【シゴトを知ろう】ゲームディレクター 編

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【シゴトを知ろう】ゲームディレクター 編

2020.04.23

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ゲームディレクター 編

通学の電車の中や放課後のひととき、私たちを非日常へ連れ出してくれるゲーム。どんな人が作っているのでしょうか。今回訪れたのは、ゲーム会社の「スクウェア・エニックス」。ディレクターとして活躍する内川毅さんに、お仕事の内容やご自身が歩んだ道のりを伺います。

この記事をまとめると

  • ゲームの内容・方向性を定め、各部署と連携しながら完成へ導く仕事
  • シナリオアシスタントの求人が、一度は諦めたゲーム業界への扉を開いた
  • 高校生には、新しいものへの興味を失わず、面白い世界を作ってほしい

ゲームの内容を考え、完成への道筋をつける

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
現在は、「ドラゴンクエスト」のディレクターを務めています。私の仕事は、どんなゲームを作るか考え、方向性を定めることです。

ゲームを作るためには、デザイナーやプログラマーなど、さまざまな部署の人たちが関わります。ゲームの思想(世界観)や全体の方針が決まったら、各部署のリーダーと共有します。制作が始まってからは、各部署から上がってくる成果物をチェックし、フィードバックし、完成への道筋をつけていきます。

いろいろな部署と連携していくので、業務としては会議やミーティングが多いですね。

<一日のスケジュール>
10:00 出社  ミーティングに向けた資料づくり
13:00 昼食 
14:00 他部署とのミーティング
17:00 成果物の確認、修正の依頼など
19:00 退社

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
現在、ドラゴンクエストという、30年前から続く歴史あるタイトルに関わっています。ユーザーを驚かせることのできる新しい体験・感動を、生み出せることが大きなやりがいです。

ユーザーに楽しんでもらう姿を想像しながら、どんな内容がふさわしいか考えるのは楽しいですね。アンケートやネットで作品の反応を見られるのを楽しみにしながら、日々仕事をしています。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
実はあまり大変だと思ったことはありません。もともとゲーム好きで、ドラゴンクエストも大好きだったので、今の仕事は「『ゲームを作るゲーム』をやっている」という感覚です。

あえて言うなら、プレッシャーを感じることはあります。歴史あるタイトルで、いろいろな人の思いが詰まっているからこそ、「本当にこれが正しいのか」と迷い、慎重になることもあります。

また、ゲームを作り始めるとき、実物がない中でスタッフに内容を伝えて回るのは大変です。「こうしたいのにうまく伝わらない」ともどかしく思うこともしばしば。ただ、それは「産みの苦しみ」のようなもので、楽しい部分でもありますね。

諦めた夢を、シナリオアシスタントとして叶えた

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
子どもの頃は、学校が終わったらまっすぐ家に帰ってゲームをするような、ゲーム好きな少年でした。高校で進路を選ぶとき、ゲーム業界への道も考えましたが、プログラミングを学ばなければいけないと思っていたので、敷居が高いと感じて一度は諦めました。

大学卒業後、たまたま当社がドラゴンクエストのシナリオアシスタントを募集しているのを目にしました。シナリオを作るという形でゲームに携われると知って、目からウロコが落ちる思いでした。

文章を書くのは得意だったので、「これにかけてみたい」と応募。シナリオアシスタントとして採用されて、ゲームの仕様書やデータなどを作るプランナーを経て、ディレクターとして今に至ります。
 
 
Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学では、情報メディア学部に進みました。情報が人から人へどのように伝播していくかという、社会学に近い内容を学んでいました。アルバイトとして選んだのは塾講師。「どうやったら人に伝わるのかな」と自分なりに考えながら働いていたのを覚えています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生のときは、ゲーム業界とテレビ業界のどちらを目指すかで迷っていました。お笑い芸人のダウンタウンが大好きで、「バラエティ番組を作りたい」という思いがあったんです。その時はテレビ業界を志して、メディア系の大学に進みました。

今になって改めて感じるのは、「ものを作りたい」という思いがずっとあったことです。昔から、絵や文章を書いて人に作って見せて、喜んでもらうのが好きでした。簡単なゲームを作って、弟にやらせたこともありましたね。ずっと持っていたその思いは、今につながっていると思います。

新しいものに対しての興味を失わないことが大切

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
何かを想像すること、そのイメージを人に伝えることが得意な人だと思います。ゲームディレクターは、どんなゲームを作りたいかを具体的にイメージして、それを「面白そうに」伝えることが求められるからです。

また、新しいことに興味がある人も向いていると思います。世の中で起きていることからアイデアの種を見つけて、それを実現しようというモチベーションを常に持っている人が望ましいです。それを怠っていると、良いゲームは作れません。

 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
先ほども少し触れましたが、新しいものに対しての興味はずっと忘れないでいてほしいと思います。今の時代は、情報が生まれるのも廃れるのも、どんどん早くなっています。今の高校生の皆さんは、その情報の盛衰に追いつけている。これは武器だと思います。

皆さんは、私たちの世代とは違った見方で世界を見ているはずです。大人になって社会に出てきたときが楽しみです。ぜひ、人々が驚くような発信をして、より面白い世界を作っていってほしいと思います。


根っからのゲーム少年だったという内川さんは、大学進学時に一度ゲーム業界への夢を諦めます。しかし大学卒業後、シナリオを書く仕事で自分の得意な分野を生かせると知り、ゲーム業界への扉を一気に開きました。現在は、大学での学びやアルバイトなどで培った「伝える」スキルを生かして、誰もが知るゲームのディレクターとして活躍しています。内川さんのように、新しいものへ目を向けることを忘れずに、これから先の進路を選んでいきたいですね。


【profile】株式会社スクウェア・エニックス ディレクター 内川 毅

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ゲームディレクター」
はこんな仕事です

ゲーム開発時の進行管理の他、プランナーやデザイナーといったスタッフを取りまとめ、ゲーム作りを管理・監督するのがゲームディレクターだ。プロデューサーが指示系統をつくり上げ、ディレクターはその指示の下に動くのが一般的だが、実際の現場での責任者はディレクターになるため、企画立案や予算管理、チームのスタッフ構成やスケジュール管理など責任を担うことは多くある。実際にゲームの開発作業の細部に関わることはあまりないが、ディレクターのディレクション能力によって、作品のクオリティーは大きく変わる。

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