【第8回イオン エコワングランプリ】普及・啓発部門 内閣総理大臣賞 鈴鹿高等学校

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【第8回イオン エコワングランプリ】普及・啓発部門 内閣総理大臣賞 鈴鹿高等学校

2020.01.09

提供:マイナビ進学編集部

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【第8回イオン エコワングランプリ】普及・啓発部門 内閣総理大臣賞 鈴鹿高等学校

世界中の企業が「サステナブル」や「SDGs」(持続可能な発展・開発目標)などの取り組みに力を入れている昨今。環境問題は私たちの生活から切り離せないものとなっています。「イオン エコワングランプリ」(主催:公益財団法人イオンワンパーセントクラブ、共催:毎日新聞社)では、高校生が取り組んでいるエコ活動を募集し、表彰しています。
第8回の本大会にて、グランプリである内閣総理大臣賞を受賞したのが、鈴鹿高等学校の落合くん(2年)と大谷くん(2年)。ベストプレゼンテーション賞も受賞した二人に、感想を伺いました。

この記事をまとめると

  • 「海の生き物を守りたい」という思いをもった有志が集まって活動している
  • 海岸の清掃とロボットを使った環境教育で、海を大切にする意識をもってもらう
  • この活動自体をデータとして残して発表し、次の世代に生かせるようにする

「海岸清掃」と「ロボットを使った環境教育」の2本柱で活動

普及・啓発部門で鈴鹿高校SOMの落合くんと大谷くんの二人が発表したのは、「海岸清掃と海の生き物ロボットを使用した環境教育活動」です。

鈴鹿高校SOM は2016年から活動を始め、漂着ごみ問題の解決・改善を目的とした有志グループとして活動しています。活動内容は「海岸清掃」と「ロボットを使った環境教育」の二つ。海岸清掃は月1回を目標にしていて、漂着ごみが多い海岸や、重機による清掃活動が入らない海岸をポイントにして清掃活動を行っているのだそう。
「ロボットを使った環境教育」については、海の生き物をモデルにした水中遊泳可能のリアルなロボットを使って環境教育を行っています。環境イベントや幼稚園、保育園などで活動を行った実績があります。

彼らは、部活ではなくメンバー全員が自らの意思で環境保全活動をしています。しかも自分たちで海岸清掃の場所を選び、行政に申請を出して、参加者を募集。そしてごみ集めが終わった後も、研究としてデータを残すなど、その活動内容は高校生離れしているといえます。また、プレゼンの分かりやすさも評価され、ベストプレゼンテーションも受賞しました。

活動を始めたきっかけは、近くの海岸で見たごみの山

―― 受賞された感想をお聞かせください。

落合:SOMを始めたころは何から始めればいいのか分からず不安な日々を過ごしていたのですが、頑張った結果がこうやって賞に結びついたのはよかったなと思います。これまでいろいろな発表の機会をもらっていたので、今回の発表でもリラックスできました。

大谷:最初は落合君に誘われて参加したという感じだったのですが、それがいつの間にかのめり込んでいきました。こんな賞をとれてうれしく思います。


―― なぜ、このような活動を有志で行おうと思ったのですか?

落合:海の魚が大好きだったのですが、中学生のときに久しぶりに海岸に行くと大量のごみがありました。インターネットで調べてみたら、そのごみのせいで海の生き物たちが苦しんでいると知り、何かしなくてはと思ったのがきっかけです。メンバーの意思で柔軟に考えて動きたいという思いがあって、このような有志の形にしました。今は総勢25人のメンバーがいます。

大谷:僕はとくに何も趣味がなかったのですが、SOMのメンバーの「海の生き物を守りたい」という熱量に負けました(笑)。熱意がかっこいいなと思い、SOMに入りました。


―― ロボットは誰が作っているのですか?

落合:主に僕が作っています。最初はイルカから作り始めて、現在は10体くらいのロボットがあります。ロボットは全て実際に泳いだり、砂にもぐったりできます。

手作りの海の生き物ロボット。細部までこだわって作られている。

手作りの海の生き物ロボット。細部までこだわって作られている。

―― プレゼンで気を付けたことはありますか?

落合:今回は発表時間が5分と短めだったのでスムーズに話そうと心掛けました。あとは画面を見てしまうのは仕方ないのですが、できるだけ聞いている人の顔を見ることは大事だと思っています。

SOMの活動を頑張ることで、人間的に成長したと感じる

―― SOMの活動を通して学んだことは何ですか?

大谷:何かに熱意をもって取り組んでいる人は強いということを知りました。自分の中でしっかりとした意見があるので、それを信じて頑張れる。僕もSOMの活動は、今までの人生の中で一番頑張ったと思っています。

落合:僕に対してみんながほめてくれる部分は、SOMの活動で育ったと思います。例えば、堂々とした発表がいいと言われるのですが、それはSOMの発表で培ったものです。また、この団体を広めたいと思っていろいろなイベントに顔を出して名刺を交換しているのですが、そのおかげでいろんな人とコラボできていますしつながりが増えました。


―― これからのエコ活動の目標は?

大谷:これからは受験勉強を頑張る必要があるので、SOMに割ける時間は少なくなります。ただ、僕らの学年でSOMを終わらせてしまうと意味がないと思うんです。後輩たちにバトンをつなぐことが大事だと思っています。

落合:大谷君と気持ちは同じで、この活動を研究として残すことに力を注いでいきたいです。この活動を始めたときは本当に不安で「こんなことをして本当にいいのか」「この活動で海の生き物を助けることにつながっているのか」と悩みました。それでも分からないなりに突き進んでここまで来ました。もし、僕と同じように海の環境保全活動をしたいという子が出てきたときに、同じ苦しい思いをさせたくないんです。だから僕たちの苦労を知ってもらい、参考にしてもらうために研究として残していきたいです。


―― 今後の進路について教えてください。

大谷:せっかくこういう活動に携われたので、生物や環境の方面に進みたいと思っています。

落合:海が大好きなので、海の勉強をしたいという気持ちはあります。ただ、同時に人と話をするのも好きなので、さまざまな人と交流ができる総合大学に行きたいと考えています。



「海の生き物を守りたい」という純粋な気持ちから始まったSOMの活動。どうすれば海へのごみの投棄を減らして生き物たちを救えるのかを真剣に悩んで努力してきたことが、この受賞につながったのだと思います。
彼らは研究としてデータを残し、それを広く発表して次の世代に残していくようです。まずはこのような活動に興味を持つことが、環境を守る第一歩といえるのではないでしょうか。

【profile】鈴鹿高等学校 SOM
落合真弘(2年)、大谷和生(2年)

▼イオン エコワングランプリ(主催:公益財団法人イオンワンパーセントクラブ、共催:毎日新聞社)
http://www.eco-1-gp.jp/

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