【2019高校総体・優勝】少林寺拳法・女子組演武 大阪高等学校

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【2019高校総体・優勝】少林寺拳法・女子組演武 大阪高等学校

2019.10.04

提供:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

【2019高校総体・優勝】少林寺拳法・女子組演武 大阪高等学校

インターハイの少林寺拳法・女子組演武で最優秀(優勝)という結果を残した、大阪高等学校の松永海央さん(3年)と帆足愛歌さん(3年)。ともに小学生の頃から少林寺拳法を学び、中学3年生の時にペアを組んで全中(全国中学校体育大会)を制したお二人にとって、インターハイでの最優秀は高校入学時からの悲願でした。今回はそんなお二人と、中学時代からの恩師であり大阪高校・少林寺拳法部の監督を務める沢良木茂先生に、お話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 中学時代に全中制覇! 高校でも「インターハイで最優秀」が当然の目標に
  • 過去2回の悔しい思いをばねに。誰よりも練習を重ねて最後の大会に挑む
  • 一番の喜びは、支えてくれた人たちに恩返しできたこと

中学時代からのペアで最優秀を目指して歩んだ3年間

【選手インタビュー】

帆足さん

帆足さん

―― 最優秀の評価をもらった感想をお聞かせください。

松永:私は小学校2年生の頃から少林寺拳法をはじめて、中学3年生の時に愛歌ちゃんとペアを組みました。二人で大阪高校に入学した一番の理由も、インターハイで最優秀をいただくためです。だから最後の年に最優秀をいただくことができて素直にうれしかったですし、一生の思い出になると思っています。

帆足:私も高校の部活での目標はインターハイ最優秀でした。しかし1年生・2年生で出場したときには、どちらも同点の4位になってしまい悔しい思いをしたので、最後のチャンスとなる3年生の今年、最優秀をいただけてとてもうれしかったです。


―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

松永:私たちが最優秀をいただけたのは、“根拠のない自信”を持てたからだと思っています。1日目に行われた自由組演武の予選と、2日目に行われた規定組演武の予選では、コート内を1位で通過することができました。そんな良い波の中で、いよいよ決勝戦のコートに立ったとき、油断や余裕ではなく「日本一になれる」という自信がどこからか湧いてきたんです。それがちょうどいい緊張感になって、いい演武につながったと思います。

帆足:予選はトップで通過しましたが、私は少し心配でした。これまでの大会でも、予選のほうが点数が高く、決勝で結果を出せないことがあったので……。でも決勝前に「これで最後だから頑張ろう。私たちを支えてくれた全ての方々に恩を返そう」と二人で話をして、決勝には集中して臨めたと思います。だから結果として最優秀をいただけたのは、日々練習に付き添って送り迎えをしてくれた親のサポートだったり、道場の先輩や先生たちにご指導いただいたりしたおかげだと思っています。


―― 一番苦しかった場面はありますか?

松永:1日目の自由組演武の予選です。最後のインターハイという大きな舞台で、「もしここで失敗したら……」とか「もし点数が低かったら……」ということを考えると緊張が大きくなってしまい、思うように体が動かなかった気がします。

帆足:私は今回ではなく、1年生のときに出場したインターハイの決勝が、今まで少林寺拳法をやってきた中で1番苦しい試合でした。私たちは全中でも最優秀をいただいていたので、当時は気持ちに少し余裕があったんです。でも決勝の最後に出た点数が今までに見たことがないくらい低い点数で……。中学時代までの演武では、やはり高校のインターハイには通用しないんだと痛感しました。当然ショックでもあり、厳しさを突きつけられもしましたが、また次のインターハイに必ず出場して、最優秀をいただきたいと決意を新たにしました。

「報恩謝徳」の想いを胸に、ついに成し得た最優秀

松永さん

松永さん

―― 一番努力したことは何ですか?

帆足:大会で行う約1分47秒の演武を、何度も通しで練習したことです。繰り返し練習したことで、自信につながったと思います。練習は正直つらくて苦しいときもありましたが、ここで頑張ったら次こそ最優秀をいただける、楽しいことが待っていると、その後の景色を想像することで乗り越えました。

松永:インターハイで披露した演武は6構成、つまり6つの技があるのですが、「この技はどこの誰にも負けへん!」と思えるまで練習しました。練習量だけではなく、声の大きさ、気合いなど、誰にも負けないと自分が自信を持っていえる“部分的な日本一”を一つでも多く作っていけば、それが結果として日本一につながると信じていました。


