家試験合格率100%(全国平均60.4%)、受験者81名全員合格
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この記事のテーマ
「栄養・食物」を解説
食べることから健康な生活にアプローチすることを目的としています。ただ生きるために食べるのではなく、より良く生きるために食べるという考え方です。栄養学は食物に含まれる栄養素について学び、生理学の知識を踏まえ、適切な栄養指導を行います。そのためには栄養学や病理学などの広範な知識も必要です。食物学では人によっては摂取しにくい食材を食べやすくしたり、よりおいしく食べるための調理方法の研究なども行います。
この記事で取り上げた
「栄養学」
はこんな学問です
栄養と健康との関わりや調理・加工方法などについて研究する学問。食を通じて人々の健康維持や医療分野に役立てることを主な目的としている。学ぶ分野には、解剖学や病理学を用いて研究を行う「医学・科学分野」、医療現場での栄養指導など臨床的な視点から栄養を学ぶ「臨床栄養学分野」、公衆衛生学など社会と栄養との関わりを学ぶ「社会環境分野」、材料化学や調理学、加工学などを学ぶ「食品品質分野」などがある。
この記事で取り上げた
「食物学」
はこんな学問です
栄養や食品について専門知識を学び、科学的な視点から食の問題を解決するための学問。食品学、栄養学、調理学を総合的に用いて研究を行う。食品学の視点からは、成分や加工についての専門知識を学び、栄養学の視点からは食品が人の身体にもたらす影響について学ぶ。また、調理学からは加熱や冷凍など食品成分の変化や味について学び、総合的な専門性を身に付ける。生活との関連性が強いことから、家政学、生活科学を併せて学ぶことも多い。
この記事で取り上げた
「調理学」
はこんな学問です
おいしく食べられる調理方法だけでなく、栄養学などの観点からも、適切でより効果的な調理理論、技術を学ぶ学問。調理過程における食材の化学変化などを研究し、食材の本来の風味や食感、色合いなどを生かし、かつ必要な栄養を十分に得るために必要なことを学習する。器具、設備、切る・混ぜるなどの取り扱い方法、加熱方法、保存方法などを科学の視点から追究する。調理士のほか、管理栄養士、フードコーディネーターなどへ進む道がある。