ピサの斜塔が傾いてるのは、歴史的な調査ミスが原因だった!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

ピサの斜塔が傾いてるのは、歴史的な調査ミスが原因だった!

2015.12.17

提供元:マイナビ進学編集部

ピサの斜塔が傾いてるのは、歴史的な調査ミスが原因だった!

ピサの斜塔は、建築がはじまった当時は傾いていなかったのだとか。傾いてしまった原因についてご紹介します。

この記事をまとめると

  • ピサの斜塔の傾きの原因は、地盤調査ミスだった
  • 傾きを直さず、そのまま完成してしまった
  • 大規模な改修工事によって、現在の傾きは約4度に

人気観光スポット、傾いた不思議な建物「ピサの斜塔」

突然ですが、みなさんは世界遺産が一番多い国をご存じですか? 世界で有名な観光スポットとなっている世界遺産を頭に思い浮かべてみると、たくさんありすぎて迷ってしまうかもしれませんが、正解は、「イタリア」です。古代遺跡「ポンペイ」、水上都市「ベネチア」、世界一美しいと評される海岸「アマルフィ海岸」などが有名ですね。

観光名所である「ピサのドゥオモ広場」も世界遺産の一つです。「ピサの斜塔」と聞けば、ピンとくる人も多いのではなでしょうか。イタリアを代表する建物で、大理石の列柱を配した高さ約55m、8層構造の鐘楼です。ピサはガリレオ・ガリレイが生まれた場所であり、物体落下の実験を行った場所と言われています。建造物としても美しいピサの斜塔は、イタリア観光で最も訪れる人が多く、記念撮影をする人もダントツで多いそうです。

でも、このピサの斜塔は、写真を見たことがあることはご存じだと思いますが、その名の通り、傾いた状態で建っているのが大きな特徴です。一般的に、建物はまっすぐ建てられるのが普通ですから、ちょっとおかしな見た目だと思うかもしれません。なぜピサの斜塔は斜めに傾いてしまっているのでしょうか?

ピサの斜塔の傾きは、建築時の調査が原因だった?

ピサの斜塔の建築は、1173年に着工され、1372年に完成しましたが、建築当初は傾いていなかったようです。では、なぜ傾いてしまったのかというと、その原因はピサの地盤。

ピサの斜塔は、近くにあるアルノ川が運んできた土砂の上に建てられています。そのため、地盤がもとから弱く、1185年に約10mの高さまででき上がったときには、地盤が沈んでしまい、すでに傾きはじめていたそうです。

傾いてしまっていては危険なので、工事は中断されたものの、その後は中心軸をずらしながら建設したもののの、傾きを完全に直すことはできず、着工から199年たった1372年に完成となりました。つまり、最初に地盤をしっかり調査していれば、防げたかもしれない傾きだったというわけです。

現在の傾きは、約4度まで改善!

その後、1990年から2001年の間に行われた大規模な改修工事によって、現在の傾きは約4度まで改善することができています。

ピサの斜塔は中世ヨーロッパ時代に建てられました。実際は傾いてしまいましたが、現代のような技術や機械もない時代に、コツコツ長い年月を経て完成したこの歴史ある建物からは、建築の魅力がふんだんに詰まっているといえるでしょう。

建築技術が進んだ現代では、建物の安全性を確保するために、建築に関するさまざまな研究が行われています。このような建築や土木の技術を研究・開発する職業の人たちを「土木系研究・技術者」といいます。

建築の仕事は、自分が建築に関わった建物がずっと残ったり、地図に載ったり、未来に残ることが、何よりのやりがいになりそうです。ピサの斜塔をはじめとした世界的な建築物などをきっかけに、ぜひ建築の仕事への興味を広げてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る