【シゴトを知ろう】行政書士 編

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【シゴトを知ろう】行政書士 編

2019.11.18

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】行政書士 編

高校生の皆さんは、「行政書士」という職業をご存じですか? 就業に必要な国家資格試験の合格率が10〜15%ほどという、かなり難易度の高いお仕事ですが、なんとなく、法律に関わる仕事だということは知っていても、具体的にどんな業務を行うのか詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。今回は、行政書士TLA観光法務オフィスの代表行政書士・谷内田真也(やちだまさや)さんに、仕事の内容ややりがいを伺いました。

この記事をまとめると

  • 行政書士の仕事は人の一生を左右する!
  • 震災をきっかけに「誰かの助けになる仕事がしたい」と決意した
  • お客様と信頼関係を築き、納得するまで付き合う誠意が必要な職業

行政書士の仕事は人の一生を左右する!

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
行政書士の主な仕事は、会社や個人事業主の方が新しくビジネスを始めるために、必要な許可や免許を取得するための手続きを、その会社やご本人に代わって進めて行うことです。

世の中にはいろいろな許可や免許がありますが、私が主に扱っているのは、旅行会社の営業許可(登録)、ホテル・旅館の営業許可、飲食店の営業許可などに関する手続きです。

その他にも、外国の方が日本で働くために必要な就労ビザ(在留資格といいます)を取るためのお手伝いや、日本の方と国際結婚をした外国の方が、日本でパートナーとして生活するために必要な身分ビザを取るためのお手伝いもしています。

私は取り扱っていませんが、遺言書の作成や、お亡くなりになった後の相続手続き(銀行口座の解約や、携帯電話の解約など)を専門にされている方もいらっしゃいます。

<一日のスケジュール>
5:30 近くのジムでランニング
6:30 出勤
7:00 事務所到着 メールチェックや書類整理等の事務作業
10:00 お客様との打ち合わせや、資料のお預かり
11:30 入国管理局に、ビザの申請書類を提出
13:30 お客様との打ち合わせ
15:00 事務所に戻って書類作成・メール・電話対応など
17:30 業務終了
18:00 友人と夕食
21:00 帰宅 読書や緊急対応が必要なお客様へのメール

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
ビジネスを始めるための許可や免許の取得、あるいは外国人の方のビザ取得というのは、それぞれの会社や個人の方の人生でのターニングポイントになります。

会社は許可を取得、または更新できなければ、ビジネスを始めたり継続したりすることができなくなって、そこで雇われている従業員の方の生活もままならなくなってしまいます。また、外国の方はビザがなければ日本で生活することができないので、ビザを取れるのか取れないのかという点は、まさに一生を左右する問題になります。

こういった人生のターニングポイントに関わって、お客様の生活を左右する手続きというのは責任を感じますが、そのぶん、許可を取得して、お客様に喜んでいただける瞬間は大きなやりがいを感じますね。

 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
ご依頼いただく仕事の中には、期限が決まっているもの、例えばあと1週間でなんとかしなければいけない、ということもあります。そういったときには、営業時間外であっても、土日祝日であっても、時間外で対応しなければならないこともあります。

滅多にあることではないですが、時間との勝負という意味では、大変だなと感じることがあります。

震災をきっかけに「誰かの助けになる仕事がしたい」と決意した

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
私が大学を卒業したのが2011年の3月、東日本大震災の直後でした。

大学では法学部に通っており、当時は漠然と好きだった法律を研究するために「大学院に行きたい」と思っていました。しかし、震災の被害を目の当たりにして、自分が勉強してきたことで、誰かの助けになりたいと強く感じるようになったのです。そんな時に興味を持ったのが、行政書士という仕事でした。
 
 
Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学では法学部の法律学科に進学したので、4年間、一般的な法学部生が学ぶような法律の勉強をしてきました。

大学卒業後は、フリーターとしてアルバイトをするかたわら、ある大学の「生涯学習講座」で行政書士資格の受験講座を受講して、講義を受けていました。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生のときは、正直、何をしたいのか全く見えていませんでした。

一応、当時は“やりたくないこと”をどんどんそぎ落としていって、その結果、「大学の文系、その中でも法学部に進学しよう」というところまでは決めていました。しかし、その時点では将来法律に関わった仕事をしようとかは、ちっとも考えていませんでしたよ。

お客様と信頼関係を築き、納得するまで付き合う誠意が必要な職業

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
一度引き受けた仕事はきちんと最後までこなさなければなりませんし、できることはできる、ダメなものはダメ、ときちんとお客様に理解していただけるように伝えなければなりません。そういった意味では、真面目で、責任感があるというのは大事だと思います。

一方で、お客様との信頼関係を築くことも大事なので、人と話すことが好きな人、もしくは人の話を聞くことが好きな人、も向いていると思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
行政書士の仕事は、実は皆さんの日常に根づいています。お客様との会話も、堅い法律の話だけではなくて、日常の何気ない話題から、新しい仕事が生まれてくることもあります。

なので、ぜひ、いろんなことに興味を持ってください。身の回りのさまざまな事柄に関心を持って、「どうして?」「なぜ?」という気持ちを大事にしてください。
 
 
お店を営業するためには必ず「営業許可」を取らなくてはならないということで、実は行政書士として働く方々に、多くの社会人がお世話になっているということが分かりました。

人の一生を左右する、非常に責任重大な業務を日々行うからこそ、国家資格試験も非常に難しく設定されています。気軽な気持ちで就けるお仕事ではありませんが、人のために全力で努力できるという人は、ぜひ行政書士になって、たくさんの人の助けになってくださいね。


【profile】
行政書士TLA観光法務オフィス 代表行政書士 谷内田真也(やちだまさや)

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「行政書士」
はこんな仕事です

行政書士は顧客の依頼を受けて、官公庁などに提出する書類を作成したり、申請や手続きを代理で行う。司法書士と似ているが、司法書士が法務的な手続きに関する業務を行うのに対し、行政書士はそれ以外の行政手続きに関わる点で異なる。扱える領域は非常に幅広く、その数は5千~1万種類ともいわれており、他の士業に比べ、より幅広い案件を扱えるのが特徴だ。顧客は法人から個人まであるが、ほとんどの行政書士は、いずれかの得意分野を中心に活躍している。

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