【全国高等学校漫画選手権 まんが甲子園・優勝】宇都宮文星女子高等学校

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【全国高等学校漫画選手権 まんが甲子園・優勝】宇都宮文星女子高等学校

2019.10.18

提供:マイナビ進学編集部

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【全国高等学校漫画選手権 まんが甲子園・優勝】宇都宮文星女子高等学校

第28回目の開催となった「全国高等学校漫画選手権 まんが甲子園」。3人~5人でチームを組み、決勝戦のテーマ「元年」に沿った作品を制限時間内でつくり上げます。今年3回目の出場で見事初優勝を飾った、宇都宮文星女子高等学校。優勝メンバーである3年生の櫻井香澄さんと西根依香さん、2年生の小田芽咲さんと小川いつきさんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 本選中もギリギリまでネタの練り直しをして作品の質を高めた
  • 作品を客観的に見て、色やバランスを細かく調整した
  • 優勝の経験と反省を生かし、来年もより良い作品づくりに挑む

コミュニケーションと事前準備が優勝につながった

―― 優勝された感想をお聞かせください。

櫻井:私は1年生のときからまんが甲子園に出場していて、今回で3回目の参加になります。1年生のときは何も分からずに先輩方に引っ張ってもらった感じでしたし、2年生では予選で敗退してしまい、本選に進むことができませんでした。その昨年の悔しさもあって、今回本選に出場でき、さらに優勝することができて、本当に信じられないくらいうれしかったです。

西根:まさか優勝できるとは思っていなかったので、優勝が決まって私たちにスポットライトが当たった瞬間、頭の中が真っ白になってしまいました。私は今回初めての参加で、他のメンバーに頼ってしまった部分もたくさんありました。でも優勝できて本当にうれしいし、とても良い経験ができたと思います。

小田:私も昨年参加したのですが、予選を通過できずにとても悔しい思いをしました。そんな中で優勝という大きな賞をいただけてとてもうれしかったです。

小川:私は今回予選作品の制作途中からの参加で、みんなの足を引っ張ってしまうのではないかとすごく不安でした。でも、才能あるメンバーと一緒に優勝という素晴らしい結果が出せて、みんなで喜びを分かち合えたことが本当にうれしいです。自分が優勝メンバーの中にいるのが信じられないくらいです。すごく良い経験をさせてもらいました。

練習作品

練習作品

―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

櫻井:本選の当日まで、先生も含めメンバー全員でずっとネタの練り直しをしていました。1日目の一次審査の後も夜中まで考え直して、翌日の決勝戦でもギリギリまでネタをブラッシュアップさせ、作画中も「本当にこれでいいのか」とみんなで考えながら作品をつくりました。そうやって最後の最後まで諦めずにネタの精度を上げていったことが、優勝という結果に結びついたのだと思います。

西根:本選当日になると、色や柄など「もっとこうした方がいい」という部分が出てくるんです。そんなときもみんなで相談しながら、すぐにつくり直すことができました。優勝できたのは、良い作品をつくるために妥協せず、ギリギリまで意見を出し合えたメンバーのおかげだと思っています。

小田:本選までにしっかり準備ができたことだと思います。本選では5時間半という制限時間内に作品を完成させなければならず、慣れていないと手間取ってしまいがちです。でも、先生や先輩方に教えてもらいながら事前に準備をして、本番ではスムーズに作業を進めることができました。

小川:制作にあたっては、人物や文字、色などそれぞれ担当を決めていました。でも「自分の担当部分が完成したから終わり」ではなく、全員が細かいところまで気を抜かずに制作できたと思います。人任せではない、「最後まで諦めずに頑張ろう」という強い気持ちを持つことができました。

作品の軸になるのは「ネタ」。普段の生活の中でも常に意識

―― 大会に向けて、どのような準備をされましたか?

櫻井:練習では本選と同じように朝から5時間半かけて作品をつくって、ちゃんと完成できるかどうかを確認しました。あとは道具が揃っているかチェックしたり、下書きをつくったりしていました。

西根:普段から、面白いと思ったことは「ネタとして生かせないかな」と意識するようにしていました。あと、私は夏休み中の準備にあまり参加できず、他のメンバーに負担をかけてしまったので、参加できるときはカバーできるように全力で絵を描きました。

小田:先生や先輩方が他の大会に参加していて不在のときは、私と小川さんの2年生2人で準備を進めました。小さいサイズの下絵を本選と同じサイズに描き起こしたのですが、実際の大きさで見てみると色や配置に結構違和感があって。手直しは大変でしたが、全体を客観的に見るように心がけました。

小川:私は途中から参加したこともあって、ネタを練る中でもあまり良い案を出せませんでした。その分自分にできることを精一杯やろうと思って、みんなの足を引っ張らないように頑張りました。特に文字は私が担当したので、読みやすさに注意しながら制作しました。


―― 準備される中で一番努力したことは何ですか?

