【シゴトを知ろう】行政書士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】行政書士 ~番外編~

2019.11.19

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】行政書士 ~番外編~

「【シゴトを知ろう】行政書士 編」では、行政書士TLA観光法務オフィスの代表・谷内田真也(やちだまさや)さんに、仕事の内容ややりがいについてお話を伺いました。

今回は番外編として、谷内田さんがどのように専門分野を決定したのか、独立のきっかけは何か、そして行政書士として何が一番重要なのか、本編では書ききれなかったお仕事にまつわるエピソードをご紹介します!

この記事をまとめると

  • まだ開拓されきっていない分野を自分の強みにしようと考えた
  • 役所とお客様、どちらの正義も尊重しなくてはならない
  • うれしかったのは「先生が関わっている案件なら安心できる」という言葉

まだ開拓されきっていない分野を自分の強みにしようと考えた

―― 谷内田さんは『医療×観光×外国人』をテーマにお仕事に取り組まれていますが、その3つの分野を専門にしようと考えた理由を教えてください。

行政書士としてのバックグラウンドが何もなかったので、業界の中でも、まだあまり手が付けられていない分野の仕事をしたいと考えていました。また、学生時代のアルバイトの経験から、留学生の知り合いが多かったこともあり、何か外国の方のためのお手伝いがしたいな、とも思っていたんです。

国の政策としても、外国の方の受け入れに積極的になっていたこと、そして高齢化社会が進むに当たって、今後需要の出てくる分野であること、ということを考えて、この3つのテーマを掲げるようになりました。


―― 行政書士ならではの「職業病」のようなものは何かありますか?
 
お店・建物・施設に掲示してある“営業許可”についての標識が、やたらと気になってしまうことです。

例えば、動物園や水族館に行くと「動物取扱業」という営業の登録証があったり、工事現場には「建設業」の許可票が掲示してあったりします。それ以外にも飲食店・ホテル・旅館・旅行会社など、営業をするために許可が必要なお店には必ずこういった標識が掲示してあります。

行政書士は、こういった営業許可をお客様に代わって取得するのが主な仕事の一つですから、仕事柄ついつい確認してしまいますね。

役所とお客様、どちらの正義も尊重しなくてはならない

―― 大学を卒業後にコンサルティング会社に勤務。その後、2014年に行政書士として独立された谷内田さんですが、そのタイミングで独立しようと考えたきっかけ、またその当時の心境について教えてください。

もともと、行政書士としてやっていくためには、一般の会社での社会人経験が必要だと考えていたので、まず他分野の業界で就職をしました。

転機となったのは、2014年2月頃のこと。行政書士試験の受験でお世話になった恩師と再会するタイミングがあり、直感的に「今しかない!」と思い、同年4月いっぱいで辞めることを会社に伝えました。コンサルティング会社で関わっていたプロジェクトがちょうど終わって、新しいプロジェクトに配属される前だったのも、いいタイミングだったのかなと思っていることの一つです。

私は少々楽天的なのか、独立するに当たって、あまり心配や悩みはなかったように記憶しています。
 
 
―― 行政書士にとって一番重要なことはなんだと思いますか?

“調整能力”、あるいは“バランス感覚”ではないでしょうか。

行政手続きをする上で、役所の言い分と、お客様の言い分、どちらも聞いて、法律の中で絶妙な落としどころを探っていくことが多くなるのが、私たちの仕事です。

役所の方も、お客様も、どちらにも正義があるので、その中で適切な解決案を一緒になって考えていくためには、調整能力やバランス感覚は絶対に必要になってくると思います。

うれしかったのは「先生が関わっている案件なら安心できる」という言葉

―― 今後の目標について教えてください。

現状は個人零細事務所ですが、将来的にはきちんと組織化をしたいと考えています。お客様の利益をしっかりと守っていけるような事務所でありたいです。


―― 最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

守秘義務があるので、なかなか詳細にはお答えしにくいのですが、宿泊施設の営業をするための手続きで、とある事情から、申請が通りづらい状況にあるお客様のお手伝いをしたことが印象深いです。

役所の方からは「かなり難しいですよ」と言われていたのですが、お客様と一緒に役所へ誠心誠意説明をして、無事に営業許可を取ることができました。後日、役所の方から「先生が関わっている案件なら安心できますので、どんどん持ってきてください」と言われたときには、大きな達成感を感じました。
 

役所の正義とお客様の正義、どちらも尊重した上で、双方が納得できる落としどころを見つけなければならないというお話は、非常に考えさせられました。いくらお客様の事情に共感しても、どうにもならない場合もあることを覚悟しなくてはならない……そういった事態に直面しても、毅然とした態度でいなくてはならないのは、人によっては苦労が大きいかもしれません。

しかし、谷内田さんのように、誠心誠意対応することで、難しい事情があっても結果を勝ち取ることができたら、最高の達成感を得られそうです。「困難なことほど挑戦しがいがある」と考えている高校生の皆さんは、行政書士を進路の候補に入れてみるのはいかがでしょう?


【profile】
行政書士TLA観光法務オフィス 代表行政書士 谷内田真也(やちだまさや)

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「行政書士」
はこんな仕事です

行政書士は顧客の依頼を受けて、官公庁などに提出する書類を作成したり、申請や手続きを代理で行う。司法書士と似ているが、司法書士が法務的な手続きに関する業務を行うのに対し、行政書士はそれ以外の行政手続きに関わる点で異なる。扱える領域は非常に幅広く、その数は5千~1万種類ともいわれており、他の士業に比べ、より幅広い案件を扱えるのが特徴だ。顧客は法人から個人まであるが、ほとんどの行政書士は、いずれかの得意分野を中心に活躍している。

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