【第8回イオン エコワングランプリ】研究・専門部門 内閣総理大臣賞 岐阜県立多治見高等学校

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • 会員登録(無料)
  • エリア設定
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    会員登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブで開きます。

【第8回イオン エコワングランプリ】研究・専門部門 内閣総理大臣賞 岐阜県立多治見高等学校

2020.01.10

提供:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

【第8回イオン エコワングランプリ】研究・専門部門 内閣総理大臣賞 岐阜県立多治見高等学校

世界中でSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが盛り上がりを見せるなど、注目される環境課題。そんな中、高校生が取り組んでいるエコ活動を表彰する「第8回イオン エコワングランプリ」(主催:公益財団法人イオンワンパーセントクラブ、共催:毎日新聞社)が行われました。
地域固有の問題に着目した専門性の高いエコ活動を募集する「研究・専門部門」にて、内閣総理大臣賞を受賞したのが岐阜県立多治見高等学校の山本さん(2年)と後藤くん(2年)です。今回は二人が発表した研究内容や、受賞の感想を伺いました。

この記事をまとめると

  • 地道に川底に石を並べることで、川の環境を改善し魚を増やした
  • プレゼンでは緊張するもの。伝えようという思いが大切
  • いい結果を出すためには、地道な努力と継続することが大事

川底に石を配置して川の環境を改善

岐阜県立多治見高校・地域探究部の山本さんと後藤くんが発表したのは、「高校生にできる小さな自然再生を通した川づくり」に関する研究です。

岐阜県多治見市にある土岐川では底生魚が減少していることが分かっていて、地域探究部ではその魚の種類と個体数を増やすことを目的として研究を進めたそうです。
ただ、川は勝手に加工することはできません。そのため高校生でもできる“自然再生手法”を実験河川で研究することから始めました。川底に石を並べて、川の流れや水深を変えることで、どのような変化があるのかを調べたのだそう。

活動を進めていくと、石の配置を変えたことで川の環境が変わり、うなぎやどじょうなどの底生魚が増加したという結果が得られました。その結果を岐阜県河川課に報告。来年から土岐川の支流の笠原川にて同様の活動を行えるそうです。“石を置く”というシンプルな作業ながらも、川の環境を改善する劇的な結果を生んだところが評価されました。

体力的につらいこともあったが、結果が出て報われた

―― 受賞された感想を教えてください。

山本:プレゼンのときはとても緊張してしまったのですが、賞を受賞できてうれしいです。先輩たちの努力や結果を引き継がせて頂いて、このような結果が出たことは誇りに思います。

後藤:最初は環境問題に対して無知な状態だったのですが、この自然再生活動を地道に進めていき、賞をとれてうれしく思います。


―― 今回のプレゼンで気をつけたことはありますか?

後藤:「どれだけ人に分かりやすく伝えられるか」というところに気をつけていました。あとは“強調する部分”と“強調しない部分”を分けて、メリハリのある発表を心掛けました。

山本:私は研究結果を説明するパートで、一番大切な部分。他の場面でも発表した経験があったのですが、緊張してしまいました。でも、最後まで結果をとにかく伝えようと意識しました。


―― 活動自体はいつごろからスタートしましたか?

後藤:今年の7月から活動は始めました。学校の授業で“ゼミ”というのがあり、総合学習の時間と土日を使いながら活動していました。

後藤:他の運動部と兼部している人も多くいるので、日程の都合が合いやすい土日に集まって地道に活動していました。


―― 研究の中で一番努力したところを教えてください。

山本:自然再生活動をした時期は夏で、石を運ぶ作業は暑くて体力的にきつかったです。大小800個の石をトラックに積み込んで川に配置したのが本当に大変で……。ただ、石を配置したことで川底に砂が溜まって、配置した石の上に植物が自生していました。目に見えて変化が出たので、やりがいがありました。

後藤:土日に活動することが多かったので、体力的にきつい部分はありましたね。でも、暑い中頑張った結果が出て報われてよかったです。

研究をするうちに、自発的に考えて動けるようになった

―― この活動を通して、自分が成長した点はありますか?

山本:最初は先生に言われるがままという状態のときもあったのですが、活動をしていくうちにだんだん楽しくなってきて自発的に動けるようになったと思います。

後藤:参加し始めたときはそれほど魚に興味がなかったんですが、活動をしているうちに魚の種類などを覚え、魚に愛着を持てるようになりました。結果的に魚も増えましたし、今回の活動をしてきてよかったなと思います。


―― これからの活動の予定を教えてください。

後藤:今回の研究結果を岐阜県河川課に報告したところ自然再生効果が認められたので、来年から土岐川の支流の笠原川にて活動を進めていく予定です。


―― 将来の進路は決まっていますか?

山本:生物系の学部に進みたくてこの活動に参加したので、今回の経験を生かして勉強も頑張りたいと思います。

後藤:まだ就きたい職業などは具体的には決まっていないのですが、大学に進んで勉強を頑張りたいと思います。



地道な努力が実を結び、川の環境を改善できた多治見高等学校 地域探究部の皆さん。先輩たちが積み重ねてきた実験結果をもとに、石の配置などを計画したそうです。長い時間をかけて諦めずに続けることが、環境問題を解決するための道なのかもしれません。
この活動は土岐川の支流である笠原川にて継続して行われる予定なので、今後の成果にも期待したいですね。

【profile】岐阜県立多治見高等学校 地域探究部
山本ひなた(2年)、後藤優斗(2年)

▼イオン エコワングランプリ(主催:公益財団法人イオンワンパーセントクラブ、共催:毎日新聞社)
http://www.eco-1-gp.jp/

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける