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3秒ルールって信じていいの?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

3秒ルールって信じていいの?

この記事をまとめると

  • 食べ物を落とした際の「3秒ルール」について、海外で2つの実験が行われた
  • 実験では、3秒ルールが「正しい」という結果と、「間違っている」という結果が出た
  • 3秒ルールは“菌”の動きから考えることができる

「3秒ルール」が本当かどうかを、外国で実験した?

皆さんは「3秒ルール」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、「食べ物が床に落ちたとき、3秒以内に拾えばキレイなので食べられる」というもの。地域によっては「5秒ルール」のところもあるそうですが、いずれにせよ、小さい頃によく聞かれたフレーズです。

3秒ルールは日本に限らず、外国にもある様子。そして、世界の研究者たちは、そのルールが本当かどうかを実験しているそうです。

では、小さい頃に言っていた「3秒ルール」は本当なのでしょうか? 外国で行われた2つの実験結果を紹介します。

3秒ルールを信じるかどうかについて、正反対の意見が!

今から紹介する2つの実験では、3秒ルールが本当かどうかについて、正反対の結果が出ています。まずは、「3秒ルールは正しい」といった実験から紹介します。

その実験を行ったのは、イギリスのアストン大学。この研究チームでは、食べ物が落ちたとき、代表的な2つの「菌(きん)」がどう食べ物に移動していくかを調べました。すると、落ちてから時間がたてばたつほど、食べ物に付く菌は多くなることが分かったのです。

つまり、食べ物が落ちてから拾うまでに時間がかかると菌が多くなり、“汚い”と捉えることもできます。逆に見ると、「すぐに拾えばキレイ」であると捉えれば、3秒ルールの考え方は間違っていないと言うこともできます。

一方、「3秒ルールは間違っている」という結論を出したのが、アメリカのロヨラ大学。この大学で行った研究によると、食べ物を落とした場合に、そこにあるバクテリアは“一瞬”でくっついてしまうとのこと。状況により違いますが、落とした瞬間に1000近いバクテリアが付く可能性があるようです。

となると、「3秒以内だからキレイ」なんてことはなく、「落とした瞬間に汚くなっている」と考えられます。その結果、この研究では「3秒ルールは間違っている」と結論付けたのでした。

3秒ルールは、生物学的に考えることもできる?

海外の実験では、意見が2つに割れている3秒ルール。日本でも、「根拠のない言い伝え」と考える人もいれば、本気で「3秒以内なら大丈夫」と考えている人も少なくないでしょう。どちらに賛成するかは、一人ひとり意見が異なるかもしれません。

研究チームが菌に注目したように、食べ物の安全性や衛生面について考えるなら、微生物や菌類の動きを研究するのも一つの道。学問の分野では生物学や農学につながってきます。食べ物を粗末にしないという気持ちが生んだであろう「3秒ルール」について、こうした学問の観点から考えてみることも面白いでしょう。生物学や農学を駆使した新しい「○秒ルール」が生まれるかもしれませんよ。

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「生物学」
はこんな学問です

マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、さまざまなレベルで起きている生命現象を実験・観察することによって研究する学問である。人間を含めた動物・植物・微生物など、あらゆる生命体が研究対象となる。主な研究分野としては、タンパク質を中心にした生体内の高分子の機能をその構造から研究する「構造生物学」、生態系の構成要素である生物と環境の関わりを研究する「環境生態学」などがある。

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