【シゴトを知ろう】社会福祉士 編

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【シゴトを知ろう】社会福祉士 編

2020.05.19

提供:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】社会福祉士 編

「福祉」と聞くと、実際に介護を行うヘルパーさんの姿が浮かぶ方は少なくないと思います。しかし、一口に「福祉」といっても、その業種や資格はさまざま。中でも社会福祉士は、福祉事務所や児童養護施設などの公共機関・医療施設・介護施設・学校など、幅広い分野で活躍しています。
今回は社会福祉士の東江渉さんに、そのお仕事内容や学生時代に学んだことについて教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 社会福祉士の資格を取得し、現在生活指導員として働く
  • 地域から孤立や孤独死をなくすため、社会福祉士を志した
  • 焦らず落ち着いて相手の話を聞ける人がこの仕事に向いている

利用者さんはもちろん、ご家族や地域とも関わる仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
私は今、社会福祉士の資格を生かして、デイサービスの生活相談員として働いています。
生活相談員と聞いても、どんな仕事なのかイメージしづらい方もいるかもしれませんね。私の職場では、デイサービス利用にあたり必要な書類・計画書の作成と管理・新規契約や利用頻度などの調整などが、生活相談員の主な業務です。

デイサービスは介護保険が適用されるサービスなので、情報や書類の管理は特に大切になります。また、必要に応じて利用者さんの介助やご家族への連絡対応をすることも。高齢者の方々が少しでも多く生きがいを持って自宅での生活を続けていけるように、業務に取り組んでいます。

<1日のスケジュール>
8:00 出勤
8:30 朝礼(全体で一日の予定確認)
  利用者さんお迎え
9:00 利用者さん挨拶
 午前中 利用者さんの状況確認、書類作成や整理(デイサービスに関わる計画書など)
12:00 昼食、休憩
 午後 職場の会議、担当者会議、利用者居宅訪問、デイサービス実積入力など 
 

 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
社会福祉士にはいろいろな仕事がありますが、デイサービスで働く楽しさは、利用者さんとコミュニケーションが取れて、こちらも元気をもらえるところです。何かに行き詰まって落ち込んでいるときも、利用者さんと話すと「また頑張ろう!」という気持ちになれます。そうしたふれあいの中でやりがいを感じます。

Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
なかなか上手くケアを行えないときには、大変さを感じます。
高齢者の方は日々体調や生活状況が変わるので、小さなことも大切に考えて行動しているのですが、たまに一杯一杯になってしまい、思い返してみるともっと上手く対応できたのではないかと思うことがありますね。

高校生のときに見たドキュメンタリーがきっかけだった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
最初のきっかけは、中学生のときに参加した、祖母が入居していた特別養護老人ホームでの職場体験です。高齢者の方々と話すのが楽しくて、介護の仕事に興味を持ちました。もともと母親が病気がちで、医療や福祉に触れる機会が多かったことも影響しているかもしれません。
そこから社会福祉士を志すようになったのは、高校生のときです。テレビのドキュメンタリーで見た、独居高齢者の寂しそうな表情が頭から離れず、「地域で孤立している方々に関わる仕事がしたい」と思い、社会福祉士を目指すことを決めました。

高校卒業後は、大阪の福祉の専門学校に通った後、特別養護老人ホームを経て、デイサービスで働き始めました。そして仕事をしながら休みの日に勉強をして、社会福祉士の資格を取得。資格に必要な生活相談員の実務経験を積むために3年かかり、正直もどかしいときもありましたが、学生の頃の目標に少しずつ近づいていることが実感できてよかったです。
 
Q5.専門学校では何を学びましたか?
 
専門学校ではさまざまな分野の実習に行きながら、社会福祉士に必要な知識も学びました。勉強はもちろんですが、今最も生かされていると感じるのは、介護演習や実習の後に生徒みんなで行った事例発表です。実習の度に発表で振り返りをして、改善点を検討したことで、「まず考える」という習慣がついたと思います。
仕事で大変なことがあっても、冷静に考えることができているのは、このときの経験のおかげです。専門知識以上に、土台となる大切なことを学べたと思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生の頃は、大学では福祉の勉強をしながら、同時に小学校から続けてきた野球をしたいと夢見ていました。ただ、当時は勉強も野球も中途半端で、結局満足のいく結果は残すことができませんでした。
だからこそ今は「もう中途半端にはしたくない」という強い思いがあります。そういう意味では、当時うまくいかなかったことが、今に生きていると感じますね。また、ドキュメンタリーを観たことをきっかけに抱いた「地域から孤立や孤独死をなくしたい」という夢も自分の土台となっています。

福祉や地域に関われるチャンスがあったら、ぜひ参加してほしい

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
落ち着いて、穏やかに利用者の方と関われる人が向いていると思います。福祉の分野には多くの職種がありますが、共通して言えるのは「生活のどこかに困難を抱えている人と関わる」ということです。

仕事をしていると、忙しくて焦ったり、無理に正しい答えを出そうとしたりして、利用者の方の気持ちを見落としてしまうことが多々あります。しかし、利用者の方が求めているのは必ずしも正しい答えではなく、「まずは自分の気持ちを受け止めて欲しい」ということがほとんどだと感じます。急いで答えを見つけようとせず、ゆっくり落ち着いて話を聞ける人なら、利用者の方ともよい関係が築けると思いますよ。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
今は、福祉や医療・地域に関わったこれまでの経験を大切にしてほしいです。難しい制度などは、後から覚えれば身につきます。私自身、高校生のときは制度のことはほとんど分かりませんでした。
ただ、やっぱり直接現場に関わる機会が多いほど、後々知識も頭に入りやすいと思います。ですので、ボランティアなどで福祉や地域に関われるチャンスがあったら、ぜひ参加してほしいです。普段の生活の中に人々の困りごとや解決策が隠れている、という視点を持って、取り組んでみてくださいね。
 
 
さまざまな現場で活躍する社会福祉士は、子どもから大人まで、幅広い人々の生活を助ける存在です。この仕事に興味がある方は、まずは身近な福祉の現場に関わってみることから始めてみてはいかがでしょうか。ボランティア以外にも、施設が主催するイベントやお祭りなど、参加しやすいものから足を運んでみましょう。
 
 
【profile】社会福祉法人玉美福祉会 デイサービス八戸ノ里向日葵 東江渉
http://www.tamami.or.jp/

この記事のテーマ
福祉・介護」を解説

現場で福祉を担う介護福祉士などのスペシャリストや、福祉サービスの企画・提案ができる人材を育成します。通常の生活を営むことが困難な人の生活を助けるための専門知識、技術を身につけ、職種により就業に必要な資格取得を目指します。高齢化が進む中、精神的なケアや寝たきりを防ぐための運動指導など、必要な専門知識や技術も幅広くなっています。

「福祉・介護」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会福祉士」
はこんな仕事です

専門的な知識と技術を持ち、高齢や障がい、環境による理由で生活に支障がある人の相談・援助をする仕事。社会福祉士とは国家資格の名称で、児童相談所や役所で地方公務員として働く人もいれば、福祉や介護サービスを提供する民間企業で働く人もいる。また病院のソーシャルワーカーもこの資格があると仕事の幅が広がる。相談者が抱えている問題をヒアリングし、その人に合った福祉制度や福祉サービスを提案。医師や介護福祉士など他の専門職と連携を取りながら業務を行うこともある。

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