【シゴトを知ろう】薬剤師 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】薬剤師 ~番外編~

2020.02.07

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】薬剤師 ~番外編~

「【シゴトを知ろう】薬剤師 編」では、日本調剤株式会社で薬剤師として働かれている島田采也加さんに、仕事の内容ややりがい、薬剤師になったきっかけなどについてお話を伺いました。

番外編では、薬剤師ならではの「あるある」な情報をはじめ、仕事の知られざる一面について伺いました。

この記事をまとめると

  • 薬剤師の知識は日常の身近な場面でも生かせる
  • 処方箋の疑問点・不審点のチェックは念入りに行わなくてはいけない
  • 患者様の話をしっかり聞いて、適切な受け答えができる力が不可欠な仕事

休日でもドラッグストアで情報収集!

―― 薬剤師らしい、お休みの日にやりがちなことを教えてください。

日々、新しく生まれてくる薬について勉強をしていますが、休みの日でもドラッグストアに寄ったときなどは、どんな商品を扱っているのか、つい確認してしまいます。また、お店の人がお客様に対してどのような説明の仕方をしているのかも気になって、ときには参考にさせてもらったり……。


改めて意識してみると、平日休日関係なく薬のことを気にしていますね。

―― 一般人が知らなそうな専門用語を教えてください。

疑義照会(ぎぎしょうかい)という用語があります。薬剤師が調剤を行うとき、処方箋に書かれている薬の名前や飲み方に間違いはないかを確認し、必要に応じて発行した医師に問い合わせることを指します。

処方に間違いがあってはならないので、少しでも疑問点・不審点などがあれば必ず行う、非常に重要な作業です。

適切に受け答えする力がないと難しい仕事

―― 薬剤師になるためにたくさんの勉強をされてきたかと思いますが、身に付けた知識が日々の生活で役立っていると感じることはありますか?

「OTC医薬品」という処方箋なしで買える一般用医薬品があるのですが医薬品の成分表を見て、自分の症状に合ったものを選んで飲めるようになりました。もっと身近な話だと、栄養ドリンクを飲むとき、栄養成分がより吸収されやすい飲み方が分かるので、意外と知識を生かせる場面は多いです。


―― では、一般人でもすぐに役立てられそうな知識があれば教えてください。

そうですね……今話題に出した栄養ドリンクについて。ビタミンB2は空腹時よりもおなかに食べ物が入っているときのほうが吸収されやすいです。ですから、ビタミンB2目的で栄養ドリンクを飲む場合、食前よりも食後に飲むのがおすすめです。空腹時に飲んでしまうと、体に吸収される前に体の外に出てしまうので、非常にもったいないです。


―― 業界内にはどんな性格の方が多いですか?また、ご自身はどんなタイプですか?

人の話をしっかり聞いて、適切に受け答えができる人です。薬の専門家として、患者様との会話を通して情報の収集・提供をしたり、医師や看護師など他医療スタッフと一緒に患者様の治療をサポートしたりするうえで、コミュニケーション力は不可欠です。

人と話すことが嫌いな人ではなかなか難しい職業ですから、仕事をしていくうちに皆さん、コミュニケーション力が磨かれているのかもしれません。ちなみに私は、もともと人と話すのが好きなタイプでした。

患者様のつらい症状を軽減させられたことが大きな喜び

―― 業務をされてから驚かれたこと・事前のイメージとのギャップなどはありましたか?

働くまでは、どうして薬局でこんなに待つのだろうと思っていました。しかし、薬剤師として実際に働いてみると、薬を安全に使用できるように飲み合わせのチェックや、処方箋に問題があった時の問い合わせなど、やるべきことが多い仕事なのだと知りました。


―― 最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

一番の思い出は、めまいの治療でシロップ状のお薬が出ていた患者様に、私が服薬指導したときのエピソードです。

患者様は以前もその薬を飲んだことがあるとのことでしたが、苦くて使うのが本当につらいご様子でした。そこで、同じ成分のゼリー状の薬剤へ変更するように提案しました。医師からも許可が出たため、その患者様に使い方や味、より飲みやすくするための工夫などを細かくお話ししたら、非常に喜んでくださって、治療に積極的になってくれました。

患者様一人ひとりに合わせて飲みやすい薬への変更を提案するのも、薬のプロである薬剤師だからこそできること。薬物治療のつらさを少しでも軽減できて、患者様の安心した顔を見られたことがとてもうれしかったです。


成分表を見て、自分に合った薬を自分で選んで買えるなんて、知識のない人がネットの情報などで安易に自己判断してしまうことが問題視されている昨今ですから、なんだかうらやましいですね。

ただ症状に合った薬を出すだけでなく、患者様の症状を理解し、その人の負担にならない飲み方を提案するのも薬剤師の大切な仕事。島田さんのように、他人の喜びを我が事のように受け止められるような人は、ぜひ薬剤師の道を進路の候補に入れてみてはいかがでしょうか。


【profile】日本調剤株式会社 島田采也加

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「薬剤師」
はこんな仕事です

薬剤師は、薬の専門家として病院や薬局で薬を調剤する仕事。医師の書いた処方箋(せん)から患者に適切な薬を提供する役目を担い、その安全性に対する責任は大きい。そのため、薬の正しい飲み方や副作用など、患者の薬の服用に関するさまざまな情報に目を配り、医師との連携により安心・安全な薬の提供を行う責務がある。勤務先は、薬局や病院の他、ドラッグストアで働くこともできる。地域の身近な医療相談役として、薬を求めて訪れる人々に、その効果や飲み方をアドバイスする。

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