【観光甲子園アウトバウンド部門・グランプリ】鳥取西高等学校

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【観光甲子園アウトバウンド部門・グランプリ】鳥取西高等学校

2020.02.14

提供:マイナビ進学編集部

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【観光甲子園アウトバウンド部門・グランプリ】鳥取西高等学校

「観光甲子園」の愛称で知られる「全国高等学校グローバル観光コンテスト」。今回新たに新設されたアウトバウンド部門では、たくさんの応募から書類審査を通過した5チームが、昨年の8月にハワイ島での取材旅行を実施。その内容をまとめた動画とプレゼンテーションを、1月26日に開催された決勝大会のステージで披露しました。今回はグランプリを受賞した、鳥取西高等学校の皆さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 最初は「ハワイに行きたい!」という気持ちで大会に参加
  • 準備や取材を通して、観光の問題や未来を深く考えるようになった
  • 周囲からの協力も得て、決勝大会では見事な動画&プレゼンを披露

ハワイ島で実際に取材旅行を行い、5チームが決勝大会へ

観光甲子園には、世界から日本へ観光客を呼び込むための「インバウンド部門」と、日本から世界へ目を向けた「アウトバウンド部門」があります。今回ご紹介するアウトバウンド部門のテーマは、「知的冒険の島・ハワイで次世代観光の可能性を探れ!」。決勝大会では、昨年夏にハワイ島で行った取材旅行の内容を動画にまとめ、プレゼンテーションと共に披露します。

5チームの中からグランプリに選ばれた作品は、鳥取西高等学校の「Theater223 アフプアア」です。予告編と本編の2部構成にした映画仕立ての動画で、キーフレーズとなるのは「あなたはまだハワイ島の本当の魅力を知らない」。予告編ではビーチやロコモコなど「ハワイ島=海の楽園」という従来のイメージを紹介。そして本編では知られざる古代ハワイアンの「アフプアア」を紹介するという二重構造で、ハワイ島の新しい魅力を打ち出しました。

【Theater223 アフプアア】


動画はもちろんプレゼンテーションでも、観客の心に訴えかける素晴らしい発表を行っていたのが、村岡優菜さんと木村理瑞さんです。今回はそんなお二人に、大会への道のりや動画の制作秘話を伺いました。

観光者のニーズと現地住民の思いを融合した「持続可能な観光」

―― 受賞された感想をお聞かせください。

木村:決勝大会を迎えるまで、放課後も土日もずっと二人で準備を重ねてきました。その途中で「果たしてこれでいけるのだろうか」と悩んだり、良い案が出なくて困ったり、どうしようかと思うこともあって……。でもそんな時は、先生方に聞いたり友達の助けを借りたりして乗り越えられたので、その人たちにも恩返しができたような気がしますし、何より自分たちのやってきたことがこうして形になってうれしいです。

村岡:最初は周りからも「厳しいんじゃないか」と言われていたし、私たち二人も正直あまり自信がなくて、書類審査を通ってハワイに行けただけでも大喜びでした。まさかグランプリをいただけるとは思っていなかったので、今はまだ実感がわきませんが、すごくありがたい気持ちです。


―― 受賞できた一番の要因は何だと思いますか?

木村:テーマを決めるにあたって、「これからの観光業はどうあるべきか」ということを、とにかく考えました。その結果、私たちが提唱したのが「持続可能な観光」です。そこを評価していただけたのかなと思います。

グランプリ者が発表され、喜び合う二人

グランプリ者が発表され、喜び合う二人

―― 今回の動画を作られた経緯を教えてください。

木村:私たちが観光甲子園を知ったきっかけは、校内の掲示板に貼ってあった1枚のチラシでした。アウトバウンド部門では、書類審査を通過するとハワイ島での取材旅行ができると知って、最初は「ハワイに行ってみたい!」くらいの気持ちから始まりました(笑)。

