ドイツの子どもは10歳で進学先を決めるらしい!?

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ドイツの子どもは10歳で進学先を決めるらしい!?

2015.12.08

提供元:マイナビ進学編集部

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ドイツの子どもは10歳で進学先を決めるらしい!?

ドイツでは、小学校にあたる「基礎学校」を10歳で卒業するのだとか。そんなドイツの進学制度をご紹介します。

この記事をまとめると

  • ドイツでは10歳時の成績で、大学進学コースか職人・技術者コースかを判断される
  • ドイツと日本では、重視される能力が、教育制度に反映されている
  • 小学生の学力や人格の形成に携わる仕事が「小学校教員」である

10歳で自分の将来像を思い描くドイツの子どもたち?

みなさんは、自分の進路をすでに決めていますか? 進みたい学校や就きたい職業を、はっきり定めている人もいれば、まだ悩んでいる人もいることでしょう。日本では高校生くらいから、具体的に将来について考えはじめる人が、多いのではないでしょうか?

しかし、海の向こうのドイツでは、なんと10歳で自分の進む道を決めなければならないのだとか。10歳という、日本でいう小学校時代の進路選択で、その後の職業が決まることは、日本では考えづらいことです。では、一体どのような仕組みなのでしょうか?

10歳時の成績で、大学進学組と技術者・職人組に分けられる!?

海外にはさまざまな教育制度があります。中でもドイツはかなり特殊です。子どもたちは6歳になると、日本の小学校に相当する4年制の基礎学校(Grundschule)に入ります。そして、この基礎学校を修了する10歳までの成績で、大学進学を目指すコースと、職人や技術者になるコースに振り分けられるのです。

大学進学希望者が進む9年制の高等教育の学校を、ギムナジウム(Gymnasium)といいます。卒業すると、アビトゥア(Abitur)と呼ばれる大学入学試験の受験資格を与えられ、合格すれば、原則的にほとんどの大学へ進学できます。

ギムナジウムに進めなかった子や、職人・技術者を目指す子は、5年制の基幹学校(Hauptschule)と、6年制の実科学校(Realschule)のどちらかに進学します。基幹学校は、職業教育がメインで、卒業後、ほとんどの生徒がすぐに働きはじめます。一方、実科学校には、職業訓練だけでなく、高等教育準備の課程もあり、成績上位者には、ギムナジウム編入試験を受ける資格が与えられます。

生まれつきの才能を重視するドイツと、努力を美徳とする日本

驚くほど早い年齢で、子どもの進路を決めてしまうドイツ。その理由が、教育に対する考え方にあるといわれています。ドイツでは、子どもの教育において、生まれ持った素質を重視します。10歳の時点で、必要な学力レベルに達していなければ、「あなたは勉強に向いていない」と判断されるのです。これは厳しいようですが、とても合理的でもあります。子どもの大切な時間や労力を、適性に合った分野に費やすことができるからです。

日本の小学校では、先生が「苦手なことでも、努力すればできるようになる」という考え方で指導しますよね。がんばって苦手を克服できたときは、大きな達成感と自信を得られるものです。しかし、努力が必ず実を結ぶとは限らず、大きな挫折を味わうこともあります。日本とドイツ、どちらの教育制度にも長所と短所があり、文化の違いが反映されているわけです。

小学校時代の子どもの教育に、深く関わる仕事が小学校教員です。みなさんの中でも、小学校の先生を目指している人は多いかもしれませんね。学業だけでなく、人格形成にも携わる、たいへん重要なやりがいのある仕事です。才能と努力、どちらを重視するかは人それぞれです。大切なのは、子どものためを第一に考えて、信念を持って教え導くことではないでしょうか。

この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

「教育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「小学校教師」
はこんな仕事です

小学校1年生から6年生の子どもを対象に、勉強や生活全般について指導するのが小学校教師。国語や算数などを含むほぼ全教科を、教師一人で教えるケースがほとんどだ。6年間の小学校生活は子どもの人格形成にもつながる大切な時期なので、一人ひとりの個性を理解して指導しなければならない。優しさと厳しさの両方を備え、常に公平な立場で接することが望まれる。学校の授業以外にも、運動会や遠足といった学校行事やPTA、家庭訪問など仕事の幅は広いため、多忙な職業といえる。

「小学校教師」について詳しく見る