【シゴトを知ろう】保育士 編

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【シゴトを知ろう】保育士 編

2020.03.23

提供:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】保育士 編

子どもと一緒に遊んだり、食事をしたり、長時間を共に過ごす保育士。子どもが好きで目指している人も多いのではないでしょうか。今回は株式会社日本保育サービスが運営するアスク緑保育園に勤務する小松めぐみさんに保育士の仕事のやりがいや、あまり知られていない大変なこと、また、この仕事に就いたきっかけなどについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 子どもたちの成長に関われることにやりがいを感じる
  • 保育士を目指すきっかけは、高校生の時に見たドラマ
  • 「子どもが好き」なこと、タフな心と体が大事

子どもたちの成長を近くで見守れることがうれしい

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

私は現在、3・4歳児のクラスを担任しています。
1日の流れとしては、出勤したらまず子どもたちの今日の様子を確認します。その後、クラスで「朝の会」を行い、その後は、戸外に散歩に出かけたり、室内で過ごしたりして過ごします。天気やその日の子どもの体調などを考慮し、計画していても活動内容が変わることもあります。お昼には、子どもたちの食事の様子を確認しながら給食を食べ、午睡の時間です。その間、私たち保育士は交代で休憩を取ります。また、一日の様子を記録したり、書類の整理や職員会議をしたりといった業務も行います。
おやつを食べたあとは午後の活動。夕方に「帰りの会」。お迎えに来た保護者には、一人ひとりの一日の様子を伝えます。


<一日のスケジュール>
7:00 早番出勤
子どもたちが登園・受け入れ対応
8:00 午前の活動
11:30 給食
12:00 子どもたちは午睡、職員は交代で休憩・書類作成業務など
15:15 おやつ・午後の活動
16:00 順次子どもたちが降園・お迎え対応
早番退勤・遅番と交代
19:00 子どもたちの夕食対応、清掃、園内の見回りなど
20:00 遅番退勤

※実働8時間のシフト勤務。早番の場合は7時出勤・16時退勤。遅番の場合は11時出勤・20時退勤になります。

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

この仕事の魅力は、子どもたちの成長する姿を間近に見られることだと思います。最初は接するのもぎこちなさがありますが、子どもたちとの間に、だんだんと信頼関係が築かれていき、「先生ー!」と寄ってきてくれるようになると、すごくうれしいですね。

教えたことを守って行動してくれる姿が見られたときは、ちゃんと伝わったんだなと安心すると同時に達成感もあります。子どもたちの個性によっていろいろな関わり方を考える必要があるので、接し方を間違えてしまって、その子の良さを十分に引き出してあげられなかったなと思い返して、後悔することもたくさんあるのですが、そうした失敗から学ぶこともあり、子どもたちとの関わりは日々、自分の成長にもつながるのでやりがいを感じています。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

子どもたちは成長過程で自我が芽生えるころなので、どうしても子ども同士のトラブルが起きてしまうことがあります。そのような時、一人ひとりの気持ちを汲み取ることが非常に大変だと感じます。どのように対応するのが子どもにとってよいのかよく考えて、職員間でしっかりと連携をとることや、保護者の方にどのように伝えるのかも重要になってきます。

今があるのは、高校3年生の時に見たドラマがきっかけ

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

私が保育士の仕事に興味を持ったのは、高校3年生のときに木村拓哉さんが出演していた「エンジン」というドラマを見たことでした。海外で挫折したレーシングドライバーが、児童養護施設の保育士や子どもたちとのふれあいを通じて変わっていき、再起していく姿を描いたストーリーです。将来は子どもに関わる仕事がしたいと興味を持ってからは、実際に学校を探し始めました。短大や専門学校、大学といくつも見学して自分に合った学校を選び、進学を決めました。


Q5.専門学校では何を学びましたか?

子どもの年齢ごとの発達の違いや児童福祉について学んだ他、工作・ピアノ・手遊びなど幼児教育に関わる多くのことを習得しました。学校での勉強の他に、教育実習もあります。
ですが、今実感するのは、学校の座学よりも、実際に働き始めて実践経験を積むことで、より多くのことを学び身に付けられたということです。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校3年生までは特にやりたいことが見つからずに、漠然と高校生活を送っていたのですが、ドラマの影響で、子どもと関わる仕事に興味を持ちました。そのドラマを見ていなかったら、もしかしたら今は別の仕事をしていたのかもしれません。そのおかげで今は夢を叶え、やりがいを感じながら、子どもたちと関わることができてます。

大切なのは特別なスキルではなく、「子どもが好き」な気持ち

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?

特別何かのスキルを持っているという人よりは、「とにかく子どもが好き!」という方だと思います。当然、「好き」だけでは保育士を務めていくことはできませんが、まずはその気持ちがなければ続けていけないと思います。その他で考えられるのは、体が丈夫なこと。意外と知られていませんが、保育士の仕事はハードな部分もあります。何人もの子どもたちを相手に一日中動き回らなければならなかったり、力仕事も多いんです。製作などの作業もたくさんあるので細かい作業が苦にならず、楽しみを見出せる方だと、なお良いかもしれないですね。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

実際に役立つことで言えば、保育園でもピアノを弾く機会があるので、苦手な方は今のうちに練習しておくとよいかもしれません。また、ちょっとした時間に、子どもたちと楽しむことのできる手遊びや歌などのレパートリーをいくつか持っておくと後々役に立ちます。その他、季節に合わせた保育活動なども今のうちからどういったものがあるのか情報を得たり、製作物を作れるように練習したりしておくと安心です。まずは手を動かしてみることが大切です。
ぜひ、今のうちにたくさんことを学んで、子どもたちの成長に寄り添うことのできる保育士を目指してくださいね!


ドラマの影響から子どもと関わる仕事に興味を持ったという小松さん。実際の仕事では体力勝負なハードな面もあるようですが、「子どもが好き」という気持ちがあれば、少々のつらいことも乗り越えられるようです。子どもが好きな人は、小松さんのアドバイスを参考に、ピアノの練習をしたり、工作の練習をしたり、今からできることに取り組んでおくと実務につながるかもしれませんね。


【profile】株式会社日本保育サービス アスク緑保育園 小松めぐみ
https://jphdgroup-recruit.jp/


※インタビュー内容は取材当時のものです

この記事のテーマ
保育・こども」を解説

乳幼児から小学生までのこどもの生活を保護し、心身の成長を促すための専門知識を身につけます。こどもの心身の発達や行動、保健・衛生、基本的な読み書きや情操教育、体操といった体力向上教育など、学びの分野は多岐にわたります。保育士の資格取得者の職場は保育園だけでなく、企業内の保育施設などにも広がりつつあります。

「保育・こども」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「保育士」
はこんな仕事です

仕事などで保育ができない保護者に代わって、乳児から小学校就学前の子どもを預かる仕事。食事、排せつ、睡眠の世話や健康管理の他、遊びや集団生活を通して心身の成長を援助する。保育所や乳児院、児童養護施設に加え、企業内の保育所やベビーシッター業を行う企業でも、大きな役割を果たすなど就職先は多様化。子どもの数は減っているものの共働きの保護者が多くなったため、今後ますますニーズは高まっていくだろう。また、パート勤務など、勤務時間の調整ができる場合も多い。

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