【第31回全日本高校デザイン・イラスト展 内閣総理大臣賞】明誠学院高等学校

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【第31回全日本高校デザイン・イラスト展 内閣総理大臣賞】明誠学院高等学校

2019.12.20

提供:マイナビ進学編集部

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【第31回全日本高校デザイン・イラスト展 内閣総理大臣賞】明誠学院高等学校

日本全国の高校生・高等専修学校生が描いたイラスト・デザインが出展される「全日本高校デザイン・イラスト展」。第31回にあたる2019年の内閣総理大臣賞を受賞したのは、明誠学院高等学校の松石さん(2年)です。今回は松石さんに、受賞作品『News Paper world』の制作にかけた思いや、受賞の感想を伺いました。

この記事をまとめると

  • 家にあった新聞を作品テーマにした
  • 「リアルさ」と「空想」を組み合わせる発想が、受賞の決め手に
  • 新聞紙の質感や、ユーモアあふれる小人にこだわった

新聞で独自の世界を表現

松石さんが制作した作品『News Paper world』のテーマは、新聞の世界。本物と見間違うほどリアルな新聞が印象的で、見出しや広告、文字までもが写実的に表現されています。近づいてよく見ると、そこには何枚もの新聞の上を歩き回る、小さな人間たちの姿が。

特別審査委員長を務めた東京芸術大学名誉教授・坂口寛敏さんからは、「一見、コラージュかと思ってしまうほどの丁寧さに加え、新聞という情報のグラウンド上に小人を描くという素晴らしいアイデア、そしてそれを最後までやり遂げたことに感心しました」と講評を受けました。

作品テーマのきっかけは、家族が読んでいた地元紙

―― 内閣総理大臣賞を受賞された感想をお聞かせください。

ここまで大きな賞を獲ったことがなかったので最初は驚きましたが、うれしいです。最初に部活中に先生から受賞を伝えられたときには、「嘘かな? そんなわけない」と思うほど、全く信じられませんでした(笑)。


―― 今回のコンクールに参加したきっかけは何ですか?

美術部で参加することになったのがきっかけです。美術部では日頃、油絵など絵画的な絵を描いていて、作品のサイズもずっと大きいので、今回は描き込む量が違って大変でした。
でも、もともとイラストやデザインが好きだったので、私には合っていたと思います。


―― 作品のテーマは、どのように思い浮かびましたか?

作品テーマを新聞にしたのは、岡山の自分の家にあった山陽新聞を見たのがきっかけでした。新聞がバラバラに重なりあって置かれた様子を見て「いろいろな情報が集まって、まるで一つの世界だな」と感じたんです。そのにぎやかな世界を描きました。作品を描く際には、美術部メンバーが喜んでくれそうな絵画展の広告、地元のサッカーチームの記事など、実際の新聞から自分が気に入ったページを集めました。


―― 制作時間はどれくらいですか?

1カ月ぐらいを目安にしていたんですが、実際はうまくいかなくて1度描き直したので、結果的に1週間ぐらいで描き上げました。部活動の時間だけでは終わらなかったので、家に持ち帰って深夜近くまで描くこともありました。ずっと制作に取り組んでいたので、途中で手にマメができました(笑)。

リアルと空想を組み合わせたオリジナルの「発想」

―― 作品で最もこだわった部分はどこですか?

小人と、新聞紙の表現です。
小人については、新聞の世界に溶け込むような表現を頑張りました。小人が記事や広告の内容に合わせて、その場面ごとで違う遊びをしているんです。サッカーの記事ではサッカー、ゴルフの記事ではゴルフをしているなど、遊び心のある動きを取り入れました。

また、新聞紙の表現も難しかったのですが、どうしたら新聞紙っぽい質感を表現できるかをこだわりました。それで使ったのが、カーボン紙です。カーボン紙を使って文字をなぞることで、印字を表現しました。全部手書きで描いたので、すごく時間がかかりましたね(笑)。


―― 受賞できた要因は何にあったと思いますか?

発想でしょうか。審査の様子やコメントなどを聞いて、写実的な新聞の上に小人がいるという発想がよかったのかなと思いました。

普段は、美術部で油絵や写実的なものを描くことも多いんですが、私は写真そっくりに描くよりも「自分の頭の中の世界を書きたい」と思うタイプなんです。そのリアルな世界に空想を組みわせた発想がよかったのかもしれません。


―― 今後の進路は、どのように考えていますか?

美術系の大学に行きたいと考えています。高校1年生の冬に行った展覧会で日本画を見て、心を打たれたんです。リアルさも空想も含め、「自分の世界」を描けている方々をかっこいいなと思って、自分も日本画を描きたいと考えるようになりました。

とはいえ、やっぱりイラストやデザインも好きなので、 それを続けつつも、たくさんの人に日本画を知って、好きになってもらえる活動をしていきたいです。



写実的な新聞紙の上に、空想の小人が溶け込む世界観を見事に表現し、内閣総理大臣賞を受賞した松石さん。その背景には、オリジナリティあふれる発想力がありました。今後取り組んでいきたいという日本画においても、きっとその発想力が生かされていくことでしょう。

【profile】明誠学院高等学校 美術部
松石葉月(2年)

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