【シゴトを知ろう】公務員(一般行政職) 編

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【シゴトを知ろう】公務員(一般行政職) 編

2019.12.20

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】公務員(一般行政職) 編

自分の住んでいるまちのために働く公務員。役所の窓口で見たことはあっても、どんな仕事をしているのか、なかなか知る機会がありません。実は、一口に公務員と言ってもその業務内容は多岐にわたっています。今回の「シゴトを知ろう」は、山梨県富士河口湖町の地域防災課で働く、渡辺和樹さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 異動が多いのは大変だが、自分の仕事が何かの形で残るのがやりがい
  • 地元のために働こうと決めた大学時代、公務員試験の勉強に明け暮れた
  • 高校でやりたいことがなくても、進学後に見つけることはできる

さまざまな部署で、「形に残る」仕事ができる

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
地域防災課の地域係という部署で「財産区」を担当しています。財産区とは、市町村合併のとき、所有していた山林や土地などの財産を、合併後も旧市町村単位で所有・管理していくための特別な団体です。

私の仕事は、各地区の財産区管理会を、事務局としてサポートすること。各管理会の会議の運営や資料作成などを行います。財産区の土地を貸し付けたり、整備したりするとき、管理会でスムーズに意思決定できるようにするのが主な役割です。

<一日のスケジュール>
8:30 出勤 資料作成や管理会準備などの事務
12:00 休憩・昼食
13:00 財産区の土地・山林をパトロール 倒木などないか確認
17:15 退勤

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
自分の仕事の痕跡が、何らかの形で地元に残っていくことがやりがいです。この春までは観光課という部署にいたのですが、そのとき製作した町のグルメガイドが特に印象に残っています。

富士山が世界遺産に登録されたことで、町を訪れる観光客は年々増えているのに、食についての情報が少ないことが気になっていました。地域に根付いた飲食店をジャンル別に紹介するガイドブックを製作し、春に完成させられたときは嬉しかったですね。
 

Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

異動があると、転職をするのと同じくらい業務の内容が変わってしまうことです。これまでも、観光課の他、税務課にいたこともありましたし、政策研究を行う公益財団法人に出向していたこともありました。

特に、政策研究機関へ出向していたときは大変でした。自治体と契約して、地域の政策について研究したり提言する仕事です。プロジェクトリーダーを任され、自分より年上の人に指示を出しながら、プロジェクトを進めました。かなりのプレッシャーを感じましたが、とても良い経験をさせてもらったと思っています。

大学で芽生えた「地元のための仕事をしたい」という思い

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
私はこの町で生まれ育ち、高校卒業後も県内の大学に進みました。就職を考えたとき、自分の町のためになる仕事がしたいという思いが芽生え、公務員を志すようになったんです。大学1年の冬から公務員試験の勉強を始めて、町の採用試験に合格。新卒で入職しました。

余談ですが、高校のとき「ビートたけしのTVタックル」という政治バラエティ番組を見ていたのも、行政に興味を持ったきっかけです。大学入学共通テストの公民では、勉強していた「倫理」がまったく分からず、教科書すら読んだことのない「現代社会」を選択。それで70点を獲得できたのは、テレビのおかげかもしれません(笑)。
 

Q5. 大学では何を学びましたか?
 
法学部法学科で、民法や憲法・行政法など、さまざまな法律について学びました。1年の終わりからは、公務員講座を履修。一時は12時間を勉強に費やすなど、公務員試験を見据えて対策をしました。そのときが人生で一番勉強をした時間だと思います(笑)。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
実は高校生のとき、なりたいものや夢がなかったんです。進学はしなければと思いながらも、目標がなく、3年の秋からなんとなく勉強を始めたような感じでした。強いて言えば教員に興味があったので、教育学部を受けたりもしたんですが、公務員になるとは思っていませんでしたね。

「とりあえず進学」で、進路が見つかることもある

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
公務員は究極のサービス業だと思います。役場を訪れる人の多くが、何か困りごとがある住民です。地元への思いと、住民に尽くす気持ちを持って仕事ができる人は、公務員に向いているのではないでしょうか。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

高校生の時点でやりたいことがないのは当たり前です。私の場合は大学に進んでから見つかりましたが、社会に出てもなお「やりたいこと」を探す人もいるくらいですから。やりたいことが特になくて、とりあえず進学するのもありだと思います。

でももし、自分の地元が好きで、盛り上げたいという思いがあるなら、ぜひ公務員を目指してください。むしろ、嫌いでもいいです。自分のまちに何ができるか考えて、変えていけるのが役場の仕事。地元への何らかの思いを持っている人にはおすすめします。
 

「地元のために働きたい」という思いを原動力に、公務員の夢を叶えた渡辺さん。異動によってさまざまな部署を経験し、経験を自分の糧にしています。そして意外にも高校時代は、やりたいことが分からなかったのだそう。渡辺さんのように、進学後に視野が広がり、自分の道が開けることも少なくないのかもしれませんね。


【profile】富士河口湖町 地域防災課 渡辺和樹

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「公務員(一般行政職)」
はこんな仕事です

大臣や裁判官などの専門職ではなく、公務員の中でも行政事務に従事する公務員のことを指す。省庁などで働く国家公務員と、地方自治体に所属する地方公務員に大きく分けられる。国家公務員でも地方公務員でも、配属される部署によって担当する仕事が異なるが、幅広い分野で活躍することが期待される。公務員を志望するからには、所属する組織のために働くのではなく、国や地方を良くするために働くという強い意志が必要だ。

「公務員(一般行政職)」について詳しく見る

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