【シゴトを知ろう】和菓子職人 編

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【シゴトを知ろう】和菓子職人 編

2019.12.16

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】和菓子職人 編

季節の風物を美しく表現した「練りきり」や、もっちりした食感のお団子など、さまざまな表情を見せてくれる和菓子。手作りのおいしさを生み出す和菓子職人たちは、どんなふうに働いているのでしょうか。今回の「シゴトを知ろう」は、山梨県富士吉田市の和菓子店「東京屋製菓」の職人・古屋めぐみさんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 自分の感覚を頼りに製造した商品で、お客様に喜んでもらうことがやりがい
  • 専門学校では洋菓子も学んだ上で、和菓子職人の道を選んだ
  • やりたいことにたどり着くには、知らない世界に目を向けることが大切

研ぎ澄まされた感覚で、喜びを生む和菓子をつくる

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
和菓子専門店で、主に製造を行っています。大福やお団子・どら焼きにおまんじゅう・カステラなど、さまざまなお菓子を、社長と私の2人でつくっています。計量などは、パートさんがサポートしてくれます。店頭が忙しいときは、私が販売の補助に入るときもあります。

<一日のスケジュール>
8:00  出勤 生菓子(大福、団子など)の製造
    午後販売するお菓子の仕込み 
12:00 休憩
13:00 焼きもの(まんじゅうなど)の製造
    翌日販売するお菓子の仕込み
17:30 清掃 片付け
19:00 退社 

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
一番は、自分がつくったものがお客様に喜んでもらえることですね。店頭に立ったとき、「あれがおいしかった」とお客様に言われると、心の中で「私がつくったんです!」と言いながら、うれしい気持ちになりますね。

あとは、自分のつくったものが一つの商品としてできあがることです。たくさんのお菓子を生産するので、見た目が綺麗に揃ったお菓子をつくれたときも楽しいです。手の感覚だけで量るのですが、重さもだいたい1~2gの誤差に収まるようにしています。
 

Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

和菓子づくりは華やかに見えますが、実は体力勝負。立ち仕事なので足腰への負担は大きいですし、ずっと同じ姿勢で作業するので、肩もこります。30kgある砂糖の袋を持ち上げることもあるんですよ(笑)。

ケガをすることもあります。沸騰したあんこや羊かんが飛んできたら、肌からすぐに離れません。やけどは結構多いですね。そういうことも含めた仕事が、和菓子づくりなんです。

洋菓子も学んで気づいた、和菓子の魅力

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
子どもの頃からものづくりが好きでした。小学校の家庭科クラブに所属していたときお菓子に目覚めて、いつしかパティシエを目指すようになりました。和菓子の道に進むと決めたのは、高校卒業後に進んだ製菓専門学校時代。ヘラを使ってさまざまな造形ができる練りきりなど、洋菓子よりも手仕事の幅が広いことに気づいて、和菓子を選びました。
 

Q5.専門学校では何を学びましたか?
 
私の進んだ専門学校の製菓学科では、実習はもちろん、製菓理論や衛生に関する法律など、座学で学ぶ部分もありました。1年次に和菓子・洋菓子両方の基礎を学び、2年次で和菓子を専攻しました。また、「製菓衛生師」という国家資格も取得しました。受験には実務経験が必要ですが、学校に通っていれば免除されます。もし将来開業をする場合にも役立つ資格です。

Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
私は、小学生のときからお菓子屋さんになる夢をずっと追い続けていました。それを周りのみんなにもずっと言っていたので、口にしたことって現実になるんだな、と思っています。高校生のときはパティシエになりたいと考えていたのですが、和菓子も捨てがたく、悩んだ時期もありました。だからこそ専門学校に進み、両方学んだ上で和菓子を選ぶことができたのは良かったと思います。

やりたいことを探すなら、知らない世界に目を向けよう

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
ものづくりが好き、という気持ちを持った人です。お店では人と接する場面もあるので、食べた人に喜んでもらうことにやりがいを感じられれば、なお良いと思います。そうした気持ちで経験を重ねれば、技術は後からついてきます。

また、力仕事もあるので、体力や忍耐力も必要です。自信がないという人でも、現場に立つうちに徐々につけていけばいいと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

高校生の皆さんは、たくさんの可能性を秘めています。夢や目標がある人は、それに向かって頑張ってください。私もそうでしたが、興味がある分野の学校のオープンキャンパスや説明会、業界の方から話を聞く機会があれば、そのチャンスを逃さないでください。

目標や夢がない人も遅くはありません。少しずつ、ゆっくりでも構わないので、いろいろなことに挑戦してみてください。自分の知らない世界に目を向けることで視野が広がり、本当にやりたいことが見つかるかもしれません。応援しています!

 
小さなころから描いていた「お菓子屋さん」の夢を叶えた古屋さん。実現のために、オープンキャンパスに足を運び、業界の人に話を聞くなど積極的に行動しました。そして、専門学校でじっくり学び、和菓子の道を選択したそうです。古屋さんのように、さまざまな経験をしながら、目標をクリアにしていきたいですね。


【profile】東京屋製菓 古屋めぐみ

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「和菓子職人」
はこんな仕事です

蒸し・焼き・練り・炊きといった独特な技術を駆使し、上生菓子や干菓子など、美しい色や形の日本伝統の和菓子をつくる職人。茶道とともに発展してきた和菓子は、日本の風土を表現することに重きを置いており、四季折々の季節感や草花を題材とした菓子づくりに大きな特徴がある。現在、特にメーカーなどでは製造の機械化が進んでいるものの、やはり基本は手づくりであり、一人前の職人になるまでには長い修業が必要となる。

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