【シゴトを知ろう】栄養士 編

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【シゴトを知ろう】栄養士 編

2020.03.03

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】栄養士 編

病院や介護福祉施設・学校・保育園などで、バランスよく栄養を摂取できる献立を考えたり、調理したり、食生活のアドバイスをしたりする「栄養士」のお仕事。中には食品会社で食品開発を行なっている栄養士もいるなど、高校生の皆さんも、きっと気づかないうちに栄養士の方々のお世話になっているはず。

今回は、給食委託会社・株式会社LEOCの社員で、現在、武蔵野赤十字病院で栄養士として働いている今野栞さんに、仕事の内容ややりがいについて伺いました。

この記事をまとめると

  • 病院で過ごす患者さんのために料理を作り、提供するのが主な仕事
  • 栄養士に向いているのは「食事と料理が好き」な人
  • 嫌いな食材も食べて味を知っておくことが、いい仕事をするためには必要になる

患者さんのために個別に料理を作って提供する仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
栄養士として病院に勤務しています。患者さんのために食事を作り、提供するのが私の仕事です。主に、アレルギーや食べることができない食材に配慮した料理、また噛む力や嚥下機能(食物を飲みこむ力)が低下してしまった患者さんのための料理などを作っています。

現在は20人ほどの患者さんの食事を担当しています。皆さんが共通して食べられる料理はまとめて作りますが、それぞれの患者さん向けに個別に作る必要のある料理もあり、仕事中はほとんど調理場に立っています。

<一日のスケジュール>
09:00 出勤、昼食の準備
10:30 昼食の配膳開始
12:00 配膳終了、片付け
12:30 休憩
13:30 夕食の準備
15:45 夕食の配膳 開始
17:30 片付け・翌日の準備
18:00 帰宅

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
患者さんが私の作った料理を食べて、「おいしいね!」と言ってくださったときに、これからもがんばろうって思えます!
 

Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
不規則で生活リズムが崩れることです。

シフト制なのですが、一番早い時間だと朝の3時から働き始めなくてはいけません。めちゃくちゃ早いですよね(笑)。ある日は朝の3時から13時半まで。別の日は9時から18時までなど日によってまちまちですし、残業することもあります。

遅番の次の日に早番が来てしまうときなどは、帰宅後、急いで家事を済ませて寝ないと間に合わないのでバタバタします。どうしても生活リズムが崩れてしまい、体調によってはつらいなと感じることがありますね。

栄養学を学んでいた母親の影響で栄養士という職業に興味を持った

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
幼い頃からスポーツが好きで、小中高とバスケットボール部に入っていました。体づくりを意識する機会が多く、栄養について興味を持つようになったのがきっかけです。

また私の母が栄養学を学んでいまして、我が家では昔から毎日、食事は一汁三菜が定番でした。私はそれを当たり前のように感じていましたが、成長するにつれ、それは毎日、母が家族の健康を考えて努力した結果なんだと理解できるようになったんです。そこから、「人の健康を考えた食事」「人を喜ばせる食事」を意識するようになったと思います。 

 
Q5.専門では何を学びましたか?
 
専門学校では、まず栄養士科で栄養学について2年学び、卒業後は調理師科に進学し、そこで調理についても1年学びました。栄養士科を卒業してすぐに栄養士として働き出す人もいますが、私は料理もできるだけスキルを上げたかったので、3年間のコースを選択しました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
先ほどもお答えしたように、母が毎日作ってくれた食事に影響されて、食事を通して喜んでもらうこと・作ることに興味を持ち、高校生の頃にはすでに栄養士になりたいと考えていました。なので、夢は叶っていますね。

私は、ただなんとなく大学に進学するより、しっかり目標を決めて手に職をつけたいと考えていたので、その辺りであまり迷いはありませんでした。

食に人一倍興味のある人が栄養士として活躍できる

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
食べることと、料理が好きな人。

栄養士は、ただ必要な栄養素を摂取できる料理を作ればいいわけではありません。いくら栄養バランスがよくても、患者さんに「まずい」と思われる料理を出してしまうのは問題がありますから、食に人一倍関心を持っている人が向いているのではないでしょうか。

プライベートでもいろんな料理を積極的に食べにいって、自分から学んでいける人は、きっと活躍できる職業だと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
栄養士になりたい人は、まずはいろんなものを食べて料理して、知識やレパートリーを増やしていくといいと思います。

また大切なのは、全ての食材に興味を持つことです。皆さんは多かれ少なかれ食べ物の好き嫌いがあるかと思いますし、私にもあります。しかし、自分の嫌いな食材についてもある程度は食べて味を知っておかなければ、自信を持ってその食材を使った料理は作れません。

苦手でも「こういう味なんだな」と知っていると、別の食材の代替で使えるなどのアイデアがひらめくこともあります。なんにでも興味を持って貪欲に知識を蓄えていき、むしろ普段は口にしない食材により関心を持つようにするなど、日頃から意識しておくといいかもしれません。


病院で働く栄養士は、勤務時間が不規則になりがちになるのですね。栄養士の活躍できるフィールドは病院だけではなく、学校や保育園・食品会社などさまざま。栄養士を目指そうかと考えている人は、どんな人たちのために働きたいかだけではなく、希望している職場がどのような勤務体系なのかもきちんと調べておくといいかもしれません。

病院に勤務して患者さんたちのために働きたいという人は、勉強だけではなく健康な体づくりも一緒に頑張っておきましょう。


【profile】株式会社LEOC所属 武蔵野赤十字病院勤務 今野栞

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「栄養士」
はこんな仕事です

給食施設において栄養指導や食事管理を行うのが仕事。業務内容は幅広く、例えば、学校では栄養バランスや予算を考慮した給食の献立を考え、調理担当者への調理指導から食材の仕入れ先の選定まで担当する。病院では、患者の食事管理・栄養指導が主な仕事となり、医師や看護師と相談しながら食事メニューを決めるなどして患者の健康を支える。企業では、社員への給食業務の他、加工食品や飲料の新商品開発に携わることも。食と栄養の知識を駆使し、さまざまな人の健康をサポートするのが役目だ。

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