ミリ単位の世界!? 細かいデザインのこだわりをクリエイターに聞いてみた!

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ミリ単位の世界!? 細かいデザインのこだわりをクリエイターに聞いてみた!

2015.12.14

提供元:マイナビ進学編集部

ミリ単位の世界!? 細かいデザインのこだわりをクリエイターに聞いてみた!

街中で見かける広告、本屋で手に取る雑誌やパンフレットなど、私たちの周りにあるたくさんのモノは、「デザイン」と強い結びつきがあります。広告も雑誌も、見た目のデザインがよくなければ、私たちは無視してしまうこともあるかもしれません。

そんなデザインの世界では、画像や文字など、わずか数ミリのズレが、見た目の印象に大きく変わってくるといいます。よりよいデザインにするために、プロはどのような点に気を配っているのでしょうか? グラフィックデザイナーのHさんに、そのこだわりについて聞いてみました!

この記事をまとめると

  • デザインの小さなズレが、印象を大きく左右することがある
  • いいデザインはどうやって生まれるの?
  • 相手の思いを形にするためには、細かいこだわりが大事

ミリ単位で、かっこよくも、かっこ悪くもなる!?

――日常生活で見かけるデザインでも、わずかなズレが気になることはありますか?

Hさん:「たくさんあります。デザインがよくないと思うよりも、惜しいと思ってしまうことのほうが多いですね。『あぁ、あのロゴは、もう0.5センチ上にあればもっとかっこいいのにな~』とか」

――ほんの少しの違いでもそんなに印象が変わるんですね……。細かいズレは、デザインにどんな影響を与えるのでしょうか?

Hさん:「まずは見た目の完成度が大きく左右されますね。料理の盛り付けにこだわるのと似ていると思います。洋服の身だしなみでいうと、袖をめくるかめくらないかのようなものでしょうか。小さなニュアンスの違いが、大きな差につながってくるんです」

――分かりやすい例えですね。確かにそう考えると微妙な変化はかなり重要そうです。では、ご自身のデザインについてもそういった経験はありますか?

Hさん:「自分でデザインする時にも、何かがしっくりこないときはたくさんあります。人に見てもらうと『どれも同じじゃない?』と言われてしまうこともあるんですけどね(笑)。でもやっぱり自分の中では気持ち悪いと思ってしまって……。何度も微調整を重ねて試行錯誤しています」

おしゃれなデザインのインスピレーションはどうやって取り入れているの?

――デザインやレイアウトを考える上で、判断材料にしていることや注意していることはありますか?

Hさん:「たくさんデザイン教本が出ているので、まずは本である程度のルールを頭に入れておくことが手っ取り早い方法だと思います。とはいえ最初はよいデザインの基準が分からず、戸惑うことがたくさんありました。でも数をこなしていくにつれ、どうすればよくなるかがだんだん分かってきました」

――デザインの世界も経験が大事なんですね。具体的には、いいデザインにするためのポイントはどんなところにあるのでしょうか?

Hさん:「モノを詰めすぎず、余白をもたせること。それから、もし何かがしっくりこないと感じたら、少し要素を削ってみることです。足すより引いてみたほうが、かえって正解な時が多いんです」

「いろいろなものをたくさん観てたくさん感じることは大事ですが、そのためには莫大な数の情報から、必要なものだけを選んで吸収することが大事だと思います。たくさん見たからといって、全て吸収できるわけではないので。それぞれ人によって、好みが違っていて個性があるので、自分に合った情報を見つけるのが大事かなと」

人の想いを形にするのがデザイナーの仕事!

ーーデザインやグラフィックづくりの仕事で、一番達成感を感じるのはどんな時ですか?

「クライアント(仕事相手)の想いを目に見えるものにすることが、デザイナーの役割だと思います。主体が自分になって、自分の思い描いたものを表現するのは、アーティスト。なのでやはりデザイナーとしての一番の喜びは、相手の考えにできるだけ近いものができて、『そう! 私が思っていたものがまさにこれでした!』と言われることですね。やはりいちばん興奮しますし、たくさんお金をいただくよりうれしいことだったりします」(Hさん)

まさに職人ともいえるデザインへのこだわりに脱帽です。ミリ単位の緻密な感性が要求されるグラフィックデザイナーの世界。でも、細かいからこそ評価されたときに感じるやりがいは大きなものになりそうですね。この機会に身近なデザインに目を向けてみると、新しい発見があるかもしれません。

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「グラフィックデザイナー」
はこんな仕事です

文字や写真などをレイアウトし、デザインする仕事。制作物はチラシやダイレクトメール、ポスター、パッケージ、店頭を飾るPOPなどさまざま。デザイナーによってある程度の専門分野が分かれることもある。依頼主から注文を受け、媒体のコンセプトや用途を確認し、デザインソフトを使って制作。編集者やライター、カメラマン、イラストレーターなどと連携してデザインを完成させる。修正作業や印刷所への入稿も仕事の一つとなる。

「グラフィックデザイナー」について詳しく見る