【2019高校総体・優勝】ソフトテニス 埼玉平成高等学校

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【2019高校総体・優勝】ソフトテニス 埼玉平成高等学校

2019.10.11

提供:マイナビ進学編集部

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【2019高校総体・優勝】ソフトテニス 埼玉平成高等学校

インターハイ「ソフトテニス」女子団体で優勝したのは、「団体の“平成”」の誇りを持つ埼玉平成高等学校・女子ソフトテニス部。キャプテンの沢登純奈さんと、団体戦メンバーである赤川友里奈さん・小林さくらさんのペアにインタビューしました。彼女たちを3年間見守ってきた、今村昌司監督のお話も伺いました。

この記事をまとめると

  • 団結力が強み。ずっと「団体戦日本一」を目指していた
  • メンバー・部員・応援の力が合わさって作られた「いい雰囲気」も勝因に
  • 監督がもらした一言にショックを受けて奮い立った

団体戦当日、今まで一番の「団結力」が発揮できた

【選手インタビュー】

―― 優勝された感想をお聞かせください。


沢登:団体戦は3ペア対抗で行われます。決勝で1番目のペアは惜しくも敗れましたが、2番目の赤川・小林ペアがストレートで勝っていい流れをつくってくれました。3番目のペアが勝って優勝が決まったとき、みんなでわーっとコートに集まりました。最後に今村先生のところに駆け寄ったとき、みんな泣いていて、応援の皆さんも喜んでくれていて、夢が叶ったんだなと思いました。

赤川:しばらく実感はありませんでしたが、「団体戦日本一」をずっと目指していたので、獲った瞬間は、やっとここまで来たんだなと思いました。中3の夏の関東大会の団体戦決勝で負けた経験があったので、高校では絶対優勝しようと決めていました。

小林:まだ実感が湧かないです。本当にやっちゃったんだなって思います。試合後も泣きましたが、家でもどこでも、思い出す度に泣いていました(笑)。まさか日本一になるとは。目指してはいたけど夢だったので、信じられない気持ちでした。

―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

沢登:個人戦では赤川・小林ペア以外は1回戦負けという悔しい結果に終わりました。でもその夜みんなで話し合うことで、団体戦に向けて気持ちを切り替えることができたんです。あと、保護者の方々をはじめ、応援してくださった皆さんの力も合わさっていい雰囲気が作られたことも大きかったと思います。

赤川:団結力が私たちの強みです。団体戦メンバー以外の部員も試合の合間にマッサージをしてくれたり、サポートしてくれました。それがあったから万全の態勢で試合に臨めたと思います。あとは勝ちを引きずらないこと。勝って満足するのでなく、それを次への勢いに変えられたのは大きかったなと思います。

小林:やっぱり団結力ですね。どこの学校よりも団結力を発揮できたと思います。団体戦の当日は、もう負ける気がしませんでした。

それぞれに人知れず悔しい思いや努力をしてきた

―― インターハイを通して、一番苦しかった試合はありますか?

沢登:自分にとって最後のインターハイの試合となった県大会の個人戦決勝です。途中までリードしていたのに挽回されて負けてしまい、悔しい思いをしました。

赤川:個人戦で負けたベスト8決めの試合です。相手が平行陣のポジションを取ってきて揺さぶられ、暑さもあって体力的にきつかったです。団体戦では2回戦の京都光華高校との試合が山場でした。そこを2-0で勝ちきれたときに「優勝できる」と思いました。

小林:私も個人戦で負けた試合ですね。自分が赤川さんを助けられなかったということもありますが、優勝を目指していたので悔しかったです。でもその気持ちが団体戦の優勝につながりました。


―― 勝利のために一番努力したことはありますか?

