【シゴトを知ろう】販売 編

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【シゴトを知ろう】販売 編

2020.04.21

提供:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】販売 編

大切な人への贈り物選びや自分へのご褒美など、会話をしながらお客様のニーズに応える商品を提案する販売スタッフ。素敵な商品と温かい心に囲まれた魅力ある仕事です。商品に込められた作り手の想いを代弁したり、お客様が手に取りやすいようディスプレイを工夫したり、接客の裏には見えない努力がいっぱい。今回は雑貨店「KONCENT」のスタッフ・赤坂雛愛さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • どうすれば売れるか、売り場づくりなどを考えて成果が出るとうれしい
  • 絵や雑貨など、自分の好きなものを仕事にしたいと考えて道を決めた
  • ただ商品の魅力を伝えるのではなく、買う人のニーズを聞くことが大事

目標達成のためにプランを考え、結果につなげる

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
主な業務は接客の他に、売り場づくりや売上などの管理・発注です。その他に、スタッフ目線での新商品のアイデアを自社ブランドのデザイナーに提案したり、新商品の展示会やフェアなどに出向くこともあります。

<一日のスケジュール>※早番の場合
10:00 出勤・開店準備、前日の日誌確認など
10:30 開店 接客など
12:00 昼食休憩
13:00 接客・品出し
19:00 遅番の人へ引き継いで退勤 

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
この仕事に就いて1年ほどになりますが、最近売り場の一部を任せてもらえるようになりました。直近では新商品のバッグを売り出すために、私のアイデアで大きなパネルを作ってもらい、目立たせる工夫をしたところ、効果がありました。

店長に教えてもらったことですが、例えば「今日はこれを4つ売る」など、具体的に1カ月の目標とそれを日割りにした数字を設定しています。目標を達成するためにプランを考えて、それができるとうれしいですね。最近はますます仕事が楽しいです。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

お店にはたくさんの商品があって、それぞれにストーリーや特徴があります。それぞれの「語り手」として、お客様へ魅力を伝えるのが私たちの仕事です。働き始めたばかりの頃はそれができず、思うように売れなかったので、モチベーションが下がった時期もありました。

そこで、商品を実際に使ってみたり、関連する情報を調べたりして勉強。商品知識をつけた結果、販売にもつながりました。お客様が笑ってくれるとうれしくて、それが日々のエネルギーにつながっています。

「絵を描くことが好き」というシンプルな気持ちが原点

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
ここで働く前は、仙台市のテーマパークでアルバイトとして働いていました。楽しい仕事でしたが、正社員で働きたかったことと、岩手県出身で東北にずっといたので、東京で働いてみたい気持ちもありました。

本屋で雑貨の特集を見て「自分が仕事にしたいものはこれだ!」と思い、片っ端から雑貨屋さんの求人を調べて、たどり着いたのがこのお店です。自分の知っているブランドの直営店で、お客さまと作り手との距離が近いと感じたことが決め手でした。 

Q5. 専門学校では何を学びましたか?
 
私はもともと絵を描くことが好きだったので、デザインとアートの専門学校で2年間勉強をしました。絵だけでなく、雑貨やデザインなどについても学べたので、好きなものに関連する視野がとても広くなりました。その中で子どもに関わる分野に興味を持ち、卒業制作では子ども服や子どものおもちゃなどをアート作品として作りました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校時代は陸上部に所属していました。部活での目標ばかり追いかけていたので、将来像も進路もなかなか描けずにいました。そんな時に母がふと「あなたは絵を描くのが好きだから、そういう道に進んでみたら」と助言してくれたことで前に進めました。

絵が好きだから、専門学校に進学してデザインの知識がつき、子どもが好きだから、テーマパークで働いて接客の楽しさを知り、全て今の仕事に繋がっていると思います。

作り手の思いをつなぎ、人を笑顔にする喜び

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
人を喜ばせることが好きな人は向いていると思います。商品には、特徴の他にも完成するまでのストーリーや想いがあって、情報をたくさん伝えたいところですが、一方的に魅力をプレゼンテーションしているばかりでは喜んでいただけません。

販売の仕事は「語り手」でもありますが、お客様の「聞き手」でもあります。お客様に「初めてですか」とか、「何かお探しですか」などと聞いて、どんなものを紹介すべきか、何を紹介したらときめくかを考えて接客をすると良いと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
私自身は、やりたいことや好きなものが見出せずに、高校時代になかなか進路が決められなかった経験があります。「灯台下暗し」ではないですが、実はそのヒントは自分のすぐそばにいつもあるもので、私は母の助言で気づくことができました。焦らないで、家族や友達と話しながら自分らしい道を見つけてくださいね。

 
やりたいことや好きなことに素直に向き合って、仕事を楽しんでいる赤坂さん。知識を深めて、お客様の求める情報を伝えて喜んでいただくことにやりがいを感じているそうです。一方で、自分の作った大切な商品で誰かが笑顔になってくれたら、作り手にとってもうれしいことですよね。販売の仕事は、そのホスピタリティで、使う人と作る人をつなぎ、幸せにする大切な役割を担っているのではないでしょうか。


【profile】アッシュコンセプト株式会社 リテール事業部 KONCENT日本橋高島屋店 赤坂雛愛
KONCENT https://koncent.net/

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

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この記事で取り上げた
「販売」
はこんな仕事です

店舗や販売先を訪れた顧客および消費者に対し、自社の製品・サービスを直接販売する仕事。営業活動の一種であるが、販売担当が企業の顔となることもあるので、商品をよく知り、顧客一人ひとりに対してきめ細かい接客ができることが求められる。百貨店や専門店などの小売りや流通の他、通信販売などが一般的である。さらに、最近はテレビショッピングやカタログでインターネット販売を展開する企業も増えている。

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