【2019高校総体・優勝】卓球(男子)団体 愛知工業大学名電高等学校

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【2019高校総体・優勝】卓球(男子)団体 愛知工業大学名電高等学校

2019.10.03

提供:マイナビ進学編集部

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【2019高校総体・優勝】卓球(男子)団体 愛知工業大学名電高等学校

インターハイ前の取材で、自分たちの強みは「チーム力」だと語ってくれた愛知工業大学名電高校。その言葉を証明するかのように、インターハイ団体戦では見事4連覇を成し遂げました。しかし、その勝利は決して容易ではなく、苦しい場面の連続だったようです。果たして彼らが優勝を勝ち取ることができた要因は何だったのか。前回に引き続きキャプテンの堀千馬君(3年)と、エースの加山祐君(3年)、そして指導を行ってこられた今枝一郎監督にお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 次の選手につなぐため、絶対に諦めない気持ちで勝利をもぎ取った
  • 仲間を思いやり、一緒に戦う大切さを実感したからこそ4連覇が実現した
  • インターハイ独特の緊張感を打破するため、メンタル面を強化した

劇的な逆転は「チームのため」という強い思いがあったからこそ

キャプテンの堀君

キャプテンの堀君

―― 優勝した感想をお聞かせください。

堀:僕は選手として試合には出ない立場でしたが、キャプテンとして自分の行動や責任にプレッシャーを感じていたので、とにかく優勝できてほっとしました。決勝では1番手の加山が厳しい試合を勝ち抜いて、2番手の選手はかえって重圧も強かったはずですが、思い切ってプレーしていて、胸にこみ上げるものがありました。

加山:優勝できてうれしいという気持ちはもちろんありますが、決勝で誰もが負けるだろうと思うようなシーンから逆転できたことに自分でも驚いて、鳥肌が立ちました。試合中はとにかく無心状態でした。


―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

堀:一番は、選手たちが劣勢の中でも諦めずにいたことだと思います。応援するチームメンバーも選手が1点取るたびに立ち上がってガッツポーズをして喜び、勝てる雰囲気を作っていきました。

加山:チームのことを考えていたからだと思います。負ける雰囲気で次の選手につなぎたくないという気持ちで、とにかく1点でも多く取りに行こうと必死でした。個人戦なら「もうだめだ」と思うような場面も諦めずにいられて、気づいたら勝利していました。

選手一人ひとりが自分のやるべきことをこなして4連覇を目指した

エースの加山君

エースの加山君

―― 一番苦しかった試合はありますか?

加山:決勝はもちろん苦しかったのですが、一番は準決勝のときです。これまでの試合の中でも調子は最悪でした。自分のせいで負けたらどうしようという不安で考えこみすぎ、メンタル面を全くコントロールできなかったんです。その様子を見抜いた監督から「思い切ってやれ」と喝を入れられて、ようやく吹っ切れることができました。


―― 勝利のために一番努力したことは何ですか?

堀:キャプテンとしてみんなの手本になる行動をしようと心がけていました。前のキャプテンの代から夜の練習をやりはじめたのですが、僕もそれを引き継いでみんなに夜練習を行うように働きかけもしました。インターハイに向けて、練習時間を増やせたと思います。
また、試合前は重い雰囲気があったので、リラックスできるよう「大丈夫だよ、心配ない」と声掛けもしていました。

加山:努力とは少し違いますが、メンタル面は高校3年間で大きく変わりました。中学のときはチーム戦がなく、練習でもプレーでも自分のことしか考えていなかったため、愛工大名電に来てからも先輩に対して反抗的でした。
でも、一度先輩に「それではダメだ」と真剣に指導されたことでハッとして、以来、自分の態度を改めました。3年間でチーム一丸となって練習をする大切さ、試合のときに仲間がいる心強さを実感して、強気で戦えるようになったと思います。


―― 今回のインターハイ全体に対する感想を教えてください。

堀:インターハイに向けてできることは全部やって臨みましたが、不安はありました。連覇を止めずに済んだことに何より安堵しています。

加山:決勝戦の後、今枝監督に「すごいな」と言われたのが一番印象に残っています。個人的にはうれしい結果もあれば悔しい結果もありましたが、悔いはありません。

インターハイ優勝に満足せず、新たな目標に向けて挑戦を続けてほしい

【監督・今枝先生インタビュー】

―― 優勝後、選手たちにどのような言葉をかけられましたか?

毎年選手たちにかける言葉は同じで、「ありがとう」と「おめでとう」に尽きます。ただ、ほとんどのメンバーが喜んでガッツポーズしている中で、キャプテンだけは泣いていたのが印象的でした。卓球は個人競技ではありますが、団体戦となれば一丸となって戦わなければなりません。たとえ試合に出ていなくても、個性あるメンバーをまとめ上げるキャプテンの役割は重要なんです。
4連覇がかかった大会で相当プレッシャーもあったと思いますが、持ち前の優しい人間性で、最後までキャプテンらしく行動してくれました。


―― 日頃の練習ではどのようなことに注意して指導されていましたか?

インターハイに向けて意識したのはメンタル面の強化ですね。インターハイは他の大会に比べて勝ちたいという思いが強くなるものなので、独特の緊張感が生まれます。インターハイ経験のない1年生もいましたから、雰囲気に呑まれないよう特別に時間を設けて取り組みました。団体戦においては選手層の厚さに頼らず、自分が勝つのだという気持ちを持つように指導しました。


―― 一言で表現するなら、どのようなチームだと思われますか?

多くのメディアからも「チーム力」だと言っていただいていますが、指導者としては選手一人ひとりが思いやりを持ってメンバーに接することができるようになってほしい一心です。人任せにしたり、良くないことを見て見ぬフリをしたり、キツい言葉を言うような選手にはなってほしくありません。

多くのメンバーは中学からの仲間で、寮で共同生活を送っています。かけがえのない友人たちを大切にしてほしいからこそ、卓球を通して思いやりの精神を教えられればと指導しています。


―― 今後、優勝した経験をどのように生かしてほしいと思われますか?

インターハイ4連覇を目指して、選手たちはとにかく優勝しなければという思いでここまで走ってきました。しかし、インターハイが終わったからといって全てが終わりではありません。この経験を踏まえてまた次の新しい目標を見つけ、自分なりの挑戦を続けてほしいと思います。もちろんそれが卓球であればうれしいですが、他のどんなことであっても見守っていきたいですね。



試合に出た選手、出られなかった選手、そして毎年選手を見守り続けている監督、それぞれの思いが積み重なって成し遂げられた4連覇。愛工大名電高校卓球部は、今後もまだまだ数多くの大会を控えているそうです。インターハイという大舞台を終えた後も、着実に自分たちの目標に向かって歩みを進めていく選手たちに、エールを送りたいと思います。

【profile】愛知工業大学名電高等学校 卓球部
監督 今枝 一郎 先生
堀 千馬君(3年)、加山 裕君(3年)

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