【シゴトを知ろう】楽器インストラクター 編

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【シゴトを知ろう】楽器インストラクター 編

2019.11.19

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】楽器インストラクター 編

最近、テレビドラマの影響でバイオリンを習いたいという人が増えているそうです。秋久知美先生は、ヤマハ大人の音楽レッスンのバイオリン科インストラクター(講師)としてヤマノミュージックサロン大手町教室などでお仕事をされています。インストラクター(講師)の仕事内容やその魅力についてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 楽器インストラクターは、生徒の成長をそばで見続けられる仕事
  • みんなで何かを成し遂げるのが好きな人に向いている
  • 好きなことや続けられると思うことを探してチャレンジしてみる

やりがいは、生徒さんの成長をそばでずっと見続けられること

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
バイオリンを教えています。教える場所はさまざまあるのですが、週5日、1日約7時間、個人・グループ合わせて約80名の生徒さんを担当しています。月曜日は、ヤマハ大人の音楽レッスンのヤマノミュージックサロン大手町教室で、大人を対象にしたレッスンを受け持っています。レッスンの合間には、バイオリンの演奏家としての活動や自分の技術を保つための練習もしています。

<一日のスケジュール>※午後からレッスンがある日
10:00 バイオリンの練習
13:30 出勤
14:00 レッスン開始
※空き時間に休憩
21:30 レッスン終了
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

大人の生徒さんの場合、自分でお金を払ってレッスンにいらっしゃっていることもあり、とても熱心に参加されています。どの方もキラキラ輝いていて、毎週お会いするのがとても楽しみです。また、グループレッスンの様子を見ていると、年齢も性別も、仕事も異なる生徒さん同士が非常に仲良くしていて、うらやましく感じます。

この仕事の一番のやりがいは、生徒さんの成長をすぐそばでずっと見続けられることです。年に1~2回、発表会が開催されるのですが、ステージで緊張しながらも一生懸命演奏されている生徒さんを見ると、胸がジーンとします。

Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

仕方ないこととはいえ、引っ越しや転勤で急にレッスンに来られなくなる生徒さんがたまにいらっしゃいます。長くレッスンを受けていただいて良い関係を築いてきたにもかかわらず、スケジュールが合わずにご挨拶ができないままお別れするのはとてもつらいですね。大切な生徒さんだからこそ、最後はきちんと「長く通っていただいてありがとうございます」とお伝えしたいと思っています。

バイオリンを弾いていない自分を想像できなかった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

バイオリンは4歳から習っていましたが、本格的にプロを目指そうと思ったのは、中1のときです。担任の先生に「音楽高校」の存在を教えてもらい、夏期講習に参加したのがきっかけです。

私は兵庫県出身なのですが、志望した音楽高校は東京だったので、15歳で家を離れて寮に入りました。入学して最初に感じたのは「世の中にはこんなにたくさんバイオリンを上手に弾ける人がいるんだ」ということです。うまい人が多くて、ショックでした。

いつもカエルや虫の鳴き声が聞こえるような場所で育った私は、なかなか都会での生活に馴染めず、ホームシックにかかったこともあります。しかし、2年生になったころには、練習のペースがつかめたり、授業で音楽に関する知識が広がったりしたことで、少しずつ「おもしろい」と思えることも増えていきました。そこからは音楽・バイオリン一筋です。

自分の視野を広げるために音楽の世界以外の場所をのぞいてみたいと普通の会社の就職活動をして内定もいただいたのですが、10年後の自分を想像したときに、バイオリンを弾いてない姿が想像できませんでした。改めて「私はやはりバイオリンを弾いているときが一番幸せ」と気付き、同時に合格していたバイオリンのインストラクター(講師)の道を歩き始めました。

Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学は、音楽学部演奏学科バイオリン専攻で、実技や音楽の専門知識を勉強しました。また「将来、音楽の先生になるのもいいかな」と思い、教職もとりました。今思うと、私は教えることが好きなのかもしれません。教育実習のときに学んだ「生徒と同じ目線に立つ」という姿勢は、今のレッスンにも役立っています。

教育実習のときは多感な中学生と触れ合いながら、たくさんのことを学びました。反抗期のまっただ中で何を言っても「やりたくない」という生徒には、「大人になるとやりたくてもできないことがたくさんあるから、今のうちにできることはやっておいたほうがいいよ」と、できるだけ彼らと同じ目線に立ちながら声をかけるようにしました。そのうち少しずつ生徒との距離も縮まり、会話ができてうれしく思ったことを覚えています。


Q6. 高校生のときの経験が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校時代は寮で生活していたのですが、「自分が、自分が」と主張し過ぎると、周りの人とうまくコミュニケーションがとれなくなると思いました。特に音楽を志すような人は主張が強く、一度ぶつかってしまうとずっと平行線になってしまうんです。だから、人と話すときは、まず相手の話を聞いて「そうだね」と受け止めるようにしています。これがコミュニケーションをスムーズに進めるコツだと思います。

レッスンは生徒さんとのチームワーク

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?

音楽の専門家として向上する気持ちを持ち続けることは当然です。それに加えて、人と接することや話すことが好きな人ですね。また、レッスンは生徒さんとのチームワークで進みますから、みんなで何かを成し遂げるのが好きな人が向いていると思います。私はマナー教室に通って、話し方や接し方、言葉遣いなどのコミュニケーションスキルを学びました。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
一般的に考えると、高校生はまだ教えられる側です。だから、先生や大人に何か言われたときに感じた気持ちを忘れず、将来の仕事に生かせるといいと思います。例えば、高校時代に「この先生の教え方は分かりづらいな」と思ったことを忘れずにいれば、将来、教える立場になったとき、分かりづらい教え方はしないはずです。

そしてぜひ、自分が楽しいと思うことや、続けられると思うことを探してみてください。楽しいと思うことや、続けられると思うことが分からない場合は、嫌だな・好きではないなと思うことでも、まずはチャレンジしてみるといいと思います。チャレンジしてみて嫌だなと感じたら、また別のことを探してみるのはいかがでしょうか。
 
 
「毎週同じ時間に通って来てくれている生徒さんに感謝している」と話す秋久先生。バイオリニスト、インストラクター(講師)としての実力・実績はもちろん、その謙虚な姿勢と明るい人柄に、たくさんの生徒さんが秋久先生を慕い、レッスンに長く通い続けています。生徒さんも、秋久先生と同様に、楽しいこと、続けられると思うことを見つけて、バイオリンを続けているように感じました。
 
 
【profile】
ヤマハ大人の音楽レッスン バイオリン科インストラクター(講師) 秋久知美
取材協力:ヤマノミュージックサロン大手町

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「楽器インストラクター」
はこんな仕事です

楽器の演奏法を人に教える仕事。需要が多いのはキーボード楽器やギター、ドラムだが、管楽器、和楽器などジャンルは多彩だ。教える相手は幼児から大人、未経験者から音楽経験者まで幅広い。生徒が未経験者の場合は楽器の扱い方、音の出し方、音楽理論などから始め、自ら手本を見せつつ演奏を教える。楽器メーカーや楽器店が開催する教室、市民講座などで講師を務めたり、近隣の子どもに教えたり、働き方はいろいろ。生徒がミュージシャンとして活躍するようになれば、インストラクターとしての評価につながる。

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