―― 今回のインターハイ全体に関する感想を教えてください。

帆足:1、2年生のときにはインターハイで結果を出せなかったので、最後の大会となる今回はプレッシャーが大きかったです。だから直前はとても緊張していたのですが、いざ演武がはじまったら、もう今まで練習した通りにするしかないと思ってやりきりました。その結果、念願のトロフィーを持って帰ることができて、いろいろな人から「おめでとう」と言ってもらえたことが本当にうれしかったです。

「報恩謝徳」をモットーにしている大阪高校少林寺拳法部

「報恩謝徳」をモットーにしている大阪高校少林寺拳法部

松永:私たちは今回「報恩謝徳(ほうおんしゃとく)」という言葉に、3年間の想いを込めていました。それは「今まで自分たちがいただいた恩に報いるように、感謝の気持ちを込めて結果で返す」という意味です。最後のインターハイで最優秀をいただけたのは、私たちだけの力ではありません。先生や監督をはじめ、OBの先輩方、家族、後輩……たくさんの方々から、日本一の応援・ご指導・サポートをしていただいたおかげだと思っています。だから今後は、自分たちが今までにいただいた恩を、後輩たちに指導やサポートという形で返していけたらいいなと思っています。

「もぐもぐタイム」や「予祝」を取り入れてリラックス

【沢良木監督インタビュー】

―― 結果発表後、選手たちにどのような言葉をかけられましたか?

高校3年生という最後のチャンスで、目標とするタイトルを獲れたことに対して「おめでとう」のひと言でした。
これまでの大会ではあと1点、もう1歩で最優秀というところで涙をのんできました。少林寺拳法は5人の先生方の総合点で評価していただくので、誰が見ても日本一という演武をしないことには、決して日本一にはなれません。時の運や、周りの空気を味方につける、そういったことまで必要です。しかし今回は予選からずっとトップを走り、決勝では3点差をつけての見事な最優秀でした。
でもこれで終わりじゃない、ここからが人生の本当のスタートだということも伝えました。


―― 日頃の練習では、どのようなことに注意して指導されていましたか?

1番大切なのは、感謝の心です。日々これだけ練習に打ち込めたのは、彼女たち自身の頑張りはもちろんですが、ご両親をはじめ部活の卒業生や道場のOBなど、周りの皆さんが協力してサポートしてくださったからこそ。だから全てに対して感謝の気持ちを持つようにと、彼女たちにはいつも伝えていました。
また春の選抜からは厳しい練習を行うだけでなく、練習中におやつを食べて休憩する「もぐもぐタイム」を取り入れたり、大会前に最優秀をいただくことを見越して祝杯を挙げる「予祝」を行ったり、リラックスできる時間を多く設けました。そうすることで、彼女たちも気持ちの切り替えが上手く行くようになり、良い結果につながったと思います。


―― 一言で表現するなら、どのような選手だと思われますか?

二人とも本当に頑張り屋です。彼女たちは大阪高校に入学する前から、私が道院長を務める少林寺拳法の道場の門下生でした。ペアを組んだ中学3年生の頃から今までずっと、厳しい指導についてきて、コツコツと努力する姿を見てきましたからね。今回の最優秀は彼女たちが努力してきた結果であり、日本一の練習ができていたからだと思います。


―― 今後、この経験をどのように生かしてほしいと思われますか?

「やればできる」ということを、高校生という一番感情豊かな年代に学べたのは、彼女たちにとって最高の財産になると思います。だからこれから先は、遊びも、仕事も、人生も、きっとどんなことにも一生懸命に取り組めるでしょう。松永は細かいところまで気遣いができる子ですし、帆足はマイペースな“愛歌スマイル”で周囲を和ませられる子です。二人ともいいものを持っていますから、高校を卒業して私の元から巣立っても、少林寺拳法の教えを生かしてそれぞれの道で頑張ってくれると思っています。



現在の部員は十数人という少数精鋭ながら、日本一を目指し日々練習に励む大阪高校・少林寺拳法部。松永さんと帆足さんが努力を重ねてきた姿は、後輩の皆さんにも大きな刺激となって伝わっているようです。そして最後に松永さんと帆足さんの夢をたずねると、なんとお二人とも保育士になりたいのだそう。大会中の圧倒的な気迫とはまた違う、高校生の女の子としての素顔がなんとも印象的でした。

【profile】大阪高等学校 少林寺拳法部
監督 沢良木 茂先生
松永 海央さん(3年)、帆足 愛歌さん(3年)

あなたの適性にあった学びや仕事が見つかる

適学・適職診断

無料

進学・適職診断を受ける