【シゴトを知ろう】テキスタイルデザイナー ~番外編~

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【シゴトを知ろう】テキスタイルデザイナー ~番外編~

2020.03.06

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】テキスタイルデザイナー ~番外編~

糸の色や織り方の違いで繊細な絵柄を生み出すテキスタイルデザイナー。山梨県西桂町にある「槙田商店」の瀧口里香さんは、短期大学でグラフィックデザインを学んだ後、販売の仕事からテキスタイルデザインの世界に飛び込みました。仕事に大きなやりがいを感じている瀧口さんに伺った業界のあれこれを「番外編」としてお届けします。

この記事をまとめると

  • 美術や建築を学ぶ人が多く、「テキスタイルデザイン専攻」は即戦力に
  • 絵の具のように色が混ぜられない糸だからこその表現が、織物の魅力
  • 好みの色柄に偏らず、常に新しい刺激を取り入れてデザインに生かしている

テキスタイルデザイン専攻での学びは現場に直結

―― 業界内にはどんな性格の方が多いですか?

糸の組み合わせで絵柄をつくるのが織物。配色などがちょっとずれただけで、想定したものとは違う絵柄ができてしまいます。とても細かい作業なので、几帳面で、きっちりした人が多いかもしれません。また、織物業界で言えば、織り手は男性が多いですが、デザインを担当するのは女性が多い傾向にありますね。

―― 業界内ではどんなキャリアパスがありますか?

大学や専門学校で美術やデザインを学んだ人が多いと思います。建築系の学校を卒業して、テキスタイルに進むパターンもあります。糸で絵柄を形作るこの業界は、デザインの仕事の中でもちょっと特殊。だからこそ、美術大学などでテキスタイルデザインを専攻してきた人は強いですね。即戦力になることができます。

色が混ざらない、糸だからこその表現が魅力

―― 業務をされてから、一番驚かれたことは何ですか?

誰もが知っている有名なブランドを織っていたり、海外に進出したり、自分の地元がスケールの大きい仕事をしている織物産地だったことです。「こんないいものをつくっていたんだ」と驚きましたね。

また、私はイラストやグラフィックデザインが専門だったので、絵の具のように色を混ぜたり、グラデーションが使えないことにも驚きました。さまざまな糸や織り方を使って、表現したい絵柄や質感を生み出すのはとても大変。反面、それが楽しい部分でもあります。


―― 業界や職務内での、一般人が知らない業界用語はありますか? 

織物業界は、専門用語が多いです。例えば、たて糸は「経糸」、よこ糸は「緯糸」と書きます。地球の経度・緯度と一緒ですね。また、「組織」という言葉もよく使いますが、織物の世界では「経糸と緯糸の組み合わせ方」「織り方」を指します。

新しい刺激を取り入れ、まだここにないデザインを

―― 業界内の横のつながりはありますか?

産地内の、他の織物会社とのつながりが強いです。一口に織物と言っても、当社のような傘の他、ネクタイやストールなど、それぞれ得意とする商品が異なります。それらを産地全体で売っていくために、一緒にイベントに出たり、メディアのインタビューを受けたりすることもありますね。各社のPRの仕方や、色の使い方など、学ぶことは多いです。


―― 業務を進める上で、大切にされているのはどんなことですか?

新しいものを取り入れることを忘れないことです。自分が好みの色や柄に偏ってしまうと、いつも似たようなテイストに仕上がってしまいます。ウィンドウショッピングをしたり、メディアの情報に触れたりすることで、外からの刺激を取り入れるように気をつけています。知識を補いながら、さまざまな製品をつくっていきたいですね。


「布でしかできない表現」に挑戦していくのは、難しさもある反面、テキスタイルデザイナーという仕事の大きな魅力。その第一歩は、美術大学のテキスタイルデザイン専攻をはじめ、デザインや建築について学ぶことだと言えそうです。そして、瀧口さんのように現状に甘んじることなく、外からの刺激を取り入れ、新しいデザインを追い求めること。これこそが、この仕事の本質と呼べるかもしれません。


【profile】株式会社槙田商店 企画デザインチーム 瀧口里香

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「テキスタイルデザイナー」
はこんな仕事です

生地の柄や色などをデザインする仕事。衣服の生地はもちろん、ハンカチやネクタイ、カーテン、カーペットなど扱う対象はさまざま。仕事の内容は、生地開発のコンセプトを把握しながら、材質などを選び、織り方や染め方・色・柄などを決定。その後、製造工場に発注する。質感や発色の微妙な差異で仕上がりが変わるため、細かいチェックは欠かせない。何度も調整を重ねて完成したら生産にあたる。主な活躍の場は、生地・繊維メーカーや問屋、服飾メーカー、デザイン事務所などが挙げられる。

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