テーマは「未病」の改善。白鵬女子高等学校が神奈川県、大塚製薬とタッグを組んだ探究学習 Vol.2

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テーマは「未病」の改善。白鵬女子高等学校が神奈川県、大塚製薬とタッグを組んだ探究学習 Vol.2

2020.03.03

提供:マイナビ進学編集部

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テーマは「未病」の改善。白鵬女子高等学校が神奈川県、大塚製薬とタッグを組んだ探究学習 Vol.2

2022年度からスタートする高校の新科目「探究」に先がけて、2019年度の1年生から「探究」の授業を行っている白鵬女子高等学校。1年間の学びの集大成として、神奈川県・大塚製薬株式会社・マイナビと共同で探究活動に取り組んでいます。テーマは「未病」。授業の中で、生徒たちはどのように考えを深めているのでしょうか。昨年11月に行われた説明会から3回目となる授業にお伺いしました。

この記事をまとめると

  • 「未病」の具体的な問題解決に取り組むグループワーク
  • 他科目の授業で学んだことも生かしながら探究活動を進める
  • GoogleフォームやQRコードを活用したアンケート調査を実施

プレゼンシートを使って情報を分かりやすく整理

探究の問いは「神奈川県が抱える健康課題(未病)の改善策は何か?」。昨年11月に行われた説明会では、その問いをより具体的にした、以下の7つのお題が提示されました。

1.朝食欠食
2.若年層の体力不足
3.メタボリックシンドローム
4.健康寿命延伸
5.女性の健康問題(痩せなど)
6.睡眠不足
7.免疫力について

7つのお題はくじ引きによって1年生全12クラスに割り振られ、各クラスでは4~5人ずつのグループに分かれてリサーチや資料づくりを進めています。この日の授業では、それぞれのグループごとに自由に話し合いが行われていました。インターネットや本でデータを調べたり、一人ひとりの意見を言い合ったり。真剣な表情でディスカッションが進む一方で、時折明るい笑い声も聞こえます。
また、生徒たちの活動の助けになっていたのが、学校から配布された「プレゼンテーション計画書」と「プレゼンテーション構成表」の2つのシートです。計画書ではプレゼンの目的や問題の背景、情報の集め方などを、また構成表ではもっとも強く伝えたいポイントやその具体例などを、分かりやすく整理できるよう工夫されています。生徒たちはこれらのシートを活用しながら、問いに対する自分たちなりの答えを考えていました。

独自のアンケート調査で仮説を検証する

「免疫力について」がテーマのクラスでは、まず「免疫力とは何か?」というところから取り組みをスタート。ちょうど生物の授業で「免疫には生まれつき備わっているものと後天的に得られるものの2種類がある」と勉強していたことから、「では、免疫力はどうすれば上がるのだろう?」と考えていったそうです。
そしてクラス全体で、運動や睡眠、ストレス、体温など、免疫力に影響する要素と考えられるものをピックアップ。その中からグループで1つを選び、たとえば「体温が1度上がると風邪をひきにくい?」といった仮説を立てました。
そのうえで運動や風邪の頻度、ストレスの有無など、グループごとに内容に沿ったアンケートを実施し、仮説が正しいかどうかを確認することに。アンケートの対象は1年生の生徒のほか、2・3年生にも。中には運動部の生徒を対象にしたアンケートなど、条件を絞り込んで検証を進めるグループもありました。
生徒たちは、導きたい結論や欲しい情報を踏まえて質問項目を考え、Googleフォームを活用してアンケートを作成。手軽に回答できるよう、QRコードで配布していました。今後はアンケートの結果を集計・検討し、仮説を検証していくそうです。

1つのテーマに対して違う視点から意見を出し合う

「女性の健康課題」がテーマのクラスでは、まず健康課題の具体例を考えたそうです。先生からは「痩せすぎ」「寝不足」などの例が提示されましたが、そのほかにも生徒たちからは「サプリメント」「生理中のめまいや貧血」「メンタル面での健康」など、さまざまな意見があがりました。その中からグループごとに1つのテーマを絞り込み、リサーチや話し合いを行っています。
「女性の健康課題」というテーマは生徒たち自身にとっても身近な問題であるため、意欲的に探究活動に取り組んでいる様子。グループ活動では、一人ひとりが違う視点からリサーチするよう心がけているといいます。異なる角度からの意見を合わせることで、考え方の幅も広がりそうです。
グループごとに、GoogleフォームとQRコードを使ったアンケートも実施。また、このクラスはメディアコースということもあり、生徒たちは皆ノートパソコンを使って調べ物や資料作りを行っていました。初回の授業では動画を見ながら、プレゼンテーションの流れについても確認したのだとか。プレゼンソフトの使い方なども勉強し、発表会ではパソコンを使ってプレゼンを行う予定だといいます。

そのほかのクラスでも、オリジナルのアンケートを実施したり、自分に身近な問題に置き換えて考えたりと、試行錯誤しながら少しずつ問いの答えへと近づいているようでした。2月には神奈川県庁や大塚製薬の方々をむかえての発表会が行われます。生徒たちがどんな主張をどのように伝えてくれるのか期待したいですね。


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