沢登:練習が終わった後も、他の部員を誘って居残り練習したことです。キャプテンとしては、自分が指示をして動かすというよりは、みんなの意見を聞きながら“平成”らしいチームにまとまったのが良かったなと思います。

赤川:一つひとつの練習やトレーニングにおいて、周りの人と同じことをするのではなく、自分に今足りていないものは何なのかを考え、具体的な課題や目的を持って取り組むことを常に意識していました。

小林:練習以外の自主練にも取り組んだことです。バットを振ることで腰を強くする練習をしたり、背筋・腹筋を鍛える体幹トレーニングをしたり、縄跳びをしたりしました。


―― 今回のインターハイ全体に対する感想を教えてください。

沢登:インターハイに行くまでに悔しい思いをそれぞれにしてきたと思いますが、それが今回の優勝に全部つながっていたのかなと。「頑張ってきて良かったね」と、みんなとも話しました。

赤川:インターハイは予選も含め、優勝するまでに何試合も勝たないといけません。暑さもあったので、体力や集中力の差が勝負を分けたのかなと思います。でも勝利や優勝という結果は、自分の力というより、周りの人が支えてくれたおかげだと思っています。今回の優勝もみんながいたから獲れました。

小林:やっぱりチームの力ってすごいなと。このチームのみんなでできて良かったなと思いました。それを強く思ったのが団体戦前日。個人戦でうまくいかなくて泣いていたら、みんなが励ましてくれました。会場でも泣きましたし、チームで私が一番泣いていたかもしれません(笑)。

3年間、やってきたのは「観察」し続けること

【今村昌司監督インタビュー】

―― 優勝後、選手にどのような言葉をかけられましたか?


「お前たち、日本一になったんかい」と言った気がしますね。「ということは、先生も日本一の監督なんかい」と。「おめでとう」などの言葉はかけていない気がしますね。暑さやスケジュールとの戦いもあったので「早く帰ろう」とも言いました。心の中では「ありがとう」という気持ちもありました。照れもあって言えませんでしたけどね。

―― 個人戦で悔しい結果に終わったとき、何か声をかけられましたか?

翌日の団体戦に向けて、選手たちは最後だから私がいろいろ言うんじゃないかと思っていたらしいですが、「ちょっと固くなったね」とだけ言いました。心の中では一言二言、言ってやりたい気持ちはあったのですが、深呼吸して抑えました(笑)。それでも話し終わって椅子から立ち上がったときに、「このままでは帰れません」という言葉が出てしまった。後から聞くと、それがこたえて頑張ってくれたらしいです。


―― 日頃の練習ではどのようなことに注意して指導されていましたか?

この子はどういうときにどんな行動を取るのか、どんな顔つきをするのか、そのようなことは3年間、観察し続けましたね。どのように指導したらこの子たちが力を出せるのか、常に考えています。黙って知らんぷりしたほうがいいのか、言ったほうがいいのか、ニコニコしていたほうがいいのか。人それぞれですからね。

子どもの頃からソフトテニスをやっている子たちなので経験値は非常に高いのですが、1年生の頃はまず体を鍛えさせなければと思い、体幹トレーニングなどを指導しました。そして2年生になったら技術を伸ばし、3年生になったら心を整えられるようになってほしいなと。かっこよく言えば、見守るような気持ちでいましたね。


―― 一言で表現するなら、どのようなチームだと思われますか?

スーパーガール! 努力家で向上心が強い。見えないところでも努力しているのが伝わってきます。目的に突き進んでいくパワーをすごく感じるチームです。一つ間違えたらわがままに見えることもありますが、私が36年指導してきた中で、全てにおいて一番良いチームです。「みんなで見る夢は現実のものとなる」を合言葉にやってきましたが、それを単純に信じてくれたんでしょうかね。


―― 今後、優勝した経験をどのように生かしてほしいと思われますか?

選手たちにいつも言っているのは「勝てば勝つほど謙虚に礼儀正しく。丁寧に生活しなさい」ということです。いろいろな人との関わりの中で生きているのだから、おごることなく、周りに気を配って生きていかないと、せっかくの優勝という勲章がさびてしまいますよね。
この子たち、いい顔つきをしているでしょう? この先、社会に出ればいろいろと大変なこともありますが、どうか違う顔つきにならないよう、このままでいてもらえるとうれしいなと思います。



今村監督の懐の深さもあって、選手たちは伸び伸びと力を発揮できたようです。それぞれに悔しい思いをしながらも最後のインターハイでチーム日本一に輝いたことは、きっとこれからの人生の大きな宝物になることでしょう。


【profile】埼玉平成高等学校 女子ソフトテニス部
今村昌司監督
沢登純奈(3年)、赤川友里奈(3年)、小林さくら(3年)

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