村岡:元々は私たち個人の思いからスタートしたのですが、先生にその話をしたら「サポートするよ」と言ってくださって。それから準備を進めるうちに、部活という形をとっていただくようにもなりました。また動画のナレーションには演劇部の同級生が出演してくれるなど、協力してくれたみんなには本当に感謝しています。


―― 動画に込めたこだわりを教えてください。

木村:「観光者はお客様ではなく、現地住民と同じ共同体としての自覚を持って観光をしてほしい」と私たちは思います。観光者も現地に対する尊敬の念を忘れないことが大切で、それを皆さんに知ってもらいたいなと思っています。

村岡:ハワイ島での取材を通じて、現地の方から直接伺った「私たちの土地や文化、人々に尊敬の念を持ってほしい」という言葉は、とても印象的でした。また、これはハワイ島だけではありませんが、観光地に対するイメージが強すぎて固定概念に縛られるのはすごくもったいないと思います。従来のイメージにとらわれず、それぞれの観光地にはいろんな魅力があるということを観光者自身が探してほしいし、発信していけたらいいなと思いました。


―― 大会に向けての準備と、大変だったところを教えてください。

村岡:まず最初の書類審査で、テーマを考えるのが大変でした。日本の若者がハワイへの旅行で求めていることと、現地の住民の皆さんが求めていることは、きっと違うのではないかと思ったのです。日本の若者にアンケートをとると、どうしても「ハワイといえばフラやビーチ!」という回答が多くなります。しかしそれはハワイの魅力の一部であり、現地の方はそんな状況をどう捉えているのだろう。観光者のニーズと現地の方の思い、どちらを重視するべきかという葛藤があり、両立できるプランはないかとすごく悩んだ結果、辿り着いた答えが「アフプアア」でした。

木村:「アフプアア」とは古代ハワイアンたちが、漁猟や採集をしながら暮らしていた生活空間のことです。これを題材にした理由の1つは、彼らの生活や文化から持続可能性を学べるということ。もう1つは、伝統文化やアクティビティに興味を持つ若者のニーズに対応できること。そして実際の取材で感じた「観光者は現地に対する尊敬の念を忘れず、責任ある観光者になるべきだ」という思いを込めました。

「みんなで作り上げた作品」が受賞した喜び

―― 大会全体を通した感想を教えてください。

木村:動画やプレゼンテーションを仕上げるまでには、私たち二人だけではなく、学校の先生や友達などたくさんの人たちが協力してくれました。だからこの作品は、みんなで作り上げたものだと思っています。また、この大会で初めてハワイ島に行くことができましたが、「みんな一生に一度は行くべき!」と思うくらい、本当に素敵なところでした。私は波の音や現地の音楽など、そこにいるだけで落ち着いて癒やされるような「音」がすごく良いなと感じたのですが、そうしたことは現地を訪れてみないと分からないし、それが旅の醍醐味だと思います。

村岡:ハワイ島では美しい自然はもちろん、現地の方々の優しさも心に残っています。そして取材を経て決勝大会が行われた今日まで、私たちはとても長い時間をかけて準備をしてきました。その結果、こうしてグランプリをいただけたことを本当にうれしく思っていますが、その反面、これで終わってしまうと思うと寂しくもあります。


―― 将来の夢や目標があれば教えてください。

木村:私は外国が好きで、いろいろな国に興味があります。今はまだ、どんな仕事を目指すかはっきり決めてはいませんが、いつか世界中を回るのが夢です。

村岡:私は今、国際関係全般に興味を持っています。今回の大会を通じてたくさんのことを学ぶことができましたが、その中でも「観光」と「環境」という2つのことを深く考えられたので、将来はそれらに関わる仕事に就きたいと思っています。



決勝大会の本番では、分かりやすく説得力のあるプレゼンテーションを披露してくれたお二人。発表終了後、顧問の先生にもお話を伺うと「リハーサルや学校で練習したとき以上の、本当に素晴らしいパフォーマンスでした」とおっしゃっていました。今回の決勝大会で上映された映像を見て、ハワイ観光の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。


【profile】
鳥取西高等学校
村岡優菜(2年) 、木村理瑞(2年)

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