【シゴトを知ろう】ライター 編

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【シゴトを知ろう】ライター 編

2020.01.10

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ライター 編

インターネットで見つけた有名人のインタビューや、話題のお店の特集記事に、思わず読み入ってしまった経験はありませんか? 普段何気なく目にするこれらの記事を書いているのがライターです。その仕事内容ややりがいについて、Webメディアを中心に活躍するフリーライターの肥沼和之さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 他の仕事とライター活動を並行させ、実績を作ってから独立
  • スクールだけでなく実践を通じて文章力や取材スキルを身に付けた
  • あえて無駄な労力・時間を費やせる人がライターに向いている

取材・執筆だけでなく、企画や取材交渉もライターの仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
インタビューなどの取材をもとに記事を書き、主にWebメディアへ掲載しています。ドキュメンタリーやルポルタージュも得意です。

仕事の流れとしては、まず記事のテーマやインタビュー対象者などを自分で企画し、方向性が合うWebメディアに提案。OKが出たら、自分で取材対象者に交渉して、取材へとこぎつけます。取材時はインタビューだけでなく、カメラマンへの指示出しなどをすることも多いです。

そして、取材後に原稿を執筆し、納品。編集者とやり取りをしながら原稿を修正し、最終的な記事を完成させます。企画から記事の完成まで、私の場合は早くても1カ月以上かかります。

<一日のスケジュール>※取材がある日の例
8:30 自宅で業務開始
    メール対応、ニュースのチェック、経理など事務作業、取材用の資料準備
11:00 昼食、移動
13:00 取材
15:00 仕事場やカフェでメール対応、原稿執筆
19:00 帰宅

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
「この人に取材して、このような記事を書きたい」という、自分がやりたいことを仕事として実現できることです。また、自分の作り上げた記事を世の中の多くの人に見てもらえることに喜びを感じます。

一度、企画・執筆した記事の閲覧回数が280万に上り、SNSの「いいね」数も1万を超えて計測不能になってしまったことがありました。一個人の仕事がこれほどまでに社会に影響を与えられるのかと驚き、大きなやりがいを感じましたね。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
フリーライターなので会社員に比べると仕事が安定せず、それに伴って収入も不安定になることです。定期的に仕事をくれていたメディアから、向こうの都合で何の前触れもなく仕事を打ち切られてしまうことも少なくありません。そのため、できるだけ複数のメディアとお取り引きするなどしてリスクに備えています。

個人ブログが実績として認められ、雑誌連載が決まった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
もともと小説家を目指していたのですが、20代半ばで断念。それでもやはり文章を書くことを仕事にしたいと考えている中で、Webライターの仕事を紹介され、副業として始めたのがきっかけです。

それから「ライターの仕事を突き詰めてみたい」と思うようになり、自分で企画・執筆したインタビュー記事を個人ブログで公開するようになりました。やがて、ブログが実績として認められ、雑誌で連載を獲得。以降、ライターとしての仕事の比重が少しずつ大きくなり、フリーライターとして独立しました。ブログを始めてから、最終的にフリーライターとして生計を立てられるようになるまでに、6年くらいかかりましたね。
 
 
Q5. この仕事に就くために何を学びましたか?
 
文章力をつけるために、ライタースクールに半年間通いました。同時に、スクールの外ではとにかく多くの文章(本・雑誌・Webメディアなど)を読んで分析したり、尊敬する先輩ライターの文章を書き写したりして、よい文章のポイントを吸収していきましたね。

また、地域の町おこしサークルのメディアに掲載する取材記事をボランティアで書いていました。そのほか、憧れの先輩ライターに自分から連絡して、企画の視点や仕事への姿勢などについてお話を伺いにいったこともあります。スキルを伸ばすために自分でやれることはどんどんやっていきました。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生の頃から小説家を夢見ていたので、文章を書くことを仕事にできているという意味では、今の仕事とつながっているといえますね。小説では芽が出ませんでしたが、今のライターの仕事で自分の力を存分に発揮したいと思っています。

好きなことを突き詰めれば、ライターとしての強みになる

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
効率だけを優先するのではなく、あえて無駄な時間と労力を費やせる人が向いていると思います。例えば、あるお店の男性スタッフに取材をしたときのことです。インタビューだけで十分な情報を得てはいたのですが、どうもピンとこないところがあり、後日、お客としてお店を訪れました。

そこで、彼が自身の“ホームグラウンド”で働く姿を見たとき、単なる「情報」がリアルな「実感」に変わったんです。この実感を持てたことで、記事をより臨場感のあるものにできました。遠回りすることで何かが得られるとは限りませんが、ライターには必要な心持ちだと思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
ライターというと「国語の成績が優秀だったり、大学でメディア系の学部に入ったりしないといけない」というイメージがあるかもしれませんが、そのようなことはまったくありません。ライターは何より「自分が好きなこと」が生きる仕事です。

私も、昔からテレビで見ていて好きだったドキュメンタリーが、今、ライターとしての得意分野の一つになっています。高校時代から広い世の中に目を向け、学校では学べないさまざまな物事に興味を持って、その中で「好き」だと思うことを追求すれば、ライターになったときに強みになるはずですよ。
 

ライターに必要な文章力や企画力は、スクールに通うだけでなく、自ら行動して実践の中で伸ばすことが大切なんですね。また、臨場感のある文章は、ライターが遠回りをして得た「実感」に裏打ちされたものだというお話も印象的でした。今後、もし心に響く記事をインターネットで見つけたら、それを執筆したライターはどのような思いを持って書き上げたのか、どのような工夫を凝らしているのか、思いをはせてみてはいかがでしょうか。

 
【profile】フリーライター 肥沼和之

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ライター」
はこんな仕事です

出版社や新聞社、Web制作会社などから依頼を受け、さまざまな文章を書く仕事。ルポライター、ノンフィクションライターなど、書く内容によって呼び名が異なる。編集者とともに資料を収集し、記事の構成や取材先も決定。カメラマンを伴って取材に出かけることも多々ある。また、独自に取材や調査を行い、その記事を新聞社や出版社に持ち込むケースもある。政治からスポーツ、科学、エンターテインメントまで、どんな記事でも書けるタイプのライターもいれば、特定の専門分野を得意とするライターもいる。

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