【2019高校総体・優勝】柔道・女子 桐蔭学園高等学校

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【2019高校総体・優勝】柔道・女子 桐蔭学園高等学校

2019.10.16

提供:マイナビ進学編集部

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【2019高校総体・優勝】柔道・女子 桐蔭学園高等学校

2度目のインターハイ出場で、見事個人戦優勝に輝いた桐蔭学園高等学校3年の朝飛真実さん。春の全国高校選手権大会に続いての全国制覇となりました。「高校入学時からの目標だった」というインターハイ優勝に向け、どのような練習に取り組んできたのでしょうか。朝飛さんと、女子柔道部の廣川真由美監督にお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 監督の指導のもと練習の中で自分の課題に取り組んだ
  • 柔道以外の場面でも、人としての基本を大切に生活してきた
  • インターハイ優勝の経験は世界の舞台で戦う糧になる

高校入学時からの目標だったインターハイ優勝

【朝飛真実さんインタビュー】

―― 優勝された感想をお聞かせください

高校に入学してからずっとインターハイ優勝を目標にしてきたので、うれしさと同時にほっとした気持ちも大きかったです。小学・中学時代にそれぞれ全国大会で優勝した経験があり、「インターハイで優勝できなかったら自分が成長していないということではないか」というプレッシャーもありました。特に今年は3年生で最後のインターハイなので、「次のチャンスはない」という強い思いで力を出し切りました。

―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

入学してから今までやってきた練習が全て、インターハイでの勝利につながったと思います。廣川監督に教えていただきながら自分の課題に取り組み、少しずつできることを増やしていきました。
たとえば私は内股という技が得意だったのですが、高校に入学したときに監督からご指導を受け、それまでの内股を一から見直しました。技を直している間は試合でもなかなか勝てずに苦しい期間が続きましたが、練習を繰り返すうちにどんどん内股が決まるようになっていきました。私が成長できたのは、監督の存在がとても大きかったと思います。

勝ちきるために大切なのは、強い気持ちと集中力

―― 一番苦しかった試合はありますか?

どの試合も緊張しましたが、一番苦しかったのは準決勝です。相手の選手とはこれまで何度も対戦したことがあり、お互いのことをよく分かっていたので、厳しい試合になるだろうと覚悟していました。インターハイの前に開催された金鷲旗高校柔道大会でも対戦したのですが、何とかギリギリ勝てたものの試合運びが全く思うようにいかず、その反省を踏まえて対策を練りました。
ただ、技術や対策ももちろん必要ですが、試合で苦しいときに一番大切なのは強い気持ちと集中力だと思います。柔道は相手との距離がとても近い競技なので、心の弱さがすぐに伝わってしまいます。「どんなに厳しい局面でも強気で」と、監督にもいつも言われています。


―― 勝利のために一番努力したことはありますか?

やはり毎日の練習に尽きると思います。1回1回の練習に全力で取り組む、毎朝走るなど、日々の積み重ねがなければ勝利することはできませんでした。また柔道以外の生活の中でも、落ちているゴミを拾ったり靴を揃えたり、人として基本的なことがしっかりできるように心がけています。そういった普段からの意識が、試合で最後に勝敗を分けるのだと思います。


―― 今回のインターハイ全体に対する感想を教えてください

インターハイでは個人戦・団体戦ともに優勝を目指していましたが、団体戦ではベスト8に終わってしまい、キャプテンとして自分が情けなく悔しさでいっぱいでした。でも団体戦で敗退が決まった瞬間から、「負けてしまったみんなの分も個人戦では絶対に優勝しよう」と気持ちを切り替え、団体戦のメンバーや個人戦に出場できなかった仲間の思いを背負って試合に臨みました。これまで一緒に頑張ってきた仲間のためにも、個人戦で優勝できてよかったです。

「なぜ優勝できたのか」を忘れず次の大きな目標へ

【廣川真由美監督インタビュー】

―― 優勝後、選手にどのような言葉をかけられましたか?

「本当によく頑張ったね」と伝えました。実はインターハイ直前にケガをして何日か練習ができず、本人の中では不安も大きかったはずです。また、3月の全国高校選手権大会で優勝してからは周りから注目される機会も増え、プレッシャーも相当感じていたのではないでしょうか。優勝が決まったときは、彼女も私も「ほっとした」という気持ちが一番でした。日々のトレーニングはもちろん、普段の姿勢や学校生活も含めて、まさに優勝という結果にふさわしい選手だと思います。

―― 日頃の練習ではどのようなことに注意して指導されていましたか?

試合に臨む以上、勝ちを目指すのは当然のことです。でもそれは結果だけにこだわるということではありません。勝つためには、それに値するだけの稽古が必要です。最終的に勝利をつかむのは、たとえ苦しくても毎日の稽古に全力で取り組んできた人です。選手たちにはよく「気分が乗らなかったりうまくいかないことがあっても、練習の内容や質を変えてはいけない」という話をしています。


―― 一言で表現するなら、どのような選手だと思われますか?

純粋な選手だと思います。自分が決めた目標に対して常に一途。人に言われたことを素直に聞き、自分の力に変えていける選手です。
たとえば以前、雑談の中で「柔道着の洗濯に柔軟剤を使うと生地が柔らかくなって、組んだときにつかまれやすいかもしれない」という話をしたことがありました。すると翌日から彼女をはじめ部員がみんな、柔軟剤を使用するのを止めたんです。一見些細なこともしっかりと聞き、実行する素直さが、彼女の強さにつながっているのではないでしょうか。キャプテンとしてそのような姿勢を見せてくれることが、後輩たちにも良い影響を与えています。


―― 今後、優勝した経験をどのように生かしてほしいと思われますか?

全国高校選手権大会とインターハイに続き、9月の全日本ジュニア体重別選手権でも優勝したので、今後は国際大会への出場も増えてくると思います。ゆくゆくは、世界の舞台でも活躍してほしいですね。今後大会の規模が大きくなるにつれ、柔道を心から楽しめる時間より、苦しい時間の方が多くなるかもしれません。その苦しさの中で目標に向かって進むために、インターハイ優勝の経験がきっと大きな糧になります。優勝の喜びや自信、なぜ優勝できたのかを忘れずに、これからも頑張っていってほしいです。そして選手を引退した後も、指導者として柔道界を背負って立つ人になってくれたらうれしいですね。



キャプテンとして部をまとめる役割も担っていた朝飛さん。インターハイでは、ともに練習してきた仲間の存在も力になったのでしょうね。朝飛さんの次なる大きな目標は世界的なスポーツ大会の出場、そして金メダル。今後は世界を舞台に、ますますの活躍を期待したいですね。

【profile】桐蔭学園高等学校 女子柔道部
廣川真由美監督
朝飛真実さん(3年)

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