【シゴトを知ろう】人事・労務 編

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【シゴトを知ろう】人事・労務 編

2019.10.30

提供:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】人事・労務 編

ある会社に就職したいと考えた時、会社の窓口になってくれるのが人事・労務と呼ばれる仕事をしている人たちです。候補者との面談を行ったり就職セミナーを開催したり、あるいは入社後の諸手続きを行ったりと、会社や会社で働く人のために、さまざまな業務を行っています。今回は、高校時代から人と関わる仕事に興味を持ち、キャリアアップする中で「人事のプロフェッショナルになりたい」という夢を叶えた小山清和さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 良い人材を採用できれば組織は強くなる
  • 地味な努力の積み重ねが成果につながる
  • 人の感情が分からないと、人事の仕事は務まらない

人事の仕事は、会社の成長に密接に関わっている

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

私は現在、株式会社グッドパッチで「人事制度の作成・運営」「教育・育成」「人事異動・配置」「労務管理」「採用」といった分野に分けられる人事業務の中の採用をメインに、その他の人事業務の一部を担当しています。人事=採用と思っている方も多いのですが、実は人事業務自体は多岐にわたるのです。

日々の業務は、書類選考と言われる履歴書や職務経歴などの候補者情報の確認、取引先や求職者からの問い合わせへの対応、その他候補者との面接などがあります。もちろんその他にも、現場との連携、経営陣へのレポート、求人表の作成・改訂、候補者へのスカウトメールなど、会社によっては異なる部分がありますが、概ねこういった業務を行っています。コミュニケーションツールは対面だけではなく、メールや時にはチャットツールを用いるなど、状況に合わせて効率良く対応しています。そのほか本当にありがたいことではあるのですが、経営者や人事に関わる人たちが集まるセミナーに呼んでいただいて、講演をさせていただくこともあります。

<一日のスケジュール>
10:00 候補者情報のチェック、選考データの入力
12:00 稟議書の確認等の事務手続き、候補者への返信
13:00 ランチ
14:00 会議
15:00 候補者との面談(1人約1時間、平均4件)
19:00 退社
※週に2回ほど、ジムやトラックでランニングをしています。

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
業務を通じて、会社の未来を創っていけることです。会社というものは本当に「人材」によって変化するもので、良い人材を採用することも組織を強くしていくための必要な要素の一つです。採用も含めた人事の仕事は会社の成長に密接に関わっているといっても過言ではなく、外からは見え難い部分でもありますが、責任も大きい分やりがいにもつながっています。

会社の本質や経営者のビジョンを正確につかみ、自分なりによく理解して、最適な人材を確保することが重要になってきます。

たとえば、当社は制作会社と思われがちですが、本来デザインはビジネスを成功に導くための手段です。つまり、デザインを通じてクライアントとユーザーに最良のソリューションを提供しているのです。海外では「デザインファーム」と呼ばれている会社のイメージに近いでしょうか。アウトプットとしての成果物は、アプリやWebサービスなどが多いのですが、最近では組織のデザインなどもお手伝いしています。デザインする上で大切なのはそれを生み出すまでに至ったストーリーを語れること。当社のデザイナーは“ただ手を動かせる人”ではなく、“語れる人”でなければならないので、その点をとても重視して採用活動を行っています。

当社のデザイナーには美大出身者は少なく、多種多様なバックグラウンドを持った人材がそろっているのが強みです。来年4月の新入社員は、デザイナー10名のうちデザイン学部出身はたったの2名。他は大学で文学部や理工学部を卒業した人など、個性豊かなメンバーが仲間に加わる予定です。
 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

地味で華やかさに欠けることですね(笑)。恐らく世間のイメージとは逆です。例えば毎日スカウトメールを送る、一日に何人もの人と会うなど、スポーツの基礎トレーニングのような地道な作業を繰り返さないと、目指す結果には絶対につながりません。コツコツと努力することが求められます。逆にいえば、そのような活動をきちんと継続できている会社は、企業規模に関係なく優秀な人材を採用できています。

高校時代の「人と関わること」への興味が、今につながる

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
高校卒業後は地方の国立大学に進み、卒業後は東京に本社がある大手外食チェーンに就職しました。その会社でリクルーターとして活動したことで人事の仕事に興味を持ち、その後人材会社の営業を一社挟んで人事へとキャリアチェンジすることになりました。初めて人事として採用された会社は大手小売業で、その後はソーシャルゲーム会社や教育系のベンチャー企業などで人事として経験を積みました。
 
Q5. 大学では何を学びましたか?
 
法学部で法律の勉強をしていましたが、特に法律家になろうと思って進学はしていませんでした。人事の仕事は法律の知識も必要なので、当時からは法律が変わっているものもあるものの、現在の仕事につながっている部分はあります。

 
Q6. 高校生のときの経験が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校時代から人と関わることに興味があり、当時は教師など教育関係の仕事を漠然と考えていました。現在は人事の仕事に就いていますが、教育の仕事も人事の仕事も「人に関わる」という部分は共通していますので、やはり高校時代の興味・関心が今に通じているのだと思います。

人事の仕事には、エモーショナルな対応が求められる

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
人のエモーション(感情)が分かる人です。採用は企業と候補者の双方がフラットに向き合って行うものです。ロジカルさだけでは決してうまくいきません。もちろん時にはロジカルさも必要ですが、人は理屈では動かず感情で動きます。相手に対して興味や関心を持ち、その人が必要としているもの、感じていることに向き合うことが大切だと私は思っています。そのアクションが相手の心を揺さぶるのです。ですから、相手ときちんと向き合うことができて、エモーショナルな対応ができる人が人事の仕事に向いているでしょう。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

自分の意見をしっかり持ち、周囲に流されないようにしてください。高校卒業後はさまざまな進路の選択肢があり、迷うことも多いでしょうが、最後に決めるのは自分自身であることを常に意識することです。「親に言われたから」「知り合いに勧められたから」という理由では、進んだ道で困難に突き当たったときに、きっと誰かのせいにしてしまい、それらの困難を乗り越えることができません。他責にならずに、自分で決めた道を、自信を持って堂々と進んでください。
  
 
会社が求める人材を採用し、その人材が会社にとって利益をもたらすように働きかけるのが、人事・労務の役割です。候補者との面談やメールなどでのやりとり、社内での打ち合わせなど、一つ一つコツコツと進めて、地味と感じる仕事の中に、実は会社の未来を創り、組織を育てていくスケールの大きな仕事が存在するようです。


【profile】株式会社グッドパッチ 小山清和

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「人事・労務」
はこんな仕事です

人事の仕事は、社員の採用に関わる業務や、社員研修の企画・実施、人事異動や配属、給与の計算など、人に関わる業務を全般的に行う。一方、労務の仕事は日々の勤怠管理の他、社会保険や雇用保険の手続き、労働組合との交渉など専門的な知識が必要になるが、人事と労務を兼務する会社もある。いずれにしても、個人情報を取り扱う重要な仕事のため、社会人としての倫理観と責任ある行動が必要だ。また、社員の質は、業績アップにもダウンにもつながるため、経営的な視点で業務を行うことが求められる。

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