「高校生の時に味わった悔しさは、一つの財産」山﨑康晃選手インタビュー

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「高校生の時に味わった悔しさは、一つの財産」山﨑康晃選手インタビュー

2020.01.30

提供:マイナビ進学編集部

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「高校生の時に味わった悔しさは、一つの財産」山﨑康晃選手インタビュー

オールスター・ファン投票でも毎年人気を集め、11月に開催された第2回WBSCプレミア12でも日本代表に選出された、プロ野球 横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃選手。
現在の活躍の様子からは想像できませんが、高校時代には挫折を味わったこともあるそうです。高校生の頃のお話や、日本代表としての思いなどをお話いただきました。

この記事をまとめると

  • 周囲にも、自分にも素直に
  • 高校の時に味わった悔しさは今でも忘れない
  • 日本のために投げることで成長できる

素直に真っ直ぐ練習したことが今につながっている

―― 帝京高校に入学されたときのことを教えてください。

帝京高校野球部の縦縞ユニフォームに憧れていて、入学が決まったときは「願いはかなうんだな」という感覚になりました。本当に憧れすぎて、僕には手が届かないものだと思っていたんです。

僕自身、帝京高校で野球をしたいという素直な気持ちを母にぶつけましたし、周りの指導者の方や応援してくださった方々にも、そのまま素直な気持ちをぶつけました。人生も野球も、何年続けられるのかは分かりません。だからこそ、選択って本当に大事だと思うんです。野球人生の中でも大きく影響してくることですから、自分の希望に対しては強い意志を持っています。

―― 入学されて、高校時代はいかがでしたか?

野球に関して名門と言われる学校なので、入ってくるメンバーもリトルシニアの4番打者や日本を代表する選手たち。正直、僕が入っていく自信はありませんでした。初めて一緒にプレーした時、「これはレベルが高いな……」と感じました。

でも、強い意志を持つということは、誰よりも一貫してブレなかったと思います。あと、素直さが大事だったのかな、と。当時の監督からは「1日100球投げなさい、投げて体力をつけるんだよ」と言われていました。周りの選手は少し手を抜いたりしていましたが、僕はバカ正直に100球ちゃんと投げていたんです。100球投げて上手くなってエースになれるんだったら、僕はそうありたいと思いました。そのおかげもあって、代替わり後の新チームでエースナンバーを付けることになりました。
その時の努力がなければ正直、夏に1番を付けることはなかっただろうし、ブルペンであれだけ必死になれたことも思い出の一つになっています。

悔しかった思い出が今を作り上げている

―― 挫折やつらい経験などはありませんでしたか?

高校卒業時にプロに入れなかった時ですね。本当に野球を諦めようと思った時期がありました。大学の柔道整復が学べる学科の資料請求までしていました。
でも、野球と人生を天秤にかけていた時期に、野球部の監督から「大学で野球をやってみないか」と声をかけていただいたんです。そうなると、やっぱり野球を諦められませんでしたね。家庭の金銭事情などの葛藤はありましたが、「自分のやりたいことを最後までやり抜きたい」という気持ちはブレませんでした。


―― 高校生時代の経験で、プロとして今も生きていることはありますか?

あります。高校の時に味わった悔しさは今でも忘れません。初めて背番号をもらったのに、地区大会でメンバーから外れたこともありました。母には「明日試合に出られるかもしれないから、見に来て」とお願いしていて、家族総出で見に来てくれたんですが、外れたんです。

高校時代のそういう思いが今を作り上げていると思います。成り上がりじゃないですけど、高校で3番手だった僕がプロでこうして投げている。そんな人は多くないと思うので、そうした悔しさを持って今に臨めているのは、一つの財産でもあるんですよね。

―― 悔しい思いをしてそこで辞めてしまう人もいると思います。それでも頑張ってこられたのは、なぜでしょうか?

僕自身ここまで来て思うのは、自分の弱さを認めることも強さだということです。人って弱い部分をなかなか受け入れられなかったり、どこかでうまくいかなかったら、次の一歩を踏み出せなかったりします。でも、弱さを認めて、素直に次また一歩を踏み出していくのは、強さでもあると思っています。

自分の力を100パーセント発揮して日本の力になりたい

―― 侍ジャパンのユニフォームに対する思いは強いですか?

強いですね。誰もが着ることのできるものではないですし、プライドだったり、いろいろな方の思いを背負ったり。これからもチャンスがあれば、自分のできることを100パーセント表現して、日本の力になりたい! そのために頑張りたい!という気持ちがあります。


―― 長丁場のシーズンを戦った後に代表戦が組まれることが多いですが、精神的にも疲労しきっていてもなお、そういう思いのほうが強いですか?

日本代表に選ばれることは本当に光栄なことですし、もちろんみんな満身創痍でボロボロになって、苦しい思いもしています。だけど、日本のために投げることで成長できると思いますし、誰もが出たい場所だと思うので、チャンスがある限り出場したいと思っています。今では年下の選手もいて、真ん中ぐらいの立場になりましたから、その分いろいろな経験をさせていただいてるし、そういう経験を無駄にしたくないという気持ちがありますね。

―― 高校生に向けてメッセージをお願いします。

もし僕が目標が定まらなかったり、将来何をしたらいいか分からないという境遇にあったなら、まずは好きなことをやってみます。それが野球じゃなかったとしても、僕はやりたいように思い切ってやると思います。
まずは好きなことをしてモチベーションを上げつつ、目標は徐々に自分の中で作り上げていく。努力する中で生まれたものが、モチベーション・夢・目標や次のステップにつながっていく。そうして自分の中で道標になって、いずれ大きなものになっていくのかなと思うんです。別に目標がないからと言って、そんなにダメではないと思うし、チャレンジする勇気も必要だと思います。


【Profile】横浜DeNAベイスターズ 山﨑康晃

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