櫻井:とにかくネタをずっと考えていました。普段からネタのことはいつも頭の片隅にあって、テレビを見たり新聞を読んだりしてアイデアをためるようにしています。ネタを思いついたら周りの友達や親などに話して意見を聞いたりしました。

西根:やっぱり作品の軸になるのはネタだと思います。今回まんが甲子園に参加する中で、ネタの大切さを改めて感じました。また、絵を描くときは要素を詰め込みすぎないように気をつけました。手を加えすぎると、かえって分かりづらくなることもあるので。

小田:メンバーとしっかりコミュニケーションをとることです。自分1人だけで作業するのではなく、気になることがあったらすぐにみんなに相談して、意見を出してもらうようにしました。

小川:文字の読みやすさです。パッと見たときに「形がおかしい」「ずれている」ということのないように気をつけました。

優勝の経験を生かし、将来の夢に向かって進む

―― 今後の進路について、現在考えられていることはありますか?

櫻井:将来は漫画家を目指しているので、大学の漫画専攻に進みたいと考えています。今回まんが甲子園で優勝することができましたが、1枚の紙に描いた作品と一般的な漫画作品は全く違うものだと思います。でも、他の人と協力して作品をつくることや、どうやったらネタが面白くなるのか、伝えたいことを目立たせるための“引き”のテクニックなど、大会を通じて学んだこともたくさんあります。まんが甲子園で経験したことを生かしながら、大学で漫画の基礎を一から勉強したいです。

西根:専門学校に進学してイラストを勉強したいと思っています。高校の入学説明会でまんが甲子園のことを知り、過去の先輩方の作品を見て、1枚の絵が持つ迫力にすごく魅力を感じました。専門学校で勉強して、将来はイラストを描く仕事に就きたいです。

小田:私は授業でデザインを専攻していて、将来もデザインの仕事に就きたいと思っています。今はまだどんなデザインをやりたいか漠然としているので、これから授業で学んだりいろいろな学校を見に行ったりして、具体的な進路を決めていきたいと思います。

小川:私は「絵を描きたい」と思ってこの高校に入学しました。将来は絵やイラストを描く仕事ができたらいいな、と思っています。高校卒業後は、その夢に近づけるような学校に進学したいです。


―― 大会全体を通した感想を教えてください。

櫻井:まんが甲子園は参加する高校生の数もとても多く、みんな私たちと同じかそれ以上に努力されてきた方ばかりだと思います。その中で頂点に立つことができ、うれしいと同時に信じられないような気持ちです。また今回、第一次競技作品がゲスト審査員賞をいただきました。そのゲスト審査員の方もまんが甲子園経験者で、そのような方に選んでいただけたことがとてもうれしかったです。

西根:実際にまんが甲子園に参加するまでは、評価されるのは絵だと思っていました。でも作品づくりを通して、大切なのはネタなんだと改めて実感しました。「漫画=ストーリー」というイメージがありますが、誰もが一目で分かる見せ方を考えるのは難しかったです。あと、私はいつもギリギリになってから焦るタイプで、今回のまんが甲子園で改めて反省しました。もっと前から緊張感を持って準備しておけばよかったです。

小田:会場の盛り上がりと熱気がすごくて、「来年もまた本選に行きたい!」と思いました。来年はまず予選を突破するために、私たち2年生が最高学年としてメンバーを引っ張っていかなければと考えています。今年優勝したことは一度忘れて、また来年に向けて頑張っていきたいと思います。

小川:人生で初めての全国大会でしたが、楽しくて時間の経つのがあっという間でした。今年は他のメンバーに助けてもらうことばかりでしたが、来年は後輩たちと一緒に作品づくりをすることになります。アドバイスされる側からする側になれるように、しっかり頑張っていきたいです。



今回優勝した皆さんが在籍しているのは美術デザインコース。絵の技術も高い4人ですが、「絵よりもネタが大切」と語ってくれたのが印象的でした。2年生の2人は、早くも来年の大会に目を向けているようです。次回のまんが甲子園でも、ぜひ素晴らしい作品を期待したいですね。


【profile】宇都宮文星女子高等学校
櫻井香澄(3年)、西根依香(3年)、小田芽咲(2年)、小川いつき(2年)

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