【シゴトを知ろう】コピーライター 編

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【シゴトを知ろう】コピーライター 編

2020.04.09

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】コピーライター 編

テレビのCMや駅に貼られたポスターなど、さまざまな場所で目にする印象的な短い言葉、キャッチコピー。そのキャッチコピーを考えているのは、”言葉の職人”であるコピーライターの方々です。
今回は「カラダに、ピース。カルピス」「行くぜ、東北」など、誰でも一度は耳にしたことがあるだろうコピーを手がけた、コピーライターの坂本和加さんに、仕事の内容ややりがいを伺いました。

この記事をまとめると

  • コピーライターはお客様の悩みを“ひとこと化”し解決の手助けをする仕事
  • ぴったりな一言(ひとこと)を早く見つけ出すにはそれなりの修行が必要
  • 「言葉が好きであること」が、コピーライターに求められる一番重要な資質

コピーライターは、道具(言葉)をうまく扱う職人

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
主に広告の分野で「モノやコトを言葉で照らす」のがコピーライターという職業です。

「どうやったらこの商品を買ってもらえるだろう」「どうしたら自分たちの会社をうまく伝えられるだろう」と悩むお客様たちのために、キャッチコピー・ネーミング・スローガンなどの、言葉の領域でお手伝いをしています。広告はそもそもきちんと見てもらいにくいものなので「短く伝える」ことが前提になります。お客様に「こうだったらもっと効果的かもしれません」と提案し、“ひとこと(一言)化”する仕事です。

<一日のスケジュール>
10:00 始業、打ち合わせ
12:00 昼食
13:00 打ち合わせ
15:00 コピーライティング
17:00 終業
18:00 帰宅

スケジュールは日によってまちまちです。私は今、子育てをしていますが、家事を全て終えた21:00頃からコピーライティングをする日もあります。

コピーライター講座で講師を務める坂本さん

コピーライター講座で講師を務める坂本さん

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
日々とても楽しいのですが、「これだ!」という一言を見つけた瞬間、パズルのピースがピタッとはまったような感覚になる瞬間は楽しいです。また、お客様の課題解決へ向けて、考えた言葉が機能していったときや、結果が出て喜んでいただけたときはうれしくなりますね。

うまく伝えられない・伝わっていかないという言葉の不自由さは、この先もなくならないでしょう。なので、といかく正解にたどり着くまでが遠かったり……いろんなケースがありますが、それをトコトン楽しんでいます。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
今はあまり感じません。ただ一人前になる前は、パチンとハマる言葉のピースを見つけるまでに時間がかかる、ということはありました。コピーライターは職人です。道具(言葉)を使いこなすには、それなりの修行が必要なんです。

でも、それがつらかったかといえば、そうではありません。そもそも仕事で「大変」とか「つらい」とか、そういった表現があまりピンと来ません。本当につらかったらこの仕事を続けていないので。もし何か壁があったとしても、なんだかんだ乗り越えて、結果的に楽しいなあ……というくり返しです。

コピーライターを目指すようになったのは、社会人になってからだった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
新卒で初めて入った会社では、コピーライターとは全く関係のない仕事をしていたのですが、長く勤めている女子社員は少なく、継続して働ける雰囲気ではありませんでした。私は手に職をつけたかったというか、いずれ会社に依存しない、一人で食べていけるような力がほしかったので、「このままだと自分の思い描く人生と別の方向に行きそうだな」と危機感を抱きました。
 
自分の好きだったこと・やりたかったことはなんだろう、と改めてこれまでの人生を振り返ってみて、小さい頃から興味があった「書く」仕事にあらためて気持ちが傾きました。書く仕事といえば、小説家・エッセイスト・編集者・ライターなどいろいろありますが、その中でコピーライターなら自分でもやっていけそうだと感じ、転職を決めました。

母も「向いている」と背中を押してくれました。昔はバックパッカーをやっていて、毎日母に葉書を出していたのですが、短い言葉で面白おかしく旅の出来事を伝えていた私の姿を覚えていたのかもしれません。


Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学では外国語学部のスペイン語学科に進学しました。世界を見渡せば英語とスペイン語で、かなりの数の国の人々とコミュニケーションが取れるなあと思って。英語は元から好きだったので、じゃあ次はスペイン語だ、と興味を持ったことがきっかけです。

外国語を「自分とは違う文化や考え方を知りたい」という好奇心を広げてくれるツールのように考えていました。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生の頃のことは忘れたい過去といいますか、完全にダークサイドに堕ちておりまして……(笑)。毎日「つまんないなー」と思いながら過ごしていて、夢なんて持っていませんでした。

そんな時期を抜けたのは、それこそ社会人になって「このままじゃダメだ」とコピーライターを目指し始めた頃のこと。就活で希望した企業に入れなかったなどいろいろ挫折もありましたが、結果的に自分のことを見つめ直す機会に恵まれたというか、現在自分がコピーライターとしてやっていることを考えると、無駄と思えるような時間も必要だったのかもしれません。

人と違うことを恐れず、自分の人生を楽しくするために生きてほしい

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
言葉が好きな人。考え続けることが嫌いじゃない人。それが大前提です。とにかく言葉と向き合い続ける仕事なので、好きじゃないと続けていけないのではないでしょうか。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
最近の高校生の中には、SNSなどで人間関係に疲れている人も多いと聞きました。そんな人には「ひとり鎖国」をおすすめします。要は、「せめて頭の中でだけでも自由でいてほしい」ということです。

育ってきた環境もDNAも違うのだし、考えは違っていて当然。他者を思いやることはとても重要ですが、人の目を気にしてビクビクしていたら、人生がつまらなくなっちゃう。自分が一番楽しいと思えることをどんどん楽しんでください。
 

坂本さんは、「苦しい顔をしてコピーライティングをすると、コピーにその気分が乗っかってしまう」と話します。ネガティブな思考は広告に向かないので、楽しんで仕事をしようと心がけているそうです。これは、どんなクリエイティブな仕事にも通じることなのかもしれません。

そして、コピーライティングには「心が自由であること」「他者を思いやる気持ち」が大切だと教えてくれた坂本さん。高校生の皆さんも、自分が本当にしたいことはなんなのか、自分の偽りない本心と向き合ってみると、何か新しい発見があるかもしれませんね。
 
 
【profile】合同会社コトリ社 代表 坂本和加
http://cotori-sha.com/

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「コピーライター」
はこんな仕事です

商品広告上の印象的なフレーズを「コピー」といい、それらを言葉として生み出す専門職種。テレビの企業コマーシャルの文言や商品のキャッチコピー、新聞やチラシに載っている解説コピーなどが作品となる。メーカーや広告代理店から依頼を受け、取材や撮影に参加したり、デザイナーと打ち合わせを重ねながら、訴求力のある「コピー」を考案。単なる文章ではなく、見た人・聞いた人の記憶に残るインパクトが必要で、当然その商品の売り上げを左右する力が期待される。ベテランともなると、新商品のネーミングを手がける人もいる。

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