【シゴトを知ろう】柔道整復師 編

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【シゴトを知ろう】柔道整復師 編

2020.05.25

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】柔道整復師 編

骨折や捻挫など、身体に思わぬアクシデントが起こったときに治療をしてくれるのが、柔道整復師。「接骨院」や「整骨院」にいる先生たちのことです。彼らは、どのようにして治療家としての道を歩んでいるのでしょうか。今回は、横浜市旭区の「もみの木整骨院」に勤務する渡邊卓さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 骨折などのケガを、手術によらない治療で回復させていく仕事
  • スポーツの経験が原点になり、高校3年で柔道整復師になることを決めた
  • 体力はもちろん、患者さんの気持ちに寄り添う姿勢や話を聞き出す力も重要

人間の自然治癒力を生かした治療を行う

Q1.お仕事の概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
柔道整復師として、患者さんのケガに対する治療を行っています。具体的には、骨折や脱臼、捻挫、打撲そして挫傷に対しての治療をしています。医師のように手術は行わず、人間の自然治癒力を最大限生かす整復(骨などを元の位置に戻すこと)や固定などで治療していきます。

健康保険適用外となりますが、腰痛や肩こりなど慢性的な症状、姿勢矯正などに対して施術を行う場合もあります。鍼灸師としての資格も持っているので、鍼(はり)やお灸による治療も行います。

院自体は朝9時から夜10時まで診療を行っていますが、勤務はシフト制になっています。

<一日のスケジュール>
11:30 出社
12:00 診療開始
16:00 休憩
17:00 再開
21:00 受付終了
21:30 清掃 カルテ記入
22:00 帰宅

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
「ありがとう」「良くなってきた」と直接言っていただけるのは、この仕事ならでは。治療を施したことで、患者さんの症状が改善し、喜んでいる様子を見られることがやりがいです。また、高校生などスポーツをやっている患者さんの場合は、大会までにケガの治療を終えられて、いい結果が出たと報告を受けたときはうれしいですね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

患者さんの症状がなかなか改善しないときです。そういった場合は、患者さんによって治療法を調整しながら、慎重に治療を進める必要があります。また、柔道整復師の仕事には事務作業もあります。月末から月初にかけて「レセプト」と呼ばれる医療報酬の請求書を作成する作業は量も多く、作業は大変です。

「身体を動かし、人の役に立ちたい」という気持ちが原点

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

高校時代、サッカー部に所属していたのですが、現役最後の試合を前にして、膝の半月板を損傷する大きなケガをしてしまいました。そのとき治療をしてくれたのが、接骨院の先生。試合本番では、万全ではないもののなんとか出場することができました。

トレーナーなどスポーツ選手を支える仕事がしたかったこともあり、柔道整復師になることを決意。専門学校に通って国家資格を取得しました。その後改めて専門学校に通い、鍼灸師の資格も取りました。

卒業後は、学生のときにアルバイトをしていた当院に就職。故郷の山梨にある院で働いた時期もありましたが、結婚を機に昨年横浜に戻り、再び当院で勤務しています。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?
 
私は3年制の専門学校に通っていました。1年次には、解剖学や生理学などの基礎を学び、2年次でそれをさらに突き詰めました。並行して、包帯の巻き方や整復法などの実技についても修得。3年に上がると、国家試験に備えた対策を行うようになりました。進級にあたっては毎年テストがあり、留年してしまう学生もいました。

無事に柔道整復師の資格を取得しましたが、先生の勧めもあり、卒業後は鍼灸の専門学校へ進学。働きながら夜間部で学び、鍼灸師の資格を取りました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校入学時に目指していたのはパン職人。経営などについて学ぼうと、商業系も学べる総合学科に入学しましたが、しっくりこなくなってしまいました。

小さい頃からサッカーを続けていたこともあり、「自分には体を動かすこと、そして人の役に立つ仕事が向いている」と考えるようになり、在学中はサッカーチームのトレーナーになりたいと思っていました。

実は小学校時代、ドッジボールにも取り組んでいて、社会人になってからは日本代表としてプレーしています。その傍ら、チームのトレーナーとして仲間をサポートしているので、高校生の時の夢を叶えられたかなと思っています。

患者さんの悩みを引き出す「トーク力」も重要

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?

ある程度体力があって、体調管理がしっかりできる人だと思います。治療が始まると、一日中患者さんの身体を押すこともありますし、そもそも体調を崩してしまうと患者さんを治療できません。

話すことが好きな人も向いています。たとえば初診の患者さんには、問診票に記入してもらうのですが、内科的疾患など書きづらいこともあります。対話しながら、患者さんの悩みなどをうまく引き出すことができれば、それぞれに合った治療を導き出せます。

また、自分がケガをしたことがある人も良いと思います。私もスポーツでケガをした経験がたくさんあるので、痛みやそのつらさについては理解しているつもりです。だからこそ、患者さんの気持ちに寄り添える部分はあると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

まずは、いま高校生活を送らせてもらえていることに感謝できる人であってほしいです。中には、高校に行かずに働いている人もいます。その気持ちを忘れずに、勉強や部活動に一生懸命取り組んでほしいと思います。

また、高校時代はいろいろな刺激がある時期。興味があること、やりたいことには迷わずチャレンジしてほしいです。私は部活動しかやっていなかったので、資格を取っておけばよかったと思っています。ドッジボール日本代表として海外遠征も多いので、とくに英検にはチャレンジしておきたかったですね。

皆さんも、やらないで後悔するより、やって後悔したほうが良いと思います。自分を見つめ直す機会にもなりますし、その経験はきっと将来に繋がっていくはずです。


サッカーやドッジボールなど、小さい頃からのスポーツ経験の中でケガをすることも少なくなかった渡邊さん。その痛みや、身体が思うようにならないつらさを知っているからこそ、治療を通して人の役に立てる柔道整復師という道に進みました。みなさんも、普段の高校生活の中から自分の進路が見つかるかもしれません。日常のさまざまな経験を大切にしていけると良いですね。


【profile】もみの木整骨院 柔道整復師 渡邊卓

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「柔道整復師」
はこんな仕事です

打撲や脱臼、捻挫、つき指などの回復に向け施術する仕事で、「ほねつぎ」と呼ばれることもある。柔道を起源に、東洋医学と西洋医学を融合させた治療法。手を使って体に刺激を与える独自の手技により、人間がもともと持つ自然治療力を引き出す治療を行う。手術や投薬、注射をしないのも特徴だ。接骨院や整骨院のスタッフだけでなく、トレーナーとしてスポーツ分野に関わる人や、リハビリテーションや福祉の現場に従事する人もいる。

「柔道整復師」について詳しく見る

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