【シゴトを知ろう】社会福祉士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】社会福祉士 ~番外編~

2020.05.20

提供:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】社会福祉士 ~番外編~

「【シゴトを知ろう】社会福祉士 編」では、社会福祉士の資格を生かして、デイサービスの生活相談員として働く東江渉さんに、お仕事の概要について伺いました。
今回の番外編では、実際に働いている人にしか分からない「お仕事の裏側」に焦点を当てて、世間のイメージとのギャップや、仕事の中で一番心に残っているエピソードなどを教えていただきます。

この記事をまとめると

  • デイサービスの生活相談員になり、より地域と密なつながりが持てた
  • 利用者さんとコミュニケーションをとる中で喜びや楽しさが得られる
  • 看取りをした経験が、その後の仕事への姿勢を引き締めるきっかけに

導かれるように生活相談員の職種に就いた

―― 社会福祉士の資格には、医療機関や福祉施設など、幅広い活躍の場があります。その中で生活相談員を選んだ理由を教えてください。
 
就職した当初は、特別養護老人ホームを担当していました。しかし、もともとは「地域に関わりたい」という気持ちがあり、在宅関係の部署で相談業務をしたいと思っていたんです。そんな中決まった次の部署が、今働いているデイサービス。そこで生活相談員を務めることになったのが、この職種に就いたきっかけです。自分が選んだというよりは、導かれたという方が適しているかもしれません。

デイサービスに来る利用者さんは、あくまで生活の拠点はご自宅。来訪される形で施設を利用します。その分、利用者さんのご家族や、居住する地域にも関わることができます。
地域に関わる相談業務のスタートとして、デイサービスの生活相談員は最適だったと思います。

―― この仕事の影響で、ついつい気になってしまう日常の風景や出来事はありますか?

やはり、高齢者の孤独死や、認知症の方の事故死などのニュースを見ると、気になりますね。私自身、「地域から孤立や孤独死をなくしたい」という思いでこの仕事をしているので、つい敏感に反応してしまいますし、なんとかしたいという思いに駆られます。
また、道端で、一人で不安そうに歩いている独居高齢者やホームレスの方を見ると、「この方々は日頃どんな生活をしているのだろう」と想像することも多いです。

仕事をする上ではコミュニケーションが最も大切

―― 「福祉関係の仕事は肉体的にも精神的にも大変そう」というイメージがあると思います。そういった世間のイメージと、実際の仕事とのギャップがあれば教えてください。

体力も精神力も必要なのは間違いないですが、その中にもたくさんの楽しさがある仕事だと思っています。学んだ福祉や介護の知識を現場で生かしていくことで、面白みも感じられますし、相手が求めているようなケアが十分に行えたときは、本当にうれしいです。

明るい表情を見せてくれたり、ご飯をおいしそうに食べてくれたりなど、利用者さんの小さな変化で喜びを感じられるのもよいところですね。仕事がうまくいかず、落ち込んでいるときも、こうした些細なふれあいで前向きになれることが沢山あります。


―― 日々のお仕事の中で、東江さんが最も大切にしていることは何ですか?

当たり前のことかもしれませんが、まずはコミュニケーションです。直接介護でも、相談援助でも、どうしてもこちらから一方通行の関わりをしてしまうことがあります。しかし、相手と信頼関係を築き、安心や喜びを与えるには、相手の気持ちや反応をしっかり受け止めていくことが大切です。

そのためにも、「相手に何か伝えた後は一呼吸おく」ということを心がけています。「何かしなきゃ、すぐに答えを出さなきゃ」と焦ってしまうことも多いですが、一呼吸おくことで、利用者さんも話しやすくなりますし、こちらも落ち着いて話を聞くことができます。

また、対利用者だけでなく、職員間や、一緒にケアを行っていく他職種の方とも、同じように意識してコミュニケーションをとることが大切だと思います。

いつか地元の奄美大島で地域への支援をしたい

―― 今後の目標や理想の将来像について教えてください。

今後はより社会福祉士として活躍できるよう、地域包括支援センターや、社会福祉士協議会などでも働いてみたいという目標があります。そこで、精神保健福祉士などの資格も取得して、専門性を深めていきたいです。

また、今は大阪で働いていますが、将来的には地元の奄美大島に帰って、在宅分野での支援や地域の取り組みを活性化していきたいと思っています。地元の高齢者や生活に困難を抱える方々が、少しでも明るく生活できるようにしていきたいです。そのためにも、もう少し大阪で経験を積み、社会福祉士として日々の生活に励んでいきたいと思います。


―― 最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

一番印象に残っているのは、特別養護老人ホームにいたときに、利用者さんの看取りをしたことです。
最期に立ち会う前には、日頃の関わり方を見直し、その方の残りの人生を、少しでも充実したものにするために何ができるか考えます。また、自分の祖母が亡くなったときのことを思い出しながら、ご家族に対してどういったケアができるかも検討しました。
全ての事例で納得のいく最期にできるとは限りません。未だ正解は分かりませんが、この経験を通じて、「利用者さんの日々の過ごし方を少しでもよいものにできるように」と、改めて気持ちを引き締めることができました。
 
 
「今後は精神保健福祉士の資格も取り、専門性を高めたい」とお話してくださった東江さん。福祉の資格にはさまざまなものがあり、複数取得することで、より幅広い働き方が可能となります。この仕事に興味を持った方は、社会福祉士と関連する資格にはどんなものがあるか、ぜひ調べてみてくださいね。
 
 
【profile】社会福祉法人玉美福祉会 デイサービス八戸ノ里向日葵 東江渉
http://www.tamami.or.jp/

この記事のテーマ
福祉・介護」を解説

現場で福祉を担う介護福祉士などのスペシャリストや、福祉サービスの企画・提案ができる人材を育成します。通常の生活を営むことが困難な人の生活を助けるための専門知識、技術を身につけ、職種により就業に必要な資格取得を目指します。高齢化が進む中、精神的なケアや寝たきりを防ぐための運動指導など、必要な専門知識や技術も幅広くなっています。

「福祉・介護」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会福祉士」
はこんな仕事です

専門的な知識と技術を持ち、高齢や障がい、環境による理由で生活に支障がある人の相談・援助をする仕事。社会福祉士とは国家資格の名称で、児童相談所や役所で地方公務員として働く人もいれば、福祉や介護サービスを提供する民間企業で働く人もいる。また病院のソーシャルワーカーもこの資格があると仕事の幅が広がる。相談者が抱えている問題をヒアリングし、その人に合った福祉制度や福祉サービスを提案。医師や介護福祉士など他の専門職と連携を取りながら業務を行うこともある。

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