【第31回全日本高校デザイン・イラスト展 団体賞】横須賀市立横須賀総合高等学校

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【第31回全日本高校デザイン・イラスト展 団体賞】横須賀市立横須賀総合高等学校

2019.12.23

提供:マイナビ進学編集部

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【第31回全日本高校デザイン・イラスト展 団体賞】横須賀市立横須賀総合高等学校

2019年11月、都内の山脇ギャラリーにて「第31回 全日本高校デザイン・イラスト展」の表彰式が行われました。このコンクールで多くの生徒が入賞を果たし、見事団体賞を受賞したのが、横須賀市立横須賀総合高等学校です。今回は受賞メンバーのうち、文部科学大臣賞を受賞した寺原さん(1年)と、経済産業大臣賞を受賞した土居くん(3年)にお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 横須賀総合高校の2人が文部科学大臣賞・経済産業大臣賞を受賞
  • 一つ一つのモチーフを緻密に、丁寧に描いた
  • 受賞の要因は「発想」や「誠実さ」

表現したのは「キラキラした夏」・「AI時代」

今回お話を伺った二人の作品タイトルは、それぞれ『右手に夏』(寺原さん)、『次世代』(土居くん)。

横須賀の海や空を背景に描いたという寺原さんの『右手に夏』は、夏を感じさせるモチーフを詰め込んだラムネビンが印象的な作品。

一方で、土居くんの『次世代』は、AI時代への移り変わりを表現したのだそうです。AIを思わせる機械のような手が、富士山などの自然や文化財をのせています。

まさかの受賞に驚き!

―― 受賞された感想をお聞かせください。

土居:まさか賞を獲れるとは思っていなかったので、最初は驚きました。もともとイラストを模写したりするのが好きだったのですが、本格的に絵の具を使って描いたのは初めてだったのです。こんな大きな賞をいただくのは初めてのことで、すごくうれしかったです。

寺原:受賞を知ったのは美術の時間でした。「11月23日(表彰式当日)空けておいて。あれ、言ってなかったっけ?」と先生に言われて、びっくりしました(笑)。もともと美術を学ぼうと思ってこの高校に入学して一途にやってきたので、賞をいただけてうれしかったです。


―― 作品のテーマについて教えてください。

土居:次世代をテーマに描きました。これからAI時代に移っていくなかで、AIとの共存や自然と文化の大切さを表した作品です。

寺原:キラキラ輝く夏を表現した作品です。「夏のワクワクする気持ちを表現したい」と思って描きました。


―― 作品テーマは、どのように思い浮かびましたか?

土居:AIをテーマにしたニュースを見たり、受験対策の小論文で「AI時代」について調べたりしていて、「AI時代に移り変わっていくにつれて、文化や自然は今よりもっと重宝されそうだな」と思ったのです。今よりももっと大切になってくる、進化していくという意味を込めて、手のひらが空の上へ向かうように描きました。

寺原:私はこの作品を描き始めたのが6月頃だったので、「これから始まる夏への期待感を表現しよう」と思いつきました。ラムネビンの中のモチーフは、金魚や風鈴、ひまわりなど、私が「夏といえばこれ」と思うものを描きました。

一つ一つを緻密に、丁寧に描くことにこだわった

―― 作品のなかで、特にこだわった部分はありますか?

土居:これからも残っていく、残ってほしい「文化」と「自然」を手のひらにのせて、必要なくなってしまうものは手のひらからこぼれ落ちるように描きました。
特に意識したのは、一つ一つを細密に、リアルに描くことです。また、絵の具を使うのがほぼ初めてだったこともあって、色彩も丁寧に描くよう心がけました。

寺原:全部にこだわってはいるのですが、ラムネビンや雲、海といったモチーフをとにかく観察して、緻密に描き込むことにこだわりました。見る人が近くで見てもがっかりせず「よく描き込んでいるな」と思ってもらえるように工夫しました。
あとは、夏のキラキラした感じが伝わるように、光の表現を頑張りました。学校から歩いて10分の海まで行って、ラムネビンをかざして見たり、よりキラキラした感じを表現するために、ラムネビンや雲の光をイメージして大げさに描いたり……。それは自分の中で挑戦でした。


―― 今回の作品制作で大変だったことや、特に努力したことは何ですか?

土居:僕は今年の夏までサッカー部の活動があったので、両立は大変でした。作品は、休みの日などに家に持ち帰って取り組んで完成させました。
ただ、ずっとサッカーをやってきて、諦めない気持ちや継続力みたいなものがついたと思っています。集中して最後までやりきることを大事にして頑張りました。

寺原:モチーフを緻密に模写しながらも作品に自分の思いを乗せるというのが、すごく難しかったです。気持ちも一緒に描くのは難しいですが、今回は自分のワクワクするような気持ちをうまく乗せることができたのでよかったです。


―― 今回、受賞ができた要因は何だと思いますか?

土居:正直「なんで受賞できたのだろう?」と思っていて、今も不思議です。でも、目のつけ所というか、発想なのかなとは思います。技術面では全然足りていないと思うので、次世代をこのように描く発想やコンセプトが良かったのかもしれません。

寺原:一つ一つを丁寧に、誠実に描いていたことかもしれません。「誠実に描く」というのは普段から心がけていて、先輩や先生にもよく褒められていたので、それが結果につながったのかなと思います。


―― 将来の夢や今後の目標を教えてください。

土居:絵を続けたいと思っていて、今は美術系の大学に進学するため、専門塾に通っています。具体的には、ポスターやパッケージデザインなど、グラフィックデザインの方面に進みたいと考えています。

寺原:私は美術とは関係ないのですが、今は警察犬の訓練士になりたいと思っています。ずっと前から動物が大好きで、働く犬に興味を持つようになりました。でも、先生には美大を薦められているので、いまは揺れつつあります(笑)。これから考えていきたいです。



取材当日の表彰式では、審査委員長より「年々レベルが上がっている」というコメントがあった全日本高校デザイン・イラスト展。表彰式が行われたギャラリーには、土居くん、寺原さんと同じ横須賀総合高校の生徒たちの作品をはじめとする個性あふれる作品が展示されていて、心を動かされました。来年以降はどんな作品が見られるのか、今から楽しみです。

【profile】横浜市立横須賀総合高等学校
土居翔(3年)、寺原ねね(1年)

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