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サル学者がサル山へ、スタイリストが銀座へ行く理由!

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

サル学者がサル山へ、スタイリストが銀座へ行く理由!

この記事をまとめると

  • 研究のために、実際現地に出かけて調査するのがフィールドワーク
  • フィールドワークが特に役立つのは、人文科学と自然科学の分野
  • フィールドワークの手法を身につけておくと社会に出たときも役に立つ

研究のために現場で調査をすることをフィールドワークという

みなさんはもし、授業でサルについて研究してください、といわれたらどうしますか? 図書室でサルの本を探す、ネットでサルについて調べるなど方法はいろいろあります。もちろん、本をもとにした調査もネット経由の情報で書いたレポートも立派な研究です。

一方で、サルのことを研究するんだからサル山に実際に行ってみる、という手もあります。行ってみたら想像と違っていた、新しい発見があったということもあるかもしれません。大学の教授や世界的に有名な博士も、机の上の研究だけでなく、実際に現場に足を運んでみるという方法をよく用います。本物のサル学者も、サル山によく出かけるといいます。

このように、研究対象である物事について研究者が直接現地に赴いて観察したり、関係者にインタビューしたりする調査活動のことを「フィールドワーク」といいます。

フィールドワークが特に役立つ研究分野がある

化学の実験や医学の研究の多くは室内で行われています。研究を進めるためにわざわざ外に出る必要はないでしょう。一方で、社会学や文化人類学などの人文科学分野、地質学や地形学といった自然科学の分野では、フィールドワークの手法が重視されています。

なぜなら、社会学は社会の人々を研究する学問で、人々のいる場所に行って実際に話を聞いたり、観察したりすることが重要だからです。地質学や地形学も、書籍やパソコンでの研究には限界があります。現地で写真を撮ってくる、土を採取するなどのデータ収集が実際の研究を前に進めます。

フィールドワークは簡単にいえば、足でかせいだ情報やデータ、自分で見聞きした体験を研究に生かすことです。この方法は、学問に限らず世の中の仕事などにも生かされています。

フィールドワークを行うことは将来必ず役に立つ

例えば、テレビ番組制作会社が「ぎょうざ」の番組を作るために、宇都宮や浜松に出かけて下見することも、スタイリストが大人のファッションの流行を知るために銀座をウォッチングすることも、ある意味でフィールドワークと呼ぶことができます。

もちろん現場に行きさえすればいい、というわけではありません。自分でテーマを決めて情報収集をする、そのことに詳しい人にアポイントをとってヒアリングを行う、集めた情報を分析して整理する。そうした方法を身につけてこそ、フィールドワークはより力を発揮します。

大学の社会学分野に進むと、フィールドワークを体験できる授業も行われています。現場で得られた情報を見比べて、試行錯誤しながら研究対象に近づいていくというスキルは、将来、さまざまなことに役立つ可能性を秘めているといえます。

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会学」
はこんな学問です

社会のなかでの個人の行為、集団の持つ特性、他者とのコミュニケーションなどに一定の法則性を見出して、社会の仕組みや働きを解明する学問である。研究対象は広く、社会学的な視点で研究できるものであれば何でも対象とすることができる。たとえば、家族社会学、芸術社会学、法社会学、都市社会学、宗教社会学、教育社会学、スポーツ社会学など、テーマの自由度は高い。その一方、社会全体を意味付けるグランドセオリー(一般理論)を志す学者もいる。

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