【シゴトを知ろう】客室乗務員 編

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • 会員登録(無料)
  • エリア設定
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    会員登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブで開きます。

【シゴトを知ろう】客室乗務員 編

2019.12.26

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】客室乗務員 編

快適で安全な空の旅を、さまざまなサービスで支える飛行機の客室乗務員(CA)。華やかなイメージもあるお仕事ですが、実際にはどのような仕事をしているのでしょうか。全日本空輸株式会社(ANA)の栗田詩織さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 一人ひとりの気持ちに寄り添ったサービスを心がけている
  • 英語が好きで外国語学部に進学。留学の経験も刺激になった
  • 高校時代は目の前のことに全力で取り組んでほしい

快適なサービスと保安業務の両方が大切な仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

客室乗務員(CA)には、お客さまが機内で快適に過ごしていただくためのサービス要員としてと、お客さまの安全を守る保安要員としての2つの役割があります。搭乗される方は、旅の目的や国籍なども人それぞれ。たとえばお飲み物をお渡しするという動作一つでも、一人ひとりのお客さまの様子に気を配り、その方に合ったサービスを提供するよう心がけています。さらにフライト中は、お客さまの顔色やご様子から「もしかしたら体調が悪いのではないか」と考えたり、機内に不審な音や匂いがしないかなど、細かい部分にまで神経を張り巡らせています。

乗務は国際線・国内線ともに行い、国内線の場合は1日に2~3便のフライトがあります。また現在私はCAと広報部を兼任しており、ウェブや雑誌、テレビといったメディア対応など広報業務にも携わっています。

<一日のスケジュール>
※遅番で国内線勤務の1日の例
昼頃 出社
出発約1時間前 ミーティング
乗務 広島行き 羽田空港出発(1時間30分)
乗務 羽田行き 広島空港出発(1時間30分)
乗務 札幌千歳行き 羽田空港出発(1時間30分)
夜 勤務終了、札幌で宿泊


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

乗務中はいつも、一人ひとりのお客さまの気持ちに寄り添ったサービスをご提供したいと思っています。その方のために何ができるかを考えてお声かけやサービスを行い、お客さまが喜んでくださったときはとてもうれしく思います。
また飛行機は、いろいろな部署のスタッフが協力し合わなければ運航することはできません。整備士やパイロット、機内食のケータリングスタッフなど、たくさんの人たちが連携して安全に飛行機を出発させられたときには、大きなやりがいを感じます。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

国際線勤務では日本と現地で時差があるので、慣れるまでは調整するのが大変でした。私の場合は、海外でも日本時間を基準に過ごすとラクになります。なので、昼夜が日本とは真逆のアメリカなどでは現地の深夜に起きて、昼間に眠っています。周りには私とは逆に現地時間で過ごす人もいますし、CAはみんな自分なりの時差調整の方法を身につけていると思います。

CAを目指すきっかけになった大学時代の長期留学

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

CAになりたいと思ったのは大学3年の終わり、カナダへの長期留学がきっかけです。高校時代に短期留学の経験はあったものの、一人きりでの長旅は初めて。しかも全く新しい環境での生活を前に不安でいっぱいだった私に、CAの方が優しく声をかけてくれたんです。カナダのおすすめの情報なども教えてくれて、不安が和らぎ「これから頑張ろう」という気持ちになれました。気持ちを察してくれたことがとてもうれしかったと同時に「私も同じようにお客さまの心に寄り添う仕事がしたい」と考えるようになりました。

大学卒業後はANAグループの別の会社に就職し、空港で接客を行うグランドスタッフとして勤務。とても楽しくやりがいもあったのですが、「地上勤務とフライト勤務の両方を知ることで成長できるのでは」と考えANAに転職しました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

外国語学部の国際関係学科で、ODA(政府開発援助)に関する研究をしていました。英語や中国語などの語学に加え、世界のさまざまな文化についても学びました。グローバルなお客様と関わる機会の多い現在の仕事にも、とても役立っていると思います。

またカナダへの長期留学も、私をとても成長させてくれました。さまざまな人との出会いが刺激になって、知的探究心がすごく向上したんです。目的のために必要だからやるのではなく、目の前のことを全力で頑張ることが大切なんだと思うようになりました。帰国後は単位に関係なく興味のある授業を履修したり、図書館の本をたくさん読んだりしました。


Q6. 高校生のときの経験が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生のときから英語は好きで、教科書を繰り返し音読したりしていました。実は英会話レベルであれば、中学・高校で習う範囲の英語で、十分コミュニケーションがとれるんですよ。今振り返ると、高校時代に英語の基礎を身につけておいてよかったな、と思います。
あと、私の家は海外からのホームステイを受け入れることが多く、いろいろな国の留学生が滞在していました。子どもの頃から外国の人と身近に触れ合う環境があったことも、英語を好きになった一因かもしれません。

経験のない分野に一歩足を踏み出すことで、新しい価値観に出合える

Q7. どういう人がCAの仕事に向いていると思いますか?

人と関わる仕事なので、人が好きな人や、いろいろなことに興味が持てる人が向いているのではないでしょうか。ただ一番大切なのは素直さだと思います。どんな仕事もそうかもしれませんが、アドバイスを素直に受け入れ、向上心をもって取り組める人なら、きっと成長も早いはずです。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

高校生の皆さんの中には、すでに将来の夢や就きたい仕事が決まっている方もいるかもしれません。でも決して「今から努力しなくてもいい」「その仕事に就いてから頑張ればいいや」とは思わないでください。一見目標に直結しないようでも、目の前のことに全力で取り組む姿勢はとても大切です。普段から真面目に責任を持って物事に取り組んでいれば、将来にも役立つ何かが得られるはずです。

また私は、大学に進学したり留学したりしたことで、それまで知らなかった世界が大きく広がりました。皆さんもぜひ、これまで経験のないジャンルに一歩足を踏み出してみてください。チャレンジをすることで、きっと新しい価値観に出合えると思いますよ。



大学時代、留学先へ向かう機内でのCAさんとの出会いがきっかけで、同じ仕事を目指すようになったという栗田さん。「留学に限らず、それまで知らなかった分野に足を踏み出すことで世界が広がるはず」と、高校生の皆さんにエールを送ってくれました。


【profile】全日本空輸株式会社
広報部 スタッフアドバイザー 客室乗務員 栗田詩織
https://www.ana.co.jp/group/

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「客室乗務員(フライトアテンダント)」
はこんな仕事です

航空機の客室で、安全運航のための保安業務や搭乗客へのサービスを行う仕事。航空会社によって、「客室乗務員」「フライトアテンダント」「キャビンアテンダント(CA)」など、呼び方はさまざま。具体的には、搭乗客の案内、手荷物の収納確認、救命胴衣や酸素マスクの使い方の説明、機内アナウンス、食事や飲み物の提供、体調不良者への対応などを行う。搭乗客が機内で快適に過ごせるよう、常に気配りと笑顔が求められる。また、非常時には搭乗者の避難誘導にあたるなど、保安要員としての役割も大きい。

「客室乗務員(フライトアテンダント)」について詳しく見